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2021年6月3日 (木) 14:01時点における版
トトゥガ | |
---|---|
外国語表記 | Tortuga |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
---|---|
分類 | 対クロスボーン・ガンダム]用試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | EMS-VSX3 |
主動力 | 熱核融合炉 |
開発組織 | 木星帝国 |
所属組織 | 木星帝国 |
所属部隊 | 死の旋風隊 |
母艦 | ジビア |
主なパイロット | バーンズ・ガーンズバック |
概要
木星帝国が対クロスボーン・ガンダム用に急遽開発した3機のモビルスーツの内の1機。元は重武装の遠距離支援機として設計されていた機体を改装し、本来の目的とは180度違う機体として完成した。機体名称はスペイン語で「亀」を意味する。
トトゥガは防御力に欠ける他の2機の盾を担当する機体であり、余裕のある出力を活かし、異常なまで防衛力を重視している。背面のほぼ全てがビーム・シールド発生器であり、背面を向けた状態では戦艦のビーム砲の直撃にも耐えることが可能。その上、装甲は多重構造になっており、外装が破壊されると内装との間に封入されている高速硬化ガスが噴出し、近くにいる敵機を捕らえる。
両腕はスパイクの付いたハンマーハンドとなっており、敵機をこれで殴りつけてもびくともしない強靭さを持ち、装甲自体が武器ともいえる。高い防御力を持つ反面、機動力は劣悪であり、射撃兵装も少ないことからこちらから攻撃を仕掛けなければ、恐ろしい機体ではない。まさしく死の旋風隊による三位一体攻撃の時のみ、その力を発揮する機体といえる。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム
- 「死の旋風隊(デス・ゲイルズ)」のメンバーであるガーンズが搭乗し、キンケドゥ達を苦しめている。しかし、地球でトビアのX3と交戦した際、内部の硬化ガスを逆手に取られて動きを封じられ、その隙にビーム・サーベルを叩き込まれて撃破されている。
装備・機能
特殊機能
- 高速硬化ガス
- 装甲内に封入されているガス。接近戦を仕掛けてきた敵をこれで捕らえ、ハンマーハンドで破壊する。
武装・必殺攻撃
- ハンマーハンド
- 両腕のスパイク付きハンマー。攻撃の際には回転させ、殴りつける。
- ビーム砲
- 背部8基のスパイク先端に内蔵されているビーム砲。使用時には敵機に後ろを向ける必要がある。
- ビーム・シールド
- 背部に搭載された防御兵装。その高い出力は戦艦のビーム砲の直撃すら防ぐと言われ、クロスボーン・ガンダムのビーム・ザンバーでも切り裂く事はできない。
対決・名場面
関連機体
- バーラ・トトゥガ
- X-3との戦闘で大破した本機を、サナリィが回収しレストアした機体。武装の一部が元々用意されていた長距離支援用の物に換装されている。
- アラナ・アビジョ
- アラナにアビジョの頭部を移植した機体。仕様変更前の本機のキャノン砲が追加されている。
- クァバーゼ / アビジョ
- 本機と共に対クロスボーン・ガンダム戦における連携を前提にして開発された機体群。