ザク量産試作型
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ザク量産試作型 | |
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外国語表記 | Zaku mass-productive trial type |
登場作品 | |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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別名 |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
型式番号 | ZGMF-X999A |
主動力 | 核エンジン |
装甲材質 | フェイズシフト装甲 |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 |
主なパイロット | コートニー・ヒエロニムス |
概要[編集 | ソースを編集]
第1次連合・プラント大戦末期にザフト軍が開発した試作型モビルスーツ。ZGMF-Xシリーズを開発した統合設計局が核エンジンを動力とする量産モデルの第1号として開発した機体であり、後のザクウォーリアのプロトタイプに当たる。型式番号をもじって「9ザク」や「ザク999(トリプルナイン)」とも呼ばれている。
ザクウォーリアとは基本構造はほぼ同一だが、頭部にはジン等と同様の鶏冠型センサーアレイが備わっており、センサーから繋がるようにモノアイレール中央にスリットが設けられている。また、肩部は両肩共にスパイクアーマーとなっており、ウィザードシステムもこの時点では対応していない。
核動力を前提とした機体のため、ニュートロンジャマーキャンセラーやフェイズシフト装甲も採用されていたが、大戦終結後、ユニウス条約の締結によってNジャマーキャンセラーの軍事利用が禁止された事で開発計画は中止を余儀なくされた。しかし、基本スペックが高い評価を受けていたこともあり動力をバッテリーに変更した上でニューミレニアムシリーズとして開発は再開され、その結果ザクウォーリア及びザクファントムの完成に繋がった。
本機は計47機が製造され、その全機がユニウス条約の施行と共に解体されたことになっているが、後に複数の目撃情報が確認されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV
- 出典元。『DESTINY MSV』の連載第1回に掲載。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- フェイズシフト装甲
- 一定の電圧を持つ電流を流す事で相転移反応を起こし、物理攻撃を無力化する特殊装甲。本機は核エンジンを搭載しているため稼働時間の問題を克服している。
- ニュートロンジャマーキャンセラー
- ニュートロンジャマーを無効化する装置。核動力搭載機には重要な装備でもあったが、ユニウス条約締結に伴い開発の中断を余儀なくされる要因となった。なお、本機に用いられたNジャマーキャンセラーのベースマテリアルはニュートロンスタンピーダーの開発に用いられた。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- DFX25高周波ブレードトマホーク
- バックパックにに2基装備されている実体斧。
- 大口径レールガン
- バックパック両脇に計2門装備されているレールガン。ザフトの設計陣が得意とする前方スイング方式を採用し、使用時には脇下を通して使用する。
- 対ビームシールド
- 3基のスパイクを持つ対ビームコーティングシールド。ザクウォーリアとほぼ同一の外見だが、この段階では腕部で保持される形式であった。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ザクウォーリア / グフイグナイテッド
- 本機を元に開発されたニューミレニアムシリーズの機体。
- ドムトルーパー (オリジナル仕様)
- 本機をベースに開発された機体だが、正式採用されなかった機体。
- ザクI (旧ザク)
- 「9(きゅう)ザク」「モノアイレール中央にスリット」「主力機のザクより1つ前のモデル」といった共通点が見られる。