エビル・S
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エビル・S | |
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外国語表記 | EBIRU-S |
登場作品 | 機動戦士ガンダムF91 |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 偵察用量産型モビルスーツ |
型式番号 | XM-03 |
頭頂高 | 13.2m |
本体重量 | 6.8t |
全備重量 | 16.7t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,090kw |
スラスター推力 |
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スラスター総推力 | 67,860kg |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
開発組織 | ブッホ・エアロダイナミックス社 |
所属 | クロスボーン・バンガード |
主なパイロット | クロスボーン・バンガード一般兵 |
概要 [編集 | ソースを編集]
クロスボーン・バンガードが制式化したモビルスーツの内、初の偵察型MSにあたる機体。デッサ・タイプを原型としつつ、デナン・ゾンよりも更なる小型化を実現し、高度な情報収集・分析能力を備える。
偵察型MSという仕様上、エビル・Sは戦闘を重視した機体ではないが、威力偵察、遭遇戦、敵機のデータ収集、低強度状況での戦闘などに対応する為、多数の武装を備えている。この結果、強行偵察時の支援機が不要な自己完結性を獲得したが、電子機器への影響を回避する目的でビーム・シールドは採用されておらず、防御装備は装甲板式のシールドを装備する。
コスモ・バビロニア建国戦争ではフロンティアIV侵攻における斥候として活躍し、情報収集は当然の事、コロニー港湾部の早期制圧や橋頭堡の確保で実績を残した。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムF91
- 初登場作品。フロンティアIVに侵入した際、司令室や停泊中のサラミス改級のブリッジを破壊している。作中には他にも黒の部隊専用機が登場した。
- 機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91
- ダーク・タイガー隊所属の赤基調機体の設定画が存在する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊装備 [編集 | ソースを編集]
- 偵察ポッド
- エビル・Sから分離して情報を収集する自走式偵察子機。3基のセンサー、推進器、アンテナを備え、普段は右肩のラッチに固定される。入手した情報は母機のエビル・Sのみならず、隊長機のダギ・イルスや僚機とも共有・分析される。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 4連ショット・クロー
- 左手相当部に搭載したロケット射出式のクロー。クロー単体または基部ごと射出可能。基部にはヘビー・マシンガンを4基備える。
- ヘビー・マシンガン
- ショットクローの基部に4門装備された機関砲。クロー射出後も使用が可能。
- 3連グレネード・ラック
- 左肩に備えられた擲弾投射器。装填されているグレネードはデナン・ゲーと同型の物を使用する。
- ビーム・サーベル
- ビーム刃展開式の近接格闘兵装。装備箇所は一般的なC.V.製MSと同じくリアスカート裏とされる。
- ショット・ランサー
- 左前腕部に外装する槍型の近接格闘兵装。他のC.V.製MSと同じく穂先を分割射出が可能とされる。
- ビーム・スプレーガン
- エビル・Sが装備する小型ビーム射撃兵器。短射程で威力も高くは無いが、エビル・Sでは唯一の手持ち式ビーム火器となる。
- シールド
- 右腕に装備された実体型シールド。ビーム・シールドは偵察活動に必須となる電子機器に悪影響を与える為、旧来の装甲式シールドを採用した経緯がある。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ダギ・イルス
- 偵察部隊用指揮官機。当機を指揮する立場にある機体。
- デナン・ゾン
- 原型機。
- クロスボーン・ガンダム (X13など)
- 本機の偵察用ポッドから着想を得た小型偵察ポッド「ビリー」が実験兵器として実装されている。