ユニオンブラスト

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
ユニオンブラスト
外国語表記 Union Blust
登場作品
デザイナー 福地仁
テンプレートを表示
スペック
分類 試作型可変モビルスーツ
型式番号 YMS-02
主動力 バッテリー
装甲材質 Eカーボン
開発組織 ベル・ファクトリー社
所属 ユニオン
主なパイロット スレッグ・スレーチャー
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ベル・ファクトリー社が開発したユニオンの試作型モビルスーツ

リアルドのバワーアップ・バージョンであり、出力や旋回性は上回っているものの、基本的な空戦重視の設計思想に変化はなく、同時期に競作されていたフラッグと比較した場合、基本コンセプトに大きな開きがあった。特にモビルアーマーとして飛行時の運用ではフラッグを越える性能を示していたものの、モビルスーツとしてスタンド・ポジションまで含めた際の性能では劣る結果となった。

総合性能での不利を認識していたベル・ファクトリーは伝説的なパイロットであったスレッグ・スレーチャー少佐をテストパイロットとして起用。だが、フラッグとの模擬戦の際に不利を悟ったスレーチャーが体当たりを敢行。変形機構を利用しMA形態からMS形態へ変形したフラッグによって主翼を切断され墜落。スレーチャーも帰らぬ人となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー「Road to 2307」
初登場作品。テストパイロットはスレッグ・スレーチャーグラハム・エーカーの搭乗するフラッグと模擬戦を行ったが、フラッグに体当たりをしようとして迎撃され、墜落。この一件でスレーチャーが死亡し、その後グラハムに「上官殺し」の汚名がついて回る事になった。
機動戦士ガンダム00N
福智仁氏によって新たにデザインが起こされた。飛行形態時の性能はフラッグを凌駕していたものの総合性能では劣るとされ、上記の模擬戦の結果もあって制式採用はされなかった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
飛行形態へ変形可能。ブラストは「次世代機」を担う開発であったにも関わらず、リアルドの強化バージョンに過ぎず、空戦性能に関してはフラッグを上回っていたが、マルチロール運用での平均点はフラッグより低かった。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

リニアライフル
本機の主兵装。飛行形態時には機首になる。形状はユニオンリアルドの物と異なり、後にオーバーフラッグに装備されるトライデントストライカーに近い。
機銃
胴体部に1門内蔵。口径は不明。主に対人兵器や牽制などに使用されると思われる。
ディフェンスロッド
腕部に装備される棒状の防御兵装。ロッドを回転させる事で実弾を弾く。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ユニオンリアルド
ベース機。
ユニオンフラッグ
次期主力候補の競合機。

リンク[編集 | ソースを編集]