ガンダムアブルホール

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ガンダムアブルホール
外国語表記 GUNDAM ABULHOOL
登場作品 機動戦士ガンダム00P
デザイナー 柳瀬敬之
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スペック
分類 試験用可変モビルスーツ (第2世代ガンダム)
生産形態 実験機
型式番号 GNY-003
頭頂高 16.0m
本体重量 39.3t
主動力 GNドライヴ
装甲材質 Eカーボン
開発組織 ソレスタルビーイング
所属 ソレスタルビーイング
主なパイロット マレーネ・ブラディ
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概要[編集 | ソースを編集]

ソレスタルビーイングが開発した第2世代ガンダムの3号機。名称は「戦車」のタロットカードに描かれたスフィンクスのアラビア語エジプト方言が由来となっている。

アブルホールは空中戦に対応するために可変機構を搭載した機体となっている。これは汎用性に優れたガンダムでも、空中戦時のGN粒子による機体制御だけでは航空機に劣る部分があったためである。本機の可変機構は他の組織の可変モビルスーツとは異なり空中でも変形が可能となっているが、可変時の空中戦を重視したことと可変機構の技術が未成熟であることから、モビルスーツ形態の形状が人型からかけ離れたものとなっている。飛行形態時には高速飛行が可能となり、モビルスーツ形態では高速飛行ができなくなるがAMBACと空力制御が可能となる。

胴体部分にクラビカルアンテナを有する頭部があるがこの頭部はセンサーヘッドであり、本来の頭部は通常時機首部に格納されている。腕部が存在しない奇妙な格好だが、腰部に作業用アームが装備されているため限定的ではあるが武装を持つことも可能である。だが、戦闘用の物ではないため格闘戦には不向きである。固定武装はGNバルカンのみと貧弱だが、主翼下と機体後部に武装を追加することが可能。

本機のテストは地球の重力下で行われることから、推進機関はGNバーニアと水素プラズマジェットの2つを搭載し、状況に応じて任意で切り替えて飛行することが可能となっている。この機能と外見を合わせて本機が「ガンダム」であることを秘匿している。また、GNドライヴの形態が独自の物となっているが、これはドライヴ自体を推進器として使用しないためである。

本機の運用データは第3世代機であるガンダムキュリオスの開発にフィードバックされている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム00P
初出作品。ガンダムマイスターマレーネ・ブラディ
ユニオンAEU可変モビルスーツに対抗する為に開発され、可変機構のテスト等に運用されていた。
後にフェレシュテに配備され、TYPE-Fへと改装された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

変形
飛行形態に変形可能。
作業用アーム
腰部に2基装備されている簡易マニピュレーター。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

GNバルカン
機首部の頭部に2門内蔵されている小型ビーム砲。
GNビームサーベル
作業用アームに1基ずつ装備されている第2世代ガンダム共通のビームサーベル。アームで保持して使用することが可能だが、アームが貧弱なため格闘戦には不向きである。
GNミサイルポッド
主翼に装着される実弾兵器。
テールユニット
戦闘機形態時に機体後部に装着される追加装備。ミサイルや爆雷などを搭載している。使用後はパージされる。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダムアブルホールTYPE-F
フェレシュテが本機を運用するために改修した機体。
ガンダムアブルホールTYPE-Fブラック
イノベイター勢力がアブルホールTYP-Fを複製した機体。ブラックアブルホールとも呼ばれる。
フォン専用ガンダムアブルホールTYPE-F
フォンがブラックアブルホールを独自改修した機体。
0ガンダム
アブルホールを含む第2世代ガンダムの原型機。
ガンダムキュリオス
後継機。
ガンダムアブルホールプラス
ガンダムビルドファイターズトライ』に登場するアブルホールベースのガンプラ。キュリオスのGNビームサブマシンガンを追加して火力を強化している。

リンク[編集 | ソースを編集]