ガッシャ

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
ガッシャ
外国語表記 Gatsha
登場作品
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 MS-13
頭頂高 15.1m
全高 17.5m
本体重量 89.7t
全備重量 116.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 1,076kW
スラスター総推力 42,900kg
装甲材質 超硬スチール合金
開発組織 ジオン公国軍
開発拠点 ペズン
所属 ジオン公国軍
主なパイロット ダル
テンプレートを表示

概要 [編集 | ソースを編集]

ペズン計画によって開発された突撃用試作型モビルスーツリック・ドム等と連携することを目的に開発された。

ズゴックの設計を汎用モビルスーツに導入した機体で、外観は頭部の存在しない水陸両用モビルスーツに似たものとなっているが、水中戦ではなく空間戦や月面などの低重力戦を想定した設計の機体となっている。そのため背部には2本の対地センサーが備わっている。

機体コンセプトはビグロ等のモビルアーマー的なもので、高機動で強襲し格闘戦を行うことを目的としている。突撃機であるため重装甲であり、武装も打撃力を重視した物となっている。冷却系に問題があったためメガ粒子砲などのビーム兵器は装備されていない。

汎用性の低さと他機種との互換性の低下、さらに重装甲により重量が増した上に推力も高いとは言えず、機体コンセプトが実現できていない。結果的にザクIIJ型程度の性能となったためか制式採用されていない。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

トミノメモ
機体名の初出。『機動戦士ガンダム』第41話にて「勇将」の異名を持つダルの搭乗機として登場が予定されており、隕石越しの山越えハンマーによる攻撃でホワイトベース隊を苦戦させるも、ガンダムに敗退するというシナリオだった。
MS-X
出典元。上記のトミノメモを基に機体設定やデザインが設定された。
機動戦士ガンダム 最期の赤い彗星
機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

4連装ミサイル・ポッド
両肩部に装備されているミサイル・ポッド。通常時は機体内部に収納されており、使用時に展開される。
コンバット・ネイル
両腕部に4本ずつ備わっているクロー。格闘用クローの他、簡易マニピュレータとしても機能する。
特殊ハンマー・ガン
山越えハンマーとも呼ばれる射出式のハンマー。腕部に固定装備される。ハンマーを放物線射出することで、障害物を越えて敵機の不意をつくことが可能だが、コントロールは難しい。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ズゴック
ベース機。
ビグロ
コンセプト元。ミサイルとクローを装備している点が共通している。
ドガッシャ
発展機と思われる機体。
ズサ
ネオ・ジオンで開発された本機の後継機にあたる機体。

リンク[編集 | ソースを編集]