「アーサー・トライン」の版間の差分

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== アーサー・トライン(Arthur Trine) ==
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{{登場人物概要
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
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| 外国語表記 = Arthur Trine
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*[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
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*登場作品:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
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*声優:高橋洋樹
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| タイトル  = プロフィール
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| 種族 = 人間 ([[コーディネイター]])
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*所属:[[ザフト軍]]
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*階級:黒服
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| 身長 = 172cm
*役職・称号など:[[ミネルバ]]副長
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| 体重 = 63kg
*主な搭乗艦:[[ミネルバ]]
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| 血液型 = B型
*キャラクターデザイン:平井久司
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| 髪色 = オリーブ
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| 瞳の色 = 茶色
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*[[ミネルバ]]
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*[[ミレニアム]]
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}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
  
ザフトの最新鋭艦「[[ミネルバ]]」の副長。やたらと驚くシーンや、頼りなさげな描写が目立つ。
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== 概要 ==
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[[ザフト軍|ザフト]]の最新鋭艦「[[ミネルバ]]」の副長。対人関係が苦手で思った事をすぐ口に出してしまう人物であり、すぐに驚き慌てるなどの頼りなさげなが目立つ。
  
[[シン・アスカ|シン]]たち赤服組や[[アスラン・ザラ|アスラン]]といったエリートが乗り込む新型艦ミネルバ……その副長が何故こんな人物なのか、かなり疑問である。
+
ミネルバのブリッジでは射撃管制や操舵へ間接的に指示を出す事が多い。ただ、軍人としての経験は浅く、やや理に走る傾向がある。立案した作戦も内容に乏しい事から艦長の[[タリア・グラディス]]に即断で却下される場面が多い<ref>これは、前作『[[機動戦士ガンダムSEED]]』では、情に流されやすく重要なときに冷徹な決断ができない艦長の[[マリュー・ラミアス]]と、有能なやり手だが厳しい副官[[ナタル・バジルール]]の関係の対比となっている。</ref>。
  
これは、前作[[機動戦士ガンダムSEED]]では、情に流されやすく重要なときに冷徹な決断ができない艦長の[[マリュー・ラミアス]]と、有能なやり手だが厳しい副官[[ナタル・バジルール]]の関係の対比となっている。幾度も衝突しながら成長したマリューと、甘いと思いながらも彼女を理解したナタルの信頼関係、そしてその後の信念のぶつかり合いなどは名場面に挙げられる。<br/>
+
何かとタリアの様子を気にかけたり、おだてられるすぐ調子に乗るなど、性格面でも軍人としても未成熟な面を見せるが、一方で人当たりがよく細かな気遣いができるなど意外な側面を持ち合わせている。
しかし、彼の場合は無能な副長でも、有能な艦長の[[タリア・グラディス]]が全部やってしまうので存在意義が見いだせず、結局彼自身の成長や、人間関係の深みが全く描写されなかった。そういう意味では非常に不遇なキャラクターである。
 
  
== 登場作品 ==
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==登場作品==
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;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
 
;[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
:
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:初登場作品。作中ではしっかり者であるタリアが終始リードする場面が殆どだったものの、なんだかんだで互いにバランスは取れており、最終的にはタリアからミネルバを託されるにまで至っている。
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;[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]
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:ザフトからコンパスへ出向し、ミネルバの後継艦である[[ミレニアム]]の副長を務め、[[アレクセイ・コノエ]]を補佐する。
  
== 人間関係 ==
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==人間関係==
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=== [[ザフト軍]] ===
 
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
:上司。
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:上官。部下として頼りないアーサーを叱責する場面も多いが、信頼している部分もあり[[第2次連合・プラント大戦]]終盤にはミネルバの指揮を託される。
 
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;[[アスラン・ザラ]]
== 名台詞 ==
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:ミネルバのMS部隊隊長。[[ガルナハン基地]]攻略作戦のブリーフィングで彼に作戦説明を任せる。小説版によれば、アスランに華を持たせる事で他のクルーとの軋轢を防ぐ狙いがあったという。
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=== [[コンパス]] ===
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;[[アレクセイ・コノエ]]
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:上官。
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;[[アルバート・ハインライン]]
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:ミレニアムの技術責任者。
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=== その他 ===
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;[[ウィリアム・グラディス]]
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:タリアの息子。タリア亡き後、紆余曲折を経て彼の後見人となる。
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==名台詞==
 
;「えええぇー!?」<br />「艦長ぉー!!」
 
;「えええぇー!?」<br />「艦長ぉー!!」
 
:ともにただ驚いているだけだが、アーサーを象徴している台詞である。この2つがアーサーの半分か、それ以上を形成していると言っても過言ではない。
 
:ともにただ驚いているだけだが、アーサーを象徴している台詞である。この2つがアーサーの半分か、それ以上を形成していると言っても過言ではない。
;<br>「でもやっぱいいよね。生きて、また会えるって。本当にさ、それが一番だよね。」</br>
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;「でもやっぱいいよね。生きて、また会えるって。本当にさ、それが一番だよね。いろいろあってもさ」<br>
:HDリマスターのドラマCDにて戦後プラントでアスランと再会し、軽く会話をした後の一言。元戦友とはいえ、自分の部下を人質に取って脱走、最終戦では自分たちの艦を鎮める要因になった相手にこの一言を言える彼のヒトの良さが伝わってくる。
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:HDリマスターのドラマCDにて戦後プラントでアスランと再会し、軽く会話をした後の一言。元戦友とはいえ、自分の部下を人質に取って脱走、最終戦では自分たちの艦を沈める要因になった相手にこの一言を言える彼のヒトの良さが伝わってくる。
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:これには負い目からか、アーサーに対して若干ぎこちない対応をしていたアスランも素直に感心した声色で反応を返している。
  
== 搭乗機体・関連機体 ==
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==搭乗機体・関連機体==
<!-- :[[機体名]]:説明 -->
 
<!-- キャラクターが大きく関わった(開発した、搭乗した)機体を記述してください。 -->
 
 
;[[ミネルバ]]
 
;[[ミネルバ]]
:
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:[[第2次連合・プラント大戦]]時に乗艦。
 
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;[[ミレニアム]]
== 商品情報 ==
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:[[コンパス]]に所属後に乗艦。ミネルバに引き続き副長を務める。
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<!-- ==商品情報== -->
 
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<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
  
== 話題まとめ ==
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==資料リンク==
<!-- *[[namazu:アーサー・トライン]] (全文検索結果) -->
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*[https://www.gundam-seed.net/destiny/character/detail.php?id=7 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 公式サイト アーサー・トライン]
 +
*[https://www.gundam-seed.net/freedom/character/chara29.php 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 公式サイト アーサー・トライン]
  
== 資料リンク ==
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==リンク==
<!-- *[[一覧:アーサー・トライン]] -->
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*[[登場人物]]
  
== リンク ==
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== 脚注 ==
*[[登場人物]]
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2024年2月14日 (水) 10:34時点における最新版

アーサー・トライン
外国語表記 Arthur Trine
登場作品
声優 高橋広樹
デザイナー 平井久司
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プロフィール
種族 人間 (コーディネイター)
性別
生年月日 C.E.1月4日
星座 山羊座
年齢 26歳 (DESTINY)
身長 172cm
体重 63kg
髪色 オリーブ
瞳の色 茶色
血液型 B型
職業 軍人 (ミネルバ副長)
所属
階級
  • 黒服 (ザフト所属時)
  • 少佐 (コンパス所属時)
  • 主な搭乗機
  • ミネルバ
  • ミレニアム
  • テンプレートを表示

    概要 [編集 | ソースを編集]

    ザフトの最新鋭艦「ミネルバ」の副長。対人関係が苦手で思った事をすぐ口に出してしまう人物であり、すぐに驚き慌てるなどの頼りなさげなが目立つ。

    ミネルバのブリッジでは射撃管制や操舵へ間接的に指示を出す事が多い。ただ、軍人としての経験は浅く、やや理に走る傾向がある。立案した作戦も内容に乏しい事から艦長のタリア・グラディスに即断で却下される場面が多い[1]

    何かとタリアの様子を気にかけたり、おだてられるすぐ調子に乗るなど、性格面でも軍人としても未成熟な面を見せるが、一方で人当たりがよく細かな気遣いができるなど意外な側面を持ち合わせている。

    登場作品[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダムSEED DESTINY
    初登場作品。作中ではしっかり者であるタリアが終始リードする場面が殆どだったものの、なんだかんだで互いにバランスは取れており、最終的にはタリアからミネルバを託されるにまで至っている。
    機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
    ザフトからコンパスへ出向し、ミネルバの後継艦であるミレニアムの副長を務め、アレクセイ・コノエを補佐する。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    ザフト軍[編集 | ソースを編集]

    タリア・グラディス
    上官。部下として頼りないアーサーを叱責する場面も多いが、信頼している部分もあり第2次連合・プラント大戦終盤にはミネルバの指揮を託される。
    アスラン・ザラ
    ミネルバのMS部隊隊長。ガルナハン基地攻略作戦のブリーフィングで彼に作戦説明を任せる。小説版によれば、アスランに華を持たせる事で他のクルーとの軋轢を防ぐ狙いがあったという。

    コンパス[編集 | ソースを編集]

    アレクセイ・コノエ
    上官。
    アルバート・ハインライン
    ミレニアムの技術責任者。

    その他 [編集 | ソースを編集]

    ウィリアム・グラディス
    タリアの息子。タリア亡き後、紆余曲折を経て彼の後見人となる。

    名台詞[編集 | ソースを編集]

    「えええぇー!?」
    「艦長ぉー!!」
    ともにただ驚いているだけだが、アーサーを象徴している台詞である。この2つがアーサーの半分か、それ以上を形成していると言っても過言ではない。
    「でもやっぱいいよね。生きて、また会えるって。本当にさ、それが一番だよね。いろいろあってもさ」
    HDリマスターのドラマCDにて戦後プラントでアスランと再会し、軽く会話をした後の一言。元戦友とはいえ、自分の部下を人質に取って脱走、最終戦では自分たちの艦を沈める要因になった相手にこの一言を言える彼のヒトの良さが伝わってくる。
    これには負い目からか、アーサーに対して若干ぎこちない対応をしていたアスランも素直に感心した声色で反応を返している。

    搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

    ミネルバ
    第2次連合・プラント大戦時に乗艦。
    ミレニアム
    コンパスに所属後に乗艦。ミネルバに引き続き副長を務める。

    資料リンク[編集 | ソースを編集]

    リンク[編集 | ソースを編集]

    脚注[編集 | ソースを編集]

    1. これは、前作『機動戦士ガンダムSEED』では、情に流されやすく重要なときに冷徹な決断ができない艦長のマリュー・ラミアスと、有能なやり手だが厳しい副官ナタル・バジルールの関係の対比となっている。