「キュベレイパピヨン」の版間の差分
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:ネメシスを離れたアイラが自分で作り上げたガンプラ。ファンネルも装備しているが、こちらでは格闘戦に主眼が置かれている。 | :ネメシスを離れたアイラが自分で作り上げたガンプラ。ファンネルも装備しているが、こちらでは格闘戦に主眼が置かれている。 | ||
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== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2020年10月17日 (土) 14:50時点における版
NMX-004 キュベレイパピヨン(Qubeley Papillon)
- 登場作品:ガンダムビルドファイターズ
- デザイナー:寺岡賢司
- 分類:モビルスーツ(ガンプラ)
- 装甲材質:プラスチック
- 全高:18.9m(ビルダーの独自設定)
- 重量:40.1t(ビルダーの独自設定)
- 主動力:プラフスキー粒子
- ガンプラビルダー:プライベートガンプラチーム[ネメシス]
- ファイター:アイラ・ユルキアイネン
チーム[ネメシス]が第7回ガンプラバトル選手権世界大会用に製作したガンプラ。『機動戦士Ζガンダム』や『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場するモビルスーツ「キュベレイ」の改造機で、「HGUC キュベレイ」がベースになっている。 同チームに所属するファイターであるアイラ・ユルキアイネンの専用機として作られていて、彼女以外のファイターではその真価を発揮させる事は不可能。
原型機と比べると機体形状、特に肩の形状が大きく変貌しており、その機体名称と相俟ってまるで蝶のように見える外見となっている。また頭部がモノアイからツインアイに変更された。 本機はファンネルをメインウェポンとして戦う事を前提としており、通常タイプの他にクリアパーツ製のファンネルも搭載している。アイラがビットのコントロールに対して高い才能を有している事から、特に一対多数のバトルで凄まじい戦闘力を発揮できる。また格闘戦用の武装も装備されている上に彼女は通常の戦闘も問題なくこなせるので、例え相手がオールレンジ攻撃を掻い潜って接近してきたとしても弱点にはなりえない。
ファンネルと並ぶ本機のもう一つの特徴として、「エンボディシステム」が存在する。 これによって更に戦闘力を引き上げられるが、アイラへの負担もかなり大きい。
登場作品と操縦者
- ガンダムビルドファイターズ
- ファイターはアイラ・ユルキアイネン。世界大会のフィンランド予選にてその姿を披露し、前回大会の優勝者であるカルロス・カイザーのα・アジールを破っている。世界大会でも予選ピリオドでクリアファンネルを用いて対戦相手のガンプラを悉く殲滅している。決勝トーナメントではリカルド・フェリーニのウイングガンダムフェニーチェと対戦し、ファンネルを封殺された上にアイラがレイジの事でバトルに集中できていなかった事もあって追い詰められるが、エンボディの出力を無理矢理引き上げられた事で勝利する。続くスタービルドストライクガンダムとのバトルでもレイジとの一件で動揺していた為にちゃんと戦う事ができず、再びエンボディの出力を無理矢理引き上げられてしまう。しかしバトル前にセイがチナに頼んで渡してもらっていたアリスタによってアイラは解放されバトルを再開、ビルドナックルの一撃を受けて敗北した。
装備・機能
特殊機能
- エンボディシステム
- フラナ機関が開発したパイロットスーツのような装置で、プラフスキー粒子の流れを見る事ができるアイラの能力を引き上げるべく、着用したヘルメットのディスプレイに粒子の流れを可視化して表示させるという代物。これによって相手の動きを先読みし、素早く対応する事が可能となった。しかしアイラのコンディションが悪いと出力が低下して上手く機能しなくなる。逆に出力が高すぎると頭痛に苛まれ暴走してしまう事もあり、最悪の場合、廃人になってしまう危険性も指摘されている。ガンプラバトル選手権では本来レギュレーション違反となるシステムなのだが、アイラ以外の者では着用してもシステムが全く反応しないのでただのコスプレとしか認識されない。ちなみに高出力で使用すると機体各部の赤いラインが発光する。
- 後にマシタ会長と結託したフラナ機関は、このシステムをゴーグル状にまで小型化。それを三代目メイジン・カワグチに強制的に搭載した。
武装・必殺攻撃
- クリアファンネル
- 本機のメインウェポンで、両肩のバインダーに多数格納されている。通常のファンネルとは違いクリアパーツで出来ていて肉眼では視認し辛い為、相手からは見えない攻撃を繰り出す事が出来る。まさにガンプラならではの武装と言え、この攻撃によって多くのファイター達が敗北を喫する事となった。なお、射出時は各ファンネルのスラスターの光がまるで蝶の鱗粉のごとく輝いて見える。
- ファンネルビット
- 原型機から継続して装備されている無線制御式の小型ビーム砲で、本機のもう一つのメインウェポン。リアスカートに多数格納されており、射出して多数の敵に対するオールレンジ攻撃が可能。
- ランスビット
- 携行武器。槍のような形状をしており、主に格闘戦を挑まれた際に使用される。ライフルとしても使える上「ビット」の名の通り、これ自体を無線で遠隔操作する事も可能。
- ビームサーベル
- 両腕に1本ずつ、計2本格納されている格闘戦用の武器。
- ビームガン
- ビームサーベルは格納したままの状態ではビームガンとして機能する。
- シールドニッパー
- 世界大会予選トーナメントの第3ピリオドで引き当てた武器。大会主催者側が用意した物で、相手を挟み切って破壊する。シールドとしても使用可能。「ハイパーガンプラバトルウェポンズ」に付属している。
対決・名場面
- 対ウイングガンダムフェニーチェ
- 世界大会準々決勝で激突。クリアファンネルを駆使して追い詰めるアイラに対し、経験と技量で対抗するフェリーニ。双方が拮抗する激戦となったが、ナイン・バルトがアイラに装着したエンボディの数値を強制的に上昇させ、暴走状態に陥らせる。そこから先は一方的な展開となり、最終的にフェリーニは自爆を敢行しようとするも、駆け付けたキララの激によってバトルを棄権し負けを認めた。だが、暴走状態に陥ったアイラはその後もフェニーチェをボロボロになるまで痛めつけ、更には割って入ったレイジのビギニングガンダムさえも一蹴してしまう。これがもとでレイジに正体が悟られてしまい、彼女が懸念していた『自分自身の正体の露見』は最悪の形で実現する結果となってしまった。
- 対スタービルドストライクガンダム
関連機体
- ガンダムエクシアダークマター
- 本機と同じく、エンボディシステムを想定して強化されたガンプラ。