「シーマ・ガラハウ」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
元[[ジオン軍]]海兵隊所属で、[[シーマ艦隊]]を率いる長。巡洋艦[[リリー・マルレーン]]の艦長でもあり、部下は海兵よりむしろ海賊に近い。作中の描写(たとえば言葉遣い)から、「実は男装の麗人だったのではないか?」と、一部のファンからささやかれている。
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元[[ジオン軍]]海兵隊所属で、通称『[[シーマ艦隊]]』を率いる。巡洋艦[[リリー・マルレーン]]の艦長でもあり、部下も海兵隊上がりが多いが、組織としては海賊に近い。大胆不敵で好戦的な人物。
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それぞれが戦う理由を持つ『STARDUST MEMORY』において「自己の利益」が行動理念となっており、自分たちの利益になるのであれば他人を利用しようと裏切りであろうとやってのける。
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これは『大義』や『政治』といった外的要因に依存する男たちに対するアンチテーゼとなっており、大義のために戦うジオン軍や[[アナベル・ガトー]]達の将兵をあざ笑う悪女的な描写をされている。
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しかし、元々は彼女たちは使命感をジオン軍上層部に利用され、切り捨てられた過去から追い詰められた結果であり、自分たちが生き残るためのもの。
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そのため隊の結束は非常に強い。
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作中ではジオン軍と連邦軍のあいだで立ち回り、両者を利用してノシ上がろうと画策したが、結果としてどちらからも切り捨てられるという結末を迎える。
  
かつては[[ブリティッシュ作戦]]にも参加しており、自分に与えられた兵器を毒ガスと知らずに使ってしまったため、コロニーの住人が苦しんで死に至る様をまざまざと見せつけられていた。その経験からか、サイド3本国に対しては嫌悪すら抱いている模様。
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作中の描写での猛々しく男勝りな姿から「実は男装の麗人だったのではないか?」と、一部のファンからささやかれている。
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…もちろんこれはネタの一種。普段は雄々しいながらも女性的な振る舞いをしているし、要人との会談では麗しいスーツ姿で現れている。見間違えようはずもない。
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なお、長身で黒髪を湛えた女傑という点が[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY]]に登場する[[ロンド・ミナ・サハク]]に取り込まれている(らしい)。
  
 
ジオン軍に居た頃から汚れ仕事ばかりやっていた。星の屑作戦の裏でも暗躍する。また、小説版では、死亡したという明確な記述が無いため、作戦後も生存した可能性がある。
 
ジオン軍に居た頃から汚れ仕事ばかりやっていた。星の屑作戦の裏でも暗躍する。また、小説版では、死亡したという明確な記述が無いため、作戦後も生存した可能性がある。
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かつては[[ブリティッシュ作戦]]にも参加しており、自分に与えられた兵器を毒ガスと知らずに使ってしまったため、コロニーの住人が苦しんで死に至る様をまざまざと見せつけられていた。その経験からか、サイド3本国に対しては嫌悪すら抱いている模様。
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CDドラマ『宇宙の蜉蝣』では現在でもトラウマになっており、悪夢にうなされることもしばしばあったようだ。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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2020年12月23日 (水) 13:28時点における版

シーマ・ガラハウ
外国語表記 Cima Garahau
登場作品
声優 真柴摩利
デザイナー 川元利浩
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プロフィール
種族 人間(スペースノイド
性別 女性
年齢 35歳(ただし設定画のみの記載)
没年月日 宇宙世紀0083年11月12日
出身 サイド3 3バンチ「マハル」
職業 海兵隊々長、リリー・マルレーン艦長、MSパイロット
所属組織 ジオン公国軍デラーズ・フリート
所属部隊 ジオン公国軍突撃機動軍、シーマ艦隊
階級 中佐
主な搭乗機
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概要 

ジオン軍海兵隊所属で、通称『シーマ艦隊』を率いる。巡洋艦リリー・マルレーンの艦長でもあり、部下も海兵隊上がりが多いが、組織としては海賊に近い。大胆不敵で好戦的な人物。 それぞれが戦う理由を持つ『STARDUST MEMORY』において「自己の利益」が行動理念となっており、自分たちの利益になるのであれば他人を利用しようと裏切りであろうとやってのける。 これは『大義』や『政治』といった外的要因に依存する男たちに対するアンチテーゼとなっており、大義のために戦うジオン軍やアナベル・ガトー達の将兵をあざ笑う悪女的な描写をされている。 しかし、元々は彼女たちは使命感をジオン軍上層部に利用され、切り捨てられた過去から追い詰められた結果であり、自分たちが生き残るためのもの。 そのため隊の結束は非常に強い。 作中ではジオン軍と連邦軍のあいだで立ち回り、両者を利用してノシ上がろうと画策したが、結果としてどちらからも切り捨てられるという結末を迎える。

作中の描写での猛々しく男勝りな姿から「実は男装の麗人だったのではないか?」と、一部のファンからささやかれている。 …もちろんこれはネタの一種。普段は雄々しいながらも女性的な振る舞いをしているし、要人との会談では麗しいスーツ姿で現れている。見間違えようはずもない。 なお、長身で黒髪を湛えた女傑という点が機動戦士ガンダムSEED ASTRAYに登場するロンド・ミナ・サハクに取り込まれている(らしい)。

ジオン軍に居た頃から汚れ仕事ばかりやっていた。星の屑作戦の裏でも暗躍する。また、小説版では、死亡したという明確な記述が無いため、作戦後も生存した可能性がある。 かつてはブリティッシュ作戦にも参加しており、自分に与えられた兵器を毒ガスと知らずに使ってしまったため、コロニーの住人が苦しんで死に至る様をまざまざと見せつけられていた。その経験からか、サイド3本国に対しては嫌悪すら抱いている模様。 CDドラマ『宇宙の蜉蝣』では現在でもトラウマになっており、悪夢にうなされることもしばしばあったようだ。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
第5話で初登場。デラーズ・フリートの一員として戦う一方で、海兵隊の面々と共に敵味方の裏側で暗躍する。
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY CDシネマ/宇宙の蜉蝣
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY ピクチャードラマ「宇宙の蜉蝣2」
機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ
機動戦士ガンダム0083 REBELLION

人間関係

シーマ艦隊 

デトローフ・コッセル
副官。荒くれ者揃いであった海兵隊の纏め役でもあり、彼をはじめとしてシーマに対する忠誠心は非常に大きかった。
クルト
部下。

デラーズ・フリート 

エギーユ・デラーズ
星の屑作戦のため、艦隊ごと招集する。しかし紛争終盤でシーマの裏切りに遭い、射殺される。
アナベル・ガトー
デラーズ・フリートの同士となった武人。しかしシーマや海兵隊を心から信頼しておらず、常に警戒の意志を崩さなかった。しかし戦争終盤でデラーズが拘束された折、「獅子身中の虫め」となじって攻撃した。

地球連邦軍 

グリーン・ワイアット
シーマと裏で取引していた連邦軍大将。本来なら会談が上手くまとまる筈であったが、アルビオンの介入で目論見は御破算に終わる。彼女曰く「いい男だった」とのこと。

ジオン公国軍 

キシリア・ザビ
海兵隊を組織した張本人。
アサクラ大佐
一年戦争当時の海兵隊総司令官。実はギレン派の技術将校で、海兵隊の酷い内情を嫌がっていた。また、ソーラ・レイを建造するために海兵隊の故郷であるコロニー「マハル」を接収した張本人で、戦後は全ての責任をシーマに押し付けてアクシズへの亡命すら拒否させた。

その他 

ケリィ・レズナー

名台詞

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 

少佐、これからは楽させてあげるよ。ガンダムでもしっかり磨いておくんだねぇ」
「あたしはこうして生きてきたんだ!サイド3でぬくぬくと暮らしてる連中の顎で使われてね!!!」
「フフフ…選り取り見取り…」
多数の敵を前に不敵に言い放つ。彼女の好戦的な性格を表すとともに「どれから手を付けても思うがまま」という圧倒的な戦闘力をも裏付ける。
「お前は一体、どっちの味方だ!?」

機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ 

「知らなかったんだ…毒ガスだなんて知らなかったんだよぉ!!!」
ゲーム『ギレンの野望』のオープニングより。目の前で起きた惨劇に、コクピット内部で号泣する。なお、この時に彼女のモビルスーツを見上げて罵倒しているのはシロー・アマダなので、毒ガス攻撃を行ったのは「アイランド・イフィッシュ」だと思われる。

搭乗機体・関連機体

ザクI
ブリティッシュ作戦の時に搭乗。
シーマ専用ゲルググM
主な搭乗機。
ガーベラ・テトラ
ゲルググMに代わる搭乗機。AE社との裏取引で入手する。
ガーベラ・テトラ (ロールアウト時)
リリー・マルレーン
主な座乗艦。

商品情報

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資料リンク 

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