ユウキ・タツヤ

提供: ガンダムWiki
2014年7月26日 (土) 03:48時点におけるStraight (トーク | 投稿記録)による版
ナビゲーションに移動 検索に移動

ユウキ・タツヤ(Yūki Tatsuya)

ガンダムビルドファイターズにおける主要人物の1人。
セイの通う私立聖鳳学園の生徒会長にして模型部の部長であり、ファイターとしても現役最強の高校生と称されて最強クラスの1人と言える人物。昨年の世界大会に使用した機体の色から『紅の彗星』と呼称されている。

ファイターとしての実力だけでなく、ビルダーとしての実力も高く、リアルタイプνガンダムやザクアメイジングのように戦車を初めとしたスケール違いの模型を流用してのガンプラ作りを好む。

その容姿と人当たりの良さから学校では人気があり、また他者に対しても常に的確な評価を出している(以前からセイのビルダーとしての技術を高く評価していた)。
普段は温和な性格だが、ガンプラバトルにおいては前髪を荒く掻き上げて目つきも鋭く変貌する。しかし高い技巧と把握能力を有していて、実力差のある相手を破壊せずに降参させる事も少なくない。

かつて二代目メイジン・カワグチの創設した養成機関「ガンプラ塾」の出身で、ビルダーとしての技巧やファイターとしての実力はそこで培ったものと思われる(同期には後に専属ビルダーとなるアラン・アダムスや先輩にして初代メイジンの理想を受け継ごうとしたジュリアン・マッケンジーなどがいる)

登場作品と役柄

ガンダムビルドファイターズ
主人公の一人。当初はセイやレイジと同じく日本第3ブロック予選に出場していたが、旧友のアランから「メイジンが倒れた」との話を受け、予選を辞退してPPSE社に赴いた。その後、私用と称してセイ、レイジと彼等の作ったビルドストライクガンダム フルパッケージと激戦を繰り広げて戻っていった(結果についてはレイジが「言い訳できないくらいに負けた」と言っていることから、彼が勝利したと思われる。しかしその代償に、ザクアメイジングも大破した模様)

以後は空位となっていた「メイジン」の名を引き継ぎ、三代目メイジン・カワグチとして世界大会の特別出場選手となる。

世界大会では新たな愛機として開発されたケンプファーアメイジングを駆り、準々決勝のレナート兄弟と彼等の投入したジムスナイパーK9との戦いに至るまで使い続け、レナート兄弟と当たるまでは圧倒的な実力を見せていた。
レナート兄弟とのバトルで追い詰められた事からPPSEが開発中の新型のガンプラを取り寄せて準決勝戦に臨むが、相手方のファイターは直前に変更となりガンプラ塾時代のかつての先輩であるジュリアン・マッケンジーと対決。アランと共に組み上げた新たな愛機、ガンダムアメイジングエクシアで勝利している。

三代目メイジン・カワグチ

セイ達との激闘を経たユウキ・タツヤがメイジンの名を襲名した姿。先代のメイジンの目指した勝利のみを追求するバトルではなく、初代メイジンの目指した楽しいガンプラの普及を目指す。

人間関係

イオリ・セイ
ライバル。当初からビルダーとしての実力に一目を置き、ガンプラバトルの楽しさを教えてくれたタケシの息子としてこだわりを見せていた。
レイジ
ライバル。初めての勝負こそ圧倒して彼に強烈な印象を残したが、以降はお互いに譲らないハイレベルな戦いを繰り広げる。
アラン・アダムス
ガンプラ塾の同期生。メイジンとなった後はセコンドについている。
イオリ・タケシ
ガンプラバトルの楽しさを教えてくれた恩人。世界大会の決勝戦を前に前夜祭にて再会する。
マシタ
PPSE社の会長。上司ではあるが、世界大会においてバトルに横やりを入れた事から彼の元に乗り込む場面も……
二代目メイジン・カワグチ
ガンプラ塾でガンプラバトルを教えていた。タツヤも感謝はしているがそれは反面教師としてである。
アイラ・ユルキアイネン
決勝の前夜祭でガンプラの制作を教えている。
コウサカ・チナ
学園の後輩。セイの試合を見に来た時にファイターとしての心構えを説いた。
ニルス・ニールセン
世界大会においてニルスに対してガンプラバトルが余り好きではないと言う事を指摘している。
レナート兄弟
二代目メイジンの事を知り、三代目となったタツヤの事を認めずに倒す事でメイジンに相応しくないと言う事を露わにしようとしていた。
ゴンダ・モンタ
学園の後輩。
ジュリアン・マッケンジー
ガンプラ塾の先輩で慕っていた。バトルにおいては塾生時代は一度も勝てなかった程の実力者。
サツキ・トオル
幼少期に出会った友人でガンプラやガンプラバトルを始めるきっかけとなった。
クラモチ・ヤナ
世話係のメイド。タツヤがガンプラが出来なかった中学生時代には彼がガンプラから離れないように教えを請う形でガンプラに関わらせていた。

名台詞

「少しばかり、勝負が早く着きすぎたようだ」
「これではせっかく集まってくれたギャラリーに申し訳が立たん…そうは思わないか?」
「いや! 私はそう思うッ!」
反語を全て言い切ってしまうという黒田節全開のシーン。生徒会長としての彼しか知らなかった者は全員度肝を抜かれることとなった。
「すまない。そしてありがとう」
「それは、バトルに乱入したことへの謝罪と、君達と戦える事への…感謝の言葉だ!」
性格が豹変しても、礼儀は忘れない。最強の高校生「紅の彗星」はただ強者であるというだけではないのだ。
「燃え上がれ! 燃え上がれ! ガンプラ!」
彼の通常の3倍の情熱と一体となったザクアメイジングビルドストライクガンダムに襲い掛かる。
明らかにファーストガンダムのOP「翔べ! ガンダム」の歌詞を一部変えた物である。
「その本気、私の本気で応えよう!」
レイジがラルさんから教わった「遊びであるが故の本気」には、同じく遊びゆえの本気で応えるのが礼儀というものである。
「人には運命というものがある。筋書きのないドラマがある。しかし…これは必然だッ!」
レナート兄弟ジムスナイパーK9に追い詰められた時の台詞。
勝負は時の運であり、そこにドラマが生まれる。諦めずに自機とK9を武器のあるところまで誘導した時点で、逆転勝利は必然だったのだ。
「これは戦争などではない! ガンプラバトルだ!」
兄弟に逆転勝ちする際の言葉。
ガンプラバトルに相応しい、相応しくないというのは存在しない。只バトルをする意思があれば自由に戦いを繰り広げることが出来る。
自分たちの「戦争」以外のスタイルに理解を示さなかった兄弟が敗れる事もまた必然だったのかもしれない。
「アラン! しばし私は『メイジン』を捨てる!」
「ユウキ・タツヤとして、あの人を超えるッ!」
「その先に、私の目指す『メイジン』がある!」
タツヤの目指すのは、皆がガンプラを純粋に楽しむこと。その為には肩肘張って『メイジン』を名乗り無双するだけでなく、彼自身がガンプラを楽しんでいる事をさらけ出すこともまた必要である。
「紅蓮を纏え! エクシア!」
「トランザム!」
前回大会で「紅の彗星」として出場した時とは違い、メイジンとして与えられた機体で戦うという使命が彼にはある。だがエクシアが紅蓮を纏い「紅の彗星」となった時、タツヤはその全てをかなぐり捨てて文字通り「ユウキ・タツヤとしてジュリアンを超える」のだ。 

搭乗機体・関連機体

νガンダムヴレイヴ
始めて制作したガンプラ。
リアルタイプνガンダムヴレイブ
νガンダムヴレイブの改修機。他のスケールの模型の技術が使われている。
ザクアメイジング
第6回の世界大会で使われたガンプラ。「紅の彗星」と呼ばれる所以。
ケンプファーアメイジング
PPSE社が制作したガンプラ。
ガンダムアメイジングエクシア
ケンプファーアメイジングに代わりPPSE社が用意したガンプラ。
ガンダムエクシアダークマター
フラナ機関がアメイジングエクシアを改造したガンプラ。