「ワッパ」の版間の差分

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:初出作品。第14話のゲストメカとして登場した。第908機動偵察中隊の[[クワラン]]の発案による[[ガンダム]]への破壊工作作戦に用いられ、[[ギャル]]の[[ザクII]]と連携して森林地帯におびき出したガンダムに多数の爆弾を設置した後、離脱した。
 
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:第1話と第3話の端役として登場。第3話では、[[陸戦型ジム]]に、先述のクワランの作戦と同じ爆弾設置作戦を実行した。
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:第1話と第3話の端役として登場。ミリタリー風にリデザインされ、型式番号やスペックなど、より詳細な機体設定が設けられた。第3話では塹壕から這い出そうとした[[陸戦型ジム]]に対し、先述のクワランの作戦と同じ爆弾設置作戦を実行し、相手の頭部を破壊し無力化するなど一定の戦果を挙げている。<br/>なお、搭乗者の着用する[[ノーマルスーツ]]についても「CWU-2/G フライトスーツ」として新たに設定されている。
 
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=== 武装・必殺攻撃 ===
 
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;マズラMG74/S機関銃
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:シートからブームを介して前面に懸架された機関銃。
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:シートからブームを介して前面に懸架された機関銃。『1st』ではドラムマガジン式の機関銃だったが、『重力戦線』で「マズラMG74/S」としてリデザインされた際にサドルマガジン式へ変更されている。
 
;吸着時限爆薬
 
;吸着時限爆薬
:クワランらがガンダムに対して使用した吸着式のプラスチック爆弾。
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:吸着式のプラスチック爆弾。『1st』でクワランらがガンダムに対して使用した物は[[ルナ・チタニウム合金]]製のシールドを容易く破壊する威力を見せたが、30分経過しないと起爆しないタイプ(もしくは設定)であったため、機関銃で直接攻撃し爆破するという手段も取られた。『重力戦線』においては吸着後、数秒で起爆している。
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:ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション (『2』含む)』における武装。車体下、右側に設けられた機関砲で攻撃する。
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:同上。車体下、左側に設けられたミサイル・ランチャーで攻撃する。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
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;時間よ、とまれ
 
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:『1st』第14話より。モビルスーツを倒し手柄を上げて本国に戻ろうと画策するクワランは、ザクを囮にしたワッパによる奇襲作戦を立案。ザクを追って森林地帯に踏み込んだアムロのガンダムをクワランらのグループが誘導し、ソルら爆弾設置班の所へと誘き出した。生身の兵士を前にアムロが攻撃を躊躇っている間にもガンダムに複数の爆弾が仕掛けられ、クラワン達が逃げ去った後、アムロは爆弾処理に奔走させられる事になる。ワッパを降り、遠目からその様子を伺うクワラン達だったが、1人命懸けで除去作業をするアムロの姿に次第に感銘を受けていく。
  
 
== 関連機体 ==
 
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;[[ワッパ (V)]]
 
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:一年戦争後生産されたワッパの民生モデル。様々な派生機種が存在し、民間人の足として普及している。
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*現実世界においても、アメリカ陸海軍がかつて同様の兵器を開発しようとしており、パイアセッキ・エアクラフト製のPA-59HやZV-8P、クライスラー製のVZ-6等々、ワッパに似た構造の機体がいくつか存在しているが、大半が試作機止まりのまま終わっている。ヒラー社も上記の関連機体の項にあるスタンド式ワッパのような機体を開発している。
  
 
== 商品情報 ==
 
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*[http://www.gundam-hardgraph.net/special/review01.html U.C.HARD GRAPH:ザ・場面写:ワッパ]
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*[http://www.gundam-hardgraph.net/data/description01.html U.C.HARD GRAPH:設定解説:ジオン公国軍 機動偵察セット]
  
 
== リンク ==
 
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2022年6月23日 (木) 22:15時点における最新版

ワッパ
外国語表記 Wappa
登場作品 機動戦士ガンダム
デザイナー
  • 富野喜幸 (ラフデザイン)
  • 大河原邦男 (クリンナップ)
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スペック
俗称 似我蜂ワスプ (連邦鹵獲機)
分類 パーソナル・ホバー・バイク
生産形態 量産機
型式番号 PVN.4/3
全長 5.5m
全高 2.7m
全幅 2.1m
主動力 電動モーター×2
開発組織 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍
乗員人数 1人
主なパイロット
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概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍の開発した一人乗りパーソナル・ホバー・バイク。一年戦争中、主に偵察や連絡任務に広く使用された。

パワー・ソースは内燃機関ではなく、よりコントローラブルな電動モーターによるダイレクト駆動方式を採用。前後のファンそれぞれに接続された2基のモーター出力を個別に制御することで高い運動性を実現した。専用に開発されたモーターはサイズに比して非常に出力が高く、短時間であれば十数メートル程度まで上昇する事が可能。電源はパワーパック4基が機体底部にレイアウトされている。

ワッパはその操縦の殆どが自動化されており、未経験者でも数時間の訓練で乗りこなす事ができた。また、シンプルな構造の機体は改造が容易であり、様々な装備を施したバリエーションが存在している。

地球侵攻作戦で急激に占領地域が広がるにつれ、それを維持すべき兵員が不足した際、ワッパは少数のザクIIと共に機動偵察部隊を編成。少人数による効率的な哨戒が行われ、通常の偵察部隊ではカバーしきれなかった広大な哨戒範囲を、ワッパはその機動力で補った。

戦後、地球連邦軍は接収した機体を民間に放出。少なくない数のワッパが市場に回り、優れた操縦性と運動性、整備の簡便さで高い評価を獲得。やがてモータースポーツにも用いられるようになり、多くの愛好家を生んだ。こうした流れに着目した各企業は、同種の機体を開発・販売を開始し、瞬く間にホバー・バイク市場が形成されていった。以後、「ワッパ」の名称は決まった機種を意味するのではなく、ホバー・バイクの代名詞として扱われるようになる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム
初出作品。第14話のゲストメカとして登場した。第908機動偵察中隊のクワランの発案によるガンダムへの破壊工作作戦に用いられ、ギャルザクIIと連携して森林地帯におびき出したガンダムに多数の爆弾を設置した後、離脱した。
機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線
第1話と第3話の端役として登場。ミリタリー風にリデザインされ、型式番号やスペックなど、より詳細な機体設定が設けられた。第3話では塹壕から這い出そうとした陸戦型ジムに対し、先述のクワランの作戦と同じ爆弾設置作戦を実行し、相手の頭部を破壊し無力化するなど一定の戦果を挙げている。
なお、搭乗者の着用するノーマルスーツについても「CWU-2/G フライトスーツ」として新たに設定されている。
機動戦士ガンダムU.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬
機動戦士ガンダム0083 REBELLION
連邦軍の鹵獲改良機として「似我蜂 (ワスプ)」と呼称される機体が登場。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

マズラMG74/S 機関銃
シートからブームを介して前面に懸架された機関銃。『1st』ではドラムマガジン式の機関銃だったが、『重力戦線』で「マズラMG74/S」としてリデザインされた際にサドルマガジン式へ変更されている。
吸着時限爆薬
吸着式のプラスチック爆弾。『1st』でクワランらがガンダムに対して使用した物はルナ・チタニウム合金製のシールドを容易く破壊する威力を見せたが、30分経過しないと起爆しないタイプ(もしくは設定)であったため、機関銃で直接攻撃し爆破するという手段も取られた。『重力戦線』においては吸着後、数秒で起爆している。

その他 [編集 | ソースを編集]

チェーンガン
ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション (『2』含む)』における武装。車体下、右側に設けられた機関砲で攻撃する。
ミサイル・ランチャー
同上。車体下、左側に設けられたミサイル・ランチャーで攻撃する。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

時間よ、とまれ
『1st』第14話より。モビルスーツを倒し手柄を上げて本国に戻ろうと画策するクワランは、ザクを囮にしたワッパによる奇襲作戦を立案。ザクを追って森林地帯に踏み込んだアムロのガンダムをクワランらのグループが誘導し、ソルら爆弾設置班の所へと誘き出した。生身の兵士を前にアムロが攻撃を躊躇っている間にもガンダムに複数の爆弾が仕掛けられ、クラワン達が逃げ去った後、アムロは爆弾処理に奔走させられる事になる。ワッパを降り、遠目からその様子を伺うクワラン達だったが、1人命懸けで除去作業をするアムロの姿に次第に感銘を受けていく。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ワッパ (V)
一年戦争後に生産されたワッパの民生モデル。様々な派生機種が存在し、民間人の足として普及している。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 現実世界においても、アメリカ陸海軍がかつて同様の兵器を開発しようとしており、パイアセッキ・エアクラフト製のPA-59HやZV-8P、クライスラー製のVZ-6等々、ワッパに似た構造の機体がいくつか存在しているが、大半が試作機止まりのまま終わっている。ヒラー社も上記の関連機体の項にあるスタンド式ワッパのような機体を開発している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]