ドムトルーパー (オリジナル仕様)
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ドムトルーパー (オリジナル仕様) | |
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外国語表記 | DOM TROOPER |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | オリジナル仕様モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | ZGMF-XX09T |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト軍 |
所属 | ザフト軍 |
概要[編集 | ソースを編集]
ザフト軍が新世代主力モビルスーツ選定プログラムの候補としてザク量産試作型をベースに開発した機体。クライン派によって運用されたドムトルーパーの本来の仕様である。
オリジナル仕様の本体はクライン派仕様と同じであるが、本機の主力ウィザードとして対MS近接戦闘に特化したEX-G1 ナイトウィザードが用意されている。ナイトウィザードにはギガランチャーとドリルランスが装備されており、ウィザード上部は武器庫として機能する。武器庫にはギガランチャーの弾倉やドリルランスの予備弾頭が収納可能で、使う武装によって変更される。装備されるシールドは従来の物と同じ実体式で、ドリルランスとの併用を想定した形状となっている。
本機はコンペティションから脱落したことで開発計画が途中凍結し、ターミナルによって開発データが盗み出され自陣営のために運用されることとなった。脱落した最大の理由はミラージュコロイドを応用した攻性フィールドがユニウス条約の施行で禁止され、本機の存在価値そのものが低下したためである。だがコンペティションの脱落自体がターミナル関係者の工作によるものだとする謀略説も根強くささやかれている。
ドムトルーパーの開発データはターミナルによって盗み出された際に、ザフトのデータベースから完全かつ徹底的に削除されている。開発セクションには試作された機体が2機現存しており、この機体をリバースエンジニアリングしてデータを再構築する提案もなされたが、実行には移されていない。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- G14X31Z スクリーミングニンバス
- 胸部左側に装備されている特殊機構。高エネルギー粒子を放散し、攻性の防御フィールドを展開する。この粒子はビームライフルなどのビームと同じ性質を持ち、触れる物質を破壊する。
- ウィザードシステム
- バックパックはザクシリーズと共通の接続基部を持ち、ウィザードの換装が可能。本機はナイトウィザードの装備を想定しているが、ザクウォーリアに採用されたウィザードはほぼ全て換装可能。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- MMI-GAU25A 20mmCIWS
- 両肩部に2門内蔵された近接防御火器。インパルスやセイバーと同型の武装。
- JP536X ギガランチャーDR1マルチプレックス
- ビームと実体弾の双方が使用可能なバズーカ砲。砲身上部が実体弾、下部がビームを発射するという連装式構造を持つ。ロケット砲弾はナイトウィザード内の弾倉から引き出されたベルトリンクにより供給され、毎分100発の高速連射が可能。砲身下部のビーム砲はデジネーター兼アンチセンサー用ダズラーとしても機能する。
- ドリルランス MA-SX628 フォーディオ
- 本機専用に開発された白兵戦用兵器。いわゆる奇想兵器に分類される武装で、超硬合金製のドリル状弾頭部は標的に貫入すると同時に、基部のロケットモーターの推力により高速回転し標的内部に侵入する。その後、弾頭はランスのグリップから切り離され、標的内部で爆発する。ナイトウィザード内の新たな弾頭部を装着することで繰り返し使用可能。
- 対ビームシールド
- 従来の物と同様に対ビーム微細トレッド処理が施されたシールド。ドリルランスとの併用を前提とした装備で、中央部の穴にドリルランスを差し入れることで攻防一体の状態で突撃できるようになっている。