スペース・ボート

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スペース・ボート
外国語表記 Space Boat
登場作品 機動戦士ガンダムF91
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スペック
分類 救命艇
全長 15.5m
所属 民間
主なパイロット ドワイト・カムリ
サム・エルグ
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概要[編集 | ソースを編集]

スペースコロニーが緊急時に備えて用意している小型の宇宙艇。本項では『機動戦士ガンダムF91』に登場したタイプについて解説する。

筒状のシンプルな構造の船体が特徴であり、普段はコロニー外壁の「桟橋」と呼ばれる発着場に備えられている。無数に繋留されているため、船体には識別用に船番号が記されている。コックピットは船体正面のハッチ上に設けられており、操縦には2名の人員が必要となる。航行は船尾に備えられている大型スラスター1基と小型の補助バーニア4基で行われる他、姿勢制御には船体各所に設けられている4基1組のバーニアが用いられる。

乗降用のハッチは船体正面のハッチと繋留時にコロニーの天井に連結される船体上部のハッチの2ヶ所であり、正面側にはエアロックが設けられている。上部側についてはエアロックが設けられておらず、乗り込む際にはコロニーの天井からハッチを開けて直接船内キャビンへと入り込む。いずれも開閉の際はハッチの内外にあるハンドルを用いるが、ある程度の腕力を必要とする。

船内スペースの大半がキャビンに割かれており、多くの人間を収容する事が可能。ただし、本機はあくまで救命艇であるため、コロニー間程度の距離を行き来できるだけの航行能力(コロニー内の低重力部を飛行する事も可能)に加え、通信能力やレーダーなどの設備は最低限度に留まっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムF91
初出作品。序盤でシーブックら子供達がフロンティアIVから脱出する際、24桟橋に繋留されていた船番号「26」の本機を用いた。その後、逃げ込んだフロンティアIスペース・アークに収容され、以後、行動を共にする。終盤ではスペース・アークと共にフロンティアIから脱出し、道中で艦と協力して漂流中のセシリーを捜索した。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

機能[編集 | ソースを編集]

マジックハンド
船体の左右に1基ずつ設けられている細長い折り畳み式マジックハンド。先端には2本爪の簡易マニピュレーターが設けられており、主に船外作業や船体を固定する際に用いられる。また、人を掴む事も可能。『F91』作中では他にもフロンティアIから脱出しへと向かう際に即席の白旗を掲げながら航行している。

船内設備 [編集 | ソースを編集]

コックピット
船体正面、ハッチの上部に設けられているコックピット。操縦は2名の人員で行われ、U字型の操縦桿と足元のペダルで船をコントロールする。
キャビン
船内スペースの大半を占めているキャビン。左右に6席ずつシートを配しており、上部ハッチからの乗降には折り畳み式のハシゴを用いる。船尾側にはノーマルスーツが収められた収容スペースが設けられている。

搭乗員[編集 | ソースを編集]

ドワイト・カムリ / サム・エルグ
フロンティアIVのハイスクールの学生達。操縦を務めた。
シーブック・アノー / ジョージ・アズマ / ドロシー・ムーア
フロンティアIVのハイスクールの学生達。
リィズ・アノー / ベルトー・ロドリゲス / ミゲン・マウジン / リア・マリーバ / コチュン・ハイン
シーブック達と共に避難してきた子供達。
モニカ・アノー
シーブック達の母親。フロンティアIから脱出する際に乗船。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]