ヴァッフ
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ヴァッフ | |
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外国語表記 | Waff |
登場作品 | 機動戦士ガンダム THE ORIGIN |
デザイナー | 山根公利 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | YMS-03 |
頭頂高 | 17.34m |
全幅 | 8.8m |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | ジオン自治共和国 |
開発拠点 | エキストラ・バンチ (ダークコロニー) |
所属 | ジオン自治共和国 |
主なパイロット | マルク・カルデン |
概要[編集 | ソースを編集]
ジオン自治共和国が開発した試作型モビルスーツ。名称はドイツ語で「武器」や「武具」を意味する「Waffe」に由来する。
ドズル・ザビが進めていたモビルスーツの開発には莫大な予算と2年の期間が費やされていたが、状況は円滑を欠いていた。試作実験機であるモビルワーカー01式最後期型でも動力用融合炉の小型化を実現できておらず、そこを兵器開発の最高権限を持つギレン・ザビに指摘され、開発計画は中止の危機に直面する。その状況を打破したのがトレノフ・Y・ミノフスキー博士が提案した本機の存在である。
本機にはミノフスキー粒子を用いた技術が採用されており、動力用融合炉の小型化と流体パルスシステムを応用した駆動性能の向上を実現。ランドセルもメインスラスターと補助スラスターのみを搭載し、格段に小型化に成功。その結果、宇宙空間での自在な機動性を獲得し、宇宙戦闘用の艦船や誘導兵器を凌駕する機動兵器としての可能性を提示した。さらにモビルワーカー01式後期型から採用されている腕部アタッチメント交換機能も継承した。
事実上モビルスーツの始祖的な存在となった機体ではあるが、より実戦的な後継機の開発が行われたため、制式採用されずに試作機が少数生産されるに留まっている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN (OVA版)
- 初出作品。第3話にて登場した。原作漫画に設定として存在するMS-03に相当する機体ではあるが、デザインは大幅に変更されている。
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- 換装
- 腕部の装備を換装可能。アタッチメントを交換するより、マニピュレータで武装を選択した方が実戦的と評価されたため、後の機体には採用されなかった。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 試作型MS用バズーカ
- MS用の携行式ロケットランチャー。対艦攻撃に有効とされた。後部にマガジンを備えており、装弾数は3発。
- ヒート・ホーク
- MS用に開発された斧形の近接戦闘用武器。使用時にはブレード部を高熱化することで、装甲を溶断可能となる。非使用時には腰に装着でき、携行性に優れていたため後の機体にも採用されている。
- シールド
- 前腕部に装着される防御兵装。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ヴァッフ強行偵察型
- 偵察用に開発された試作機。
- モビルワーカー01式最後期型
- 本機以前のモビルスーツの試作実験機。
- ブグ (THE ORIGIN)
- 後継機。
- MS-03
- 宇宙世紀正史にて本機に相当する機体。原作漫画版『THE ORIGIN』にも同名の機体が設定として存在しており、本機はそれのOVA版デザインにあたる。
商品情報[編集 | ソースを編集]
ガンプラ[編集 | ソースを編集]