ジム・ライフル

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ジム・ライフル
外国語表記 GM Rifle
登場作品
デザイナー カトキハジメ
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スペック
分類 モビルスーツ用ライフル
型式番号
  • HWF-GR・MR82-90mm[1]
  • HFW GMG MG82-90mm[2]
口径 90mm
使用弾薬 実体弾
マガジン ボックスマガジン
装弾数 30発
開発組織 HWF社
運用組織 地球連邦軍
ティターンズ
主な使用機体
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概要[編集 | ソースを編集]

HWF社が開発した90mm口径のMS用ライフル。各種弾体と用途の異なるバレル長の銃器として兼用可能なメインユニットを持つドッカブルタイプのMS用銃器(システム・ウェポン)として開発されたガンシステムのライフル仕様となっている。

MS用弾体はケースレスであるものの、ジャミング(装弾不良)を起こした時のためのコッキング及びイジェクト機構は残されている。機関部とボルトグループなどの中枢機構が高度にユニット/システム化されており、フレームやストック、マズル、マガジンなどを交換する事が可能。トリガーの後ろにマガジン排出用のボタンが設けられている。

ケースレス故に排莢機構が無いため、高速で飛び散る空薬莢などで市街地や群衆に余分な損害を与える事が無く、宇宙空間での銃撃戦などにおいても余分なモーメントが発生しないため使い勝手が良く、主に宇宙世紀0080年代初期に多用された。その後も0090年代末期に至るまで長らく使用され続けている。

登場作品[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
初登場作品。ジム・カスタムとジム・キャノンIIの主兵装として設定された。
ガンプラ「MG 1/100 ジムカスタム」取扱説明書
型式番号が設定された。
ガンプラ「MG 1/100 ジム改
カトキハジメ氏によりシステム・ウェポンとしての設定が設けられ、ブルパップ・マシンガンへの組み換えが可能なオリジナルギミックが用意された。後に発売された「MG 1/100 ジム改 (スタンダードカラー)」では『0083』で没案となったロング・ライフルが立体化され、そちらへの組み換えも可能になっている。
機動戦士ガンダムUC
運用開始からすでに10年以上の月日が経っているが、OVA版episode 4のネモなど、本兵装が未だに運用されているのが確認できる。
機動戦士ガンダム0083 REBELLION
オプション装備として銃剣、グレネード、ロング・ライフルが追加された。

派生モデルなど[編集 | ソースを編集]

90mmマシンガン (ブルパップ・マシンガン)
機関部はそのままにバレルとストックを換装したショートタイプ。全体の構造は『0080』に登場した出渕裕版デザインに準じているが、細部の形状は異なっている。
ロング・ライフル
機関部はそのままにバレルとストックを換装したロングバレルライフル仕様。連邦軍の統一規格である90mm口径の各種実体弾を使用可能で、宇宙空間での弾道を安定させるためにバレル長が延長されている。ボックスマガジンの装弾数は120発。月面や小惑星上でのアンプッシュ、狙撃任務などのためのバイポッドを装備し、より精密な射撃が可能となっている。
銃剣(ベイオネット)
『REBELLION』に登場したオプション装備。ビーム・ベイオネット発振器を銃身下部に装着する。これによりライフルを持った状態でも即座に白兵戦に持ち込むことができる。
グレネード
『REBELLION』に登場したオプション装備。グレネード・ランチャーを銃身下部に装着する。
ロング・ライフル
『REBELLION』に登場したオプション装備。ロングバレルとストック、スコープを銃身に装着する。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 形状を見るに実在の銃である「L85 (SA80)」がモデルと思われる。ロング・ライフルについても「SA80 A2 LSW」がそれに近い。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. ガンプラ「MG 1/100 ジムカスタム」取扱説明書
  2. マスターアーカイブ モビルスーツ RGM-79 ジム Vol.2」