テオドロ・ウルバーニ

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テオドロ・ウルバーニ
登場作品 ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに (漫画版)
デザイナー みずきたつ
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プロフィール
種族 人間
性別
職業 軍人 (技術士官)
所属 地球連邦軍コンペイトウ技研
階級 技術大尉
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概要[編集 | ソースを編集]

コンペイトウ技研でTR計画でBL-85X計画の開発主任を務める地球連邦軍技術大尉。技術者らしからぬ飄々とした態度の人物で、自らが開発したバイザックTR-2[ビグウィグ]を「自慢の息子」と称する。一方で、答えの出ないことを考えるのは時間の無駄として好まない性分の持ち主で、試験の際に装備が損壊した際には仕方なかったと割り切っている。

宇宙世紀0085年8月、ビグウィグのロングレンジ・ビーム・キャノンのテストを視察するためにアスワンへ乗艦するが、テスト中の事故によりビグウィグの電気系統にトラブルが発生。テストパイロットのカール・マツバラがキャノンユニットを切り離した直後にセーフティが作動し事なきを得たが、ビグウィグは工廠送りとなった。テスト終了後、ウルバーニはカールに「ビグウィグは更に立派になって帰って来る」と語り、アスワンを去った。

その後、グリプス戦役の終盤にガンダムTR-6のビグウィグキャノンII調整のために再びアスワンへ赴き、カールと再会。彼の手掛けた自慢の息子はカールの乗るガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]に装備され、実戦投入されることになった。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに(漫画版)
初登場作品。漫画版のオリジナルエピソード「ふさわしき者たち」より登場し、先んじて搬入されたビグウィグの試験を視察するべくアスワンを訪れた。想定通りの成果を求める理想主義者としての一面が強い技術者の中で現実的な視点の持ち主で、テスト中のトラブルでビグウィグが損壊した際にはそれが運命だったとカールに語り、彼との距離を縮めた。その後Episode43でカールと再会し、「ガンダムのパイロット」にエリアルド・ハンターが選ばれ、またティターンズの主義を信じられなくなっている彼の胸中を見抜いた上で助言を送り、「仲間のために命をかける」という彼の戦う意味を思い出させた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

カール・マツバラ
バイザックTR-2[ビグウィグ]のテストパイロット。馴れ馴れしい態度と技術者としての視点から彼に接したため、快い印象を抱かれず握手を求めた際には拒否された。その後、自分の考えをカールに語ったことで彼の理解を得てアスワンを去った。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「君がカール・マツバラ中尉か」
「BL-85X計画の開発主任 テオドロ・ウルバーニだ」
カール「はあ」
「君はホント幸運なパイロットだ」
カール「――は?」
「ビグウィグのパイロットに選ばれてさ」
「軍の最先端兵器に触れられてテストパイロット冥利に尽きるだろう?」
Episode16でカールと初めて対面して。自身の開発した兵器に絶対の自信があることがうかがえるが、しかし新兵器のテストには危険がつきものであり、それを理解しているカールからの反応は冷ややかだった。
「早く退避しろ! 機体を切り離してもメガ粒子の発生が止まるわけじゃない!」
同話。電装系のトラブルによってエネルギーCAPのコンデンサ内の圧力上昇が止まらず、誘爆を予知してビグウィグのビーム・キャノンをパージしたカールとオードリーにその場から退避するよう促す。人命を蔑ろにしない人道的な一面をうかがわせる。この直後、キャノンのセーフティが働き事なきを得たが、その成果は他の技術者にとって納得の行くものではなかった。
「そういうのは好みじゃない 面白くないし時間のムダだ」
「君を道連れにしたって良い成果を残せるわけでもないしね だからビグウィグはあれで良かったんだ」
Episode17。試験終了後自室で始末書を書くカールの前に現れ、文句を言いに来たのかと聞かれ。仮に試験で装備をパージせずにビグウィグが暴発していたとしてもそれがプラスに働くとは限らないと完全に割り切っており、その一言がカールの心を氷解させる切っ掛けとなる。

迷台詞[編集 | ソースを編集]

「君に会いたかったんだよカール♡ テオって呼んで」
Episode43より。再登場直後カールに対して早速馴れ馴れしく接する。最前線で戦い続けたカールの緊張を解きほぐすためであろうが、態度が態度なだけにカールからは引かれてしまっている。

関連機体[編集 | ソースを編集]

バイザックTR-2[ビグウィグ]
ロングレンジ・ビーム・キャノンの開発主任として開発に携わる。テスト中の事故により破壊され、工廠送りとなったことについては「それが運命だった」と割り切り、その際に得られたデータを次に活かすと語っていた。
ガンダムTR-6[インレ]
ロングレンジ・ビーム・キャノンの発展型であるビグウィグキャノンIIを装備するTR計画の最終到達点。当然ながら同装備の開発に携わっており、この調整のために最前線で戦うアスワンへ赴いている。

リンク[編集 | ソースを編集]