ニック・オービル

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
ニック・オービル
外国語表記 Nick Aubil
登場作品 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
声優 塩屋翼
デザイナー 川元利浩
テンプレートを表示
プロフィール
コードネーム ブラウエンジェル
種族 人間 (スペースノイド)
性別
出身 ジオン公国
職業 整備技師 / スパイ
所属
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

アナハイム・エレクトロニクス社の整備技師。ガンダム試作1号機およびガンダム試作2号機の専属整備技師として地球連邦宇宙軍・第三地球軌道艦隊所属索敵攻撃部隊アルビオンに出向していた。

その正体はデラーズ・フリートがアナハイム社に送り込んだスパイであり、暗号名は「ブラウエンジェル」(意味は「嘆きの天使」)。アナベル・ガトートリントン基地潜入に協力し、試作2号機の強奪を成功させた。 アルビオンが発進した後も諜報活動を続けていたが、艦内通路でトイレに急いでいたチャック・キースとぶつかった際にばらまいた機密資料のうち、拾い忘れた1枚をサウス・バニングが手にしたことで正体が発覚。発覚後はエイパー・シナプスの策によってキンバライド基地の場所を探るためにわざと見逃され、コア・ファイターIIで脱出する。

その後、基地と接触するべく通信を試みるが、基地司令のノイエン・ビッターはシナプスの意図を察知し通信を無視。更に飛行経路による位置予測を阻止するため、味方のザクによって撃墜された。直前にベイルアウトしパラシュートで脱出には成功するものの、荒野のド真ん中に放り出された。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
初登場作品。第1話から登場しガトーの基地潜入の下準備を手伝った。その後第4話でスパイである事がバレてしまい、脱出後に味方に撃墜された挙句、助けられもしないまま退場という末路を迎えた。
機動戦士ガンダム0083 REBELLION
アリス・ミラーが彼をデラーズ・フリートのスパイであることを察知し、拷問されてキンバライド基地への情報などを漏らした。その後はアルビオンから下船する前にメガ粒子砲に破壊工作を行ったが、ジオン残党の取引相手であるダイヤモンド密輸者に護送車を襲撃され射殺された。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE
イベント「星屑たちに花束をI」で登場。ジオン公国出身であることが明確にされ、ルセット・オデビーらと共にエンゲージゼロの開発に携わっていた。追加ブースター・ポッドの開発に対してはなんとかすると発言していた。その後「星屑たちに花束をII」でデラーズ・フリートが決起した際には彼がスパイであった事がペッシェ達にも知れ渡り、彼女達に衝撃を与えた。

人間関係[編集 | ソースを編集]

デラーズ・フリート[編集 | ソースを編集]

アナベル・ガトー
「ソロモンの悪夢」こと元ジオン軍のエース。彼に連邦軍兵士の制服を渡し、トリントン基地潜入を支援した。ただ、少佐相手に大尉用の物しか用意できなかったため、不満を漏らされた。

アナハイム・エレクトロニクス社[編集 | ソースを編集]

ルセット・オデビー
共にガンダム開発試験0番機 (エンゲージゼロ)の開発に携わっていた。
ペッシェ・モンターニュ
元ジオン軍所属でアナハイムに拾われたパイロット。エンゲージ・ゼロのパイロットを務める。

名台詞[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY [編集 | ソースを編集]

「待てぇぇぇ!!俺はどうなるんだぁぁぁ!?うおっ!」
第4話より、本編最後の台詞。撃墜寸前にベイルアウトしたオービルだったが、味方機はオービルに脇目も振らずに後退を開始。近くに走ってきた味方機から慌てて飛びのいた。その後どうなったかは不明だが、荒野に1人取り残された上にその後味方機が全滅、基地が投降したとなると飢え死にした可能性が考えられなくもない…。

機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE [編集 | ソースを編集]

オービル「平和の象徴、か……」
ルセット「なによ、何か言いたそうね」
オービル「い、いや…別にケンカを売りたいわけじゃないんだ ただ、俺たちはアナハイムが拾ってくれたからいいけど… このフォン・ブラウンの街にだって、再就職もできない元ジオン兵はたくさんいる そういう連中のことを考えると、ちょっとな……」
『U.C. ENGAGE』イベント「星屑たちに花束をI」より。このころの彼は元ジオン兵の現状に心を痛めていた。
「そうだな…ペッシェの言うとおりだ 俺たちが使える人間だってわかれば、ほかの連中も認められる あいつらのためにも、俺たちが頑張らなくちゃな……」
その後、ペッシェの発言に同調して。このころは真面目に他の元ジオンの人間のためにも頑張っているようにも見えるが、その後のジオン残党のテロリストとの戦いに何か思うところがあったのだろうか。

搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]

ガンダム試作1号機 / ガンダム試作2号機
表向きこれらの機体の専属整備技師として活動していた。
コア・ファイターII
スパイであることがバレた際、脱出するために搭乗。
ガンダム開発試験0番機 (エンゲージゼロ)
GP01とGP02A以前に関わっていた機体。

リンク[編集 | ソースを編集]