ビーム・スマートガン
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ビーム・スマートガン（Beam Smart Gun）[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズに登場するモビルスーツ（MS）の携行火器であるビーム・ライフルの一種。中点が2つ入った「ビーム・スマート・ガン」とも表記される。
エネルギーCAP方式を採用した大出力のビーム・ライフルであり、使用時にはMSにムーバブルフレームを介して接続され、砲口にビーム偏向器が取り付けられている物が多い。大出力かつ大型サイズのメガ・バズーカ・ランチャーに比べると出力では劣るものの、携行武器であるこちらの方が小型で取り回しも良く、近～長距離の使用が可能な高級兵器となっている。
スマートガンとMSを接続するムーバブルフレームには、MSからエネルギーCAPへのエネルギー供給用の動力チューブや相互のセンサーのデータをやり取りするコネクターが内蔵されており、加えて銃身が機体本体にしっかりと固定されるため、ビーム偏向器と各種センサー・データと合わさる事で精密かつ安定した射撃が可能となっている。
大抵の物は広範囲の索敵を可能とするディスク・レドームとセットで装備される他、ΖプラスC1型など、機体によってはF.S.U. (フライト・サブ・ユニット)との一体式となっている物も存在する。
登場作品 [編集 | ソースを編集]
- ガンダム・センチネル
- 初出作品。主役機であるSガンダムを始めにα任務部隊とニューディサイズ双方の機体で運用されている。表記についてはこの時点で中点が1つの物と2つの物が混在している。
- 機動戦士Vガンダム
- ウッソ達が太陽発電衛星ハイランドで偶然発見した武器として登場。バレル部分が開放型であるなど従来の物とは形状が大幅に異なるものの、大柄の銃身、高出力、高い速射性と命中精度といった点は共通している。主にVダッシュガンダムが運用し、後にリガ・ミリティアの標準装備として量産された。
関連機種[編集 | ソースを編集]
- ハイパー・メガ・カノン (シータプラス用)
- シータプラスの主兵装である大出力ビーム砲。ディスク・レドームの搭載など、スマートガンの機構を一部採用している。
- メガ・ビーム・ライフル (V2アサルトガンダム用)
- V2アサルトガンダムの主兵装である高出力ビーム・ライフル。リガ・ミリティアが標準装備として量産したビーム・スマートガンの強化型であり、より強力な火力を有している。
- GNスマートガン
- 『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』に登場するストライカージンクスの主兵装。多彩な射撃モードとGNビームサーベルの発振機能を有する。
関連技術 [編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
余談 [編集 | ソースを編集]
- スマートガン自体の初出は映画「エイリアン2」に登場する架空の分隊支援火器（機関銃）であり、そちらでは銃身を腰部の可動式アームで懸架し、搭載されている自動追尾装置によって自動で目標への照準・発砲を行うという高性能兵器となっている。
- スマートガンは他にも現実世界において、非登録者以外では作動しない生体認証機能搭載の拳銃の名称として用いられている。誤発射事故や盗難銃の犯罪使用を抑制するべく米国において銃規制の一環として研究が進められているものの、様々な事情から導入が進展していないのが現状である。