「マンダラガンダム」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
第13回[[ガンダムファイト]][[ネオネパール]]代表[[モビルファイター]]。釣鐘をモチーフとした機体で、脚部の無いユニークな形状の機体である。
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第13回[[ガンダムファイト]]における[[ネオネパール]]代表[[モビルファイター]]。釣鐘をモチーフとした機体で、釣鐘状の下半身に数珠状の上半身というユニークな形状の機体である。
  
 
腕部と腰部は数珠状の構造となっておりフレキシブルな動きが可能。それにより錫杖を生き物のごとく操り、敵を仕留める戦闘スタイルとなっている。また胸部と腰部は下半身の釣鐘状の部分に収納することが可能で、防御モードとなる。脚部はないため大出力スラスターにより宙を滑るように移動する。武装は仕込み錫杖のみだが、それによるキラル殺法は脅威である。
 
腕部と腰部は数珠状の構造となっておりフレキシブルな動きが可能。それにより錫杖を生き物のごとく操り、敵を仕留める戦闘スタイルとなっている。また胸部と腰部は下半身の釣鐘状の部分に収納することが可能で、防御モードとなる。脚部はないため大出力スラスターにより宙を滑るように移動する。武装は仕込み錫杖のみだが、それによるキラル殺法は脅威である。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
 
;[[機動武闘伝Gガンダム]]
:第28話で初登場。[[ガンダムファイター]]は[[キラル・メキレル]]。ファイト前に受けた仕込み錫杖を警戒して間合いを縮められないゴッドガンダムに容赦ない攻撃を与えるも、明鏡止水の心情を思い出したドモンによって仕込み錫杖を打破されたため、互いに刀を手にして真剣勝負に移行。一瞬の交差の後、機体をバラバラにされ敗北した。ファイトの後、キラルはガンダムファイトから身を引くものの、第48話で地球の危機を救うべく、[[ガンダム連合]]の一員として再登場。最終回まで[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]達と共に戦い抜いた。
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:初登場作品。[[ガンダムファイター]]は[[キラル・メキレル]]。第25話で初登場し、第28話で[[ゴッドガンダム]]と対決した。ファイト前に受けた仕込み錫杖を警戒して間合いを縮められないゴッドガンダムに容赦ない攻撃を与えるも、明鏡止水の心情を思い出したドモンによって仕込み錫杖を打破されたため、互いに刀を手にして真剣勝負に移行。一瞬の交差の後、機体をバラバラにされ敗北した。ファイトの後、キラルはガンダムファイトから身を引くものの、第48話で地球の危機を救うべく、[[ガンダム連合]]の一員として再登場。最終回まで[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]達と共に戦い抜いた。<br/>見た目こそ奇抜な機体ではあるが、作中でキラルと共に見せる迫真の殺陣は奇抜さを微塵とも感じさせないほどカッコいいもの。作中で特に演出に熱が込められている機体の1つと言える。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:ノーマルモード及び防御モードに変形可能。
 
:ノーマルモード及び防御モードに変形可能。
 
;自爆装置
 
;自爆装置
:[[ネオネパール]]の管領が[[キラル・メキレル|キラル]]の[[ガンダムファイター]]暗殺を隠すために搭載していた装置。ゴッドガンダムに敗れた際に管領らによって使用されそうになるも、[[シュバルツ・ブルーダー]]によって未然に阻止された。
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:[[ネオネパール]]の管領がキラルの[[ガンダムファイター]]暗殺の件を隠蔽するために搭載していた装置。ゴッドガンダムに敗れた際に管領らによって自爆スイッチを押されそうになるも、[[シュバルツ・ブルーダー]]によって未然に阻止された。
  
 
=== 武装 ===
 
=== 武装 ===
 
;仕込み錫杖
 
;仕込み錫杖
:本機の主武装である錫杖状の武装。そのままリーチの長い打撃武器として使用できる他、接近された際には仕込まれているビームサーベルを使用することで隙のない攻撃が可能。
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:本機の主武装である錫杖状の武装。そのままリーチの長い打撃武器として使用できる他、懐に飛び込まれた際には仕込まれている[[ビームサーベル]]を使用することで隙のない攻撃が可能。
  
 
=== 必殺技 ===
 
=== 必殺技 ===
 
;炎獄烈風 (えんごくれっぷう)
 
;炎獄烈風 (えんごくれっぷう)
:仕込み錫杖の遊環から炎を発生させ、連続回転させて相手にぶつける技。
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:仕込み錫杖を掌で高速回転させながら錫杖の先の遊環から炎を発生。その炎の輪を相手にぶつける技。
 
;キラル殺法・地獄曼陀羅 (じごくまんだら)
 
;キラル殺法・地獄曼陀羅 (じごくまんだら)
:仕込み錫杖から発生させた炎で相手を焼き尽くす技。
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:仕込み錫杖から発生させた炎で相手を包み込み焼き尽くす技。
  
 
=== 合体技 ===
 
=== 合体技 ===
 
;キラル殺法・曼陀羅円陣・極楽往生 (まんだらえんじん・ごくらくおうじょう)
 
;キラル殺法・曼陀羅円陣・極楽往生 (まんだらえんじん・ごくらくおうじょう)
:本機を中心に12機のガンダムで曼荼羅を形成し、そこからエネルギーを纏ったガンダムたちが飛び出し敵を貫く合体技。貫いた後、キラルの「南無阿弥陀仏!」の一声と共に敵は爆散する。[[ノーベルガンダム]]や[[マーメイドガンダム]]、[[マタドールガンダム]]、[[ガンダムゼブラ]]、[[ネーデルガンダム]]といったガンダム達が技に参加しているが、中には[[ガンダム試作1号機|宇宙世紀の]][[ガンダム試作2号機|ガンダムタイプ]]もカメオ出演している。
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:本機を中心に12機のガンダムで曼荼羅を形成し、そこからエネルギーを纏ったガンダムたちが飛び出し敵を貫く合体技。貫いた後、キラルの「南無阿弥陀仏!」の一声と共に敵は爆散する。『G』作中では[[ノーベルガンダム]]や[[マーメイドガンダム]]、[[マタドールガンダム]]、[[ガンダムゼブラ]]、[[ネーデルガンダム]]といったガンダム達が技に参加しているが、中には[[ガンダム試作1号機|宇宙世紀の]][[ガンダム試作2号機|ガンダムタイプ]]もカメオ出演している。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
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== 関連機体 ==
 
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;マンダラガンダム (最終決戦仕様) (仮称)
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:『超級!』でガンダム連合の一員として再登場した際のパワーアップ形態。下半身の釣鐘に数珠状の巨大な腕が増設されている。
 
;[[タントラガンダム]]
 
;[[タントラガンダム]]
:第11回[[ガンダムファイト]]大会用の[[ネオネパール]]の[[モビルファイター]]。[[キラル・メキレル]]がかつて搭乗していた機体である、
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:第11回[[ガンダムファイト]]大会用の[[ネオネパール]]の[[モビルファイター]]。[[キラル・メキレル]]がかつて搭乗していた機体である。
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*『G』のレーザーディスク Vol.4付属の今川監督のロングインタビュー(第4回)では監督がシリーズ後半での二大ガンダムとして本機と[[マーメイドガンダム]]を挙げている(3体挙げるのであれば[[ネーデルガンダム]]も、とも)。他にも当初本機用に描いていた機体デザインは、描いている途中で腕の曲線がピエロらしく見えたため[[ジェスターガンダム]]用に回したとの事で、設定制作の河口佳高氏と共に現在のデザインが練られていった。顔を覆う布にもモデルがあり、[[シャイニングガンダム]]がボロ布を纏って登場する案(最終的に花([[ブッドキャリアー]])の中から現れる案が採用)やアメリカ映画「スター・トレック2 カーンの逆襲」に登場する悪役カーンがモデルとなっている。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2024年7月9日 (火) 20:16時点における版

マンダラガンダム
外国語表記 Mandala Gundam
登場作品 機動武闘伝Gガンダム
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 第13回ガンダムファイト大会用モビルファイター
登録番号 GF13-044NNP
頭頂高 17.3m
本体重量 7.4t
装甲材質
開発組織 ネオネパール
所属 ネオネパール
ガンダムファイター キラル・メキレル
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概要

第13回ガンダムファイトにおけるネオネパール代表モビルファイター。釣鐘をモチーフとした機体で、釣鐘状の下半身に数珠状の上半身というユニークな形状の機体である。

腕部と腰部は数珠状の構造となっておりフレキシブルな動きが可能。それにより錫杖を生き物のごとく操り、敵を仕留める戦闘スタイルとなっている。また胸部と腰部は下半身の釣鐘状の部分に収納することが可能で、防御モードとなる。脚部はないため大出力スラスターにより宙を滑るように移動する。武装は仕込み錫杖のみだが、それによるキラル殺法は脅威である。

登場作品と操縦者

機動武闘伝Gガンダム
初登場作品。ガンダムファイターキラル・メキレル。第25話で初登場し、第28話でゴッドガンダムと対決した。ファイト前に受けた仕込み錫杖を警戒して間合いを縮められないゴッドガンダムに容赦ない攻撃を与えるも、明鏡止水の心情を思い出したドモンによって仕込み錫杖を打破されたため、互いに刀を手にして真剣勝負に移行。一瞬の交差の後、機体をバラバラにされ敗北した。ファイトの後、キラルはガンダムファイトから身を引くものの、第48話で地球の危機を救うべく、ガンダム連合の一員として再登場。最終回までアレンビー達と共に戦い抜いた。
見た目こそ奇抜な機体ではあるが、作中でキラルと共に見せる迫真の殺陣は奇抜さを微塵とも感じさせないほどカッコいいもの。作中で特に演出に熱が込められている機体の1つと言える。

装備・機能

特殊機能

変形
ノーマルモード及び防御モードに変形可能。
自爆装置
ネオネパールの管領がキラルのガンダムファイター暗殺の件を隠蔽するために搭載していた装置。ゴッドガンダムに敗れた際に管領らによって自爆スイッチを押されそうになるも、シュバルツ・ブルーダーによって未然に阻止された。

武装

仕込み錫杖
本機の主武装である錫杖状の武装。そのままリーチの長い打撃武器として使用できる他、懐に飛び込まれた際には仕込まれているビームサーベルを使用することで隙のない攻撃が可能。

必殺技

炎獄烈風 (えんごくれっぷう)
仕込み錫杖を掌で高速回転させながら錫杖の先の遊環から炎を発生。その炎の輪を相手にぶつける技。
キラル殺法・地獄曼陀羅 (じごくまんだら)
仕込み錫杖から発生させた炎で相手を包み込み焼き尽くす技。

合体技

キラル殺法・曼陀羅円陣・極楽往生 (まんだらえんじん・ごくらくおうじょう)
本機を中心に12機のガンダムで曼荼羅を形成し、そこからエネルギーを纏ったガンダムたちが飛び出し敵を貫く合体技。貫いた後、キラルの「南無阿弥陀仏!」の一声と共に敵は爆散する。『G』作中ではノーベルガンダムマーメイドガンダムマタドールガンダムガンダムゼブラネーデルガンダムといったガンダム達が技に参加しているが、中には宇宙世紀のガンダムタイプもカメオ出演している。

対決・名場面

関連機体

マンダラガンダム (最終決戦仕様) (仮称)
『超級!』でガンダム連合の一員として再登場した際のパワーアップ形態。下半身の釣鐘に数珠状の巨大な腕が増設されている。
タントラガンダム
第11回ガンダムファイト大会用のネオネパールモビルファイターキラル・メキレルがかつて搭乗していた機体である。

余談

  • 『G』のレーザーディスク Vol.4付属の今川監督のロングインタビュー(第4回)では監督がシリーズ後半での二大ガンダムとして本機とマーメイドガンダムを挙げている(3体挙げるのであればネーデルガンダムも、とも)。他にも当初本機用に描いていた機体デザインは、描いている途中で腕の曲線がピエロらしく見えたためジェスターガンダム用に回したとの事で、設定制作の河口佳高氏と共に現在のデザインが練られていった。顔を覆う布にもモデルがあり、シャイニングガンダムがボロ布を纏って登場する案(最終的に花(ブッドキャリアー)の中から現れる案が採用)やアメリカ映画「スター・トレック2 カーンの逆襲」に登場する悪役カーンがモデルとなっている。

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