ユーラシア連邦
ユーラシア連邦 [編集 | ソースを編集]
ロシア、ヨーロッパ諸国(EU)、西アジア、黒竜江省、北海道を領有する連邦国家。首都はブリュッセル(後にモスクワへ遷都)。大西洋連邦及び東アジア共和国と共にプラント建造の為に資金提供を行ったプラント理事国の一つ。他の理事国と同じく地球連合軍内では中心的な発言権を持つが、連合内では大西洋連邦に従属する立場にあり、それに不満を持つ者も多い。
第1次連合・プラント大戦ではユーラシア所属の宇宙要塞アルテミスがザフト軍によって陥落させられ、更にアラスカ基地の守備部隊として配備された戦力がサイクロプスによる自爆戦術を行う為の囮とされる。特に後者に対しては公式に不快感を表明した結果、大西洋連邦との間に溝が生まれ、大戦末期には対ザフト戦以降の発言力を維持し続ける為にハイペリオンの開発を行うものの、大西洋連邦がニュートロンジャマーキャンセラーを入手した事に伴う政治情勢の変化から同機の開発は凍結し、大西洋連邦からダガーシリーズの供与を受ける事になる。
第1次連合・プラント大戦後は旧EU、黒海沿岸を中心とした西側と東欧・ロシアを中心とした東側で世論が分裂。大西洋連邦に従属する政府に対する国民の反発が強まった事で内戦や独立運動が頻発し、勢力は衰退。西側勢力の中には第2次連合・プラント大戦時にザフトの救援を受ける形で同軍の駐屯を許可した都市もあり、それら都市はロゴスの攻撃目標とされた。
独立運動はその後ファウンデーション王国がユーラシアから事実上の独立を勝ち取った事をきっかけに活発化。その後のブルーコスモス掃討作戦の最中にファウンデーションの自作自演によって自軍が保有していた核ミサイルを利用される。その後、「核を使用したユーラシアへの報復」という名目でレクイエムが首都モスクワに放たれ、更にその勢力を弱体化させる事になる。