「νガンダム ダブル・フィン・ファンネル装備型」の版間の差分
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;ダミー・バルーン | ;ダミー・バルーン | ||
:センサー欺瞞用の装備。マニピュレーターの先端部に格納され、射出する際は上下に展開させる。<br />機雷も内蔵されていて、触れると爆発する。 | :センサー欺瞞用の装備。マニピュレーターの先端部に格納され、射出する際は上下に展開させる。<br />機雷も内蔵されていて、触れると爆発する。 | ||
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;シールド | ;シールド | ||
:左腕に装着される実体盾で、表面には3つの黒丸のモールドが存在する。アムロのパーソナルマークは描かれていない。<br />裏面の上部にはビーム・キャノン用のジェネレーターを内蔵。 | :左腕に装着される実体盾で、表面には3つの黒丸のモールドが存在する。アムロのパーソナルマークは描かれていない。<br />裏面の上部にはビーム・キャノン用のジェネレーターを内蔵。 | ||
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:バックパックの左右に装備された無線式の誘導兵器。パイロットであるニュータイプの感応波により、サイコミュを通してコントロールされる。小型ジェネレーターと開放型のメガ粒子加速帯を内装した3つのブロックで構成され、それ自体がファンネルの[[AMBAC]]ユニットとして機能する。このため従来のファンネルよりも大型化したが、稼働効率や実働時間、機動性、運動性はそれらを凌駕している。攻撃時にはコの字型に変形し、高出力のビームを発射する。ジェネレーターを搭載している為に本来ならば「ファンネル」と言うより「ビット」と呼ばれるべき代物だが、慣例に倣って「ファンネル」と称されている。<br />マウント時は放熱板のような外見になっており、この状態でも自重を相殺する為のサブスラスターとして機能する。だがνガンダム自身のAMBACユニットとしてはほとんど機能しない事から、戦場に到達する以前にファンネルのプロペラントを消費してしまう事を避ける為、マウントしているファンネルの数に応じて頻繁に移動する重心に対応可能な機体管制プログラムを独自開発して搭載。これによってフィン・ファンネル装備時に機体の四肢を使ったAMBACとスラスターによるモーメント制御を行うようになっている。<br />ビーム・バリアを形成する事も可能だが、一方で急造品故に一度機体から分離すると戦闘中に再度装着する事は出来ない。 | :バックパックの左右に装備された無線式の誘導兵器。パイロットであるニュータイプの感応波により、サイコミュを通してコントロールされる。小型ジェネレーターと開放型のメガ粒子加速帯を内装した3つのブロックで構成され、それ自体がファンネルの[[AMBAC]]ユニットとして機能する。このため従来のファンネルよりも大型化したが、稼働効率や実働時間、機動性、運動性はそれらを凌駕している。攻撃時にはコの字型に変形し、高出力のビームを発射する。ジェネレーターを搭載している為に本来ならば「ファンネル」と言うより「ビット」と呼ばれるべき代物だが、慣例に倣って「ファンネル」と称されている。<br />マウント時は放熱板のような外見になっており、この状態でも自重を相殺する為のサブスラスターとして機能する。だがνガンダム自身のAMBACユニットとしてはほとんど機能しない事から、戦場に到達する以前にファンネルのプロペラントを消費してしまう事を避ける為、マウントしているファンネルの数に応じて頻繁に移動する重心に対応可能な機体管制プログラムを独自開発して搭載。これによってフィン・ファンネル装備時に機体の四肢を使ったAMBACとスラスターによるモーメント制御を行うようになっている。<br />ビーム・バリアを形成する事も可能だが、一方で急造品故に一度機体から分離すると戦闘中に再度装着する事は出来ない。 |
2024年5月15日 (水) 23:46時点における最新版
νガンダム ダブル・フィン・ファンネル装備型 | |
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外国語表記 | ν Gundam Double Fin-Funnel Equipment Type |
登場作品 | CCA-MSV |
デザイナー | 福地仁 |
スペック | |
---|---|
分類 | ニュータイプ専用試作型モビルスーツ |
型式番号 | RX-93 |
頭頂高 | 22.0m |
本体重量 | 25.6t |
主動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 2,980kW |
スラスター総推力 | 97,800kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
センサー有効半径 | 21,300m |
開発組織 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
概要 [編集 | ソースを編集]
アナハイム・エレクトロニクス社が設計した地球連邦軍の試作型モビルスーツ。νガンダムの開発中に提案された武装プランの一つである。
機体のバランスを考慮してバックパックの左右にフィン・ファンネルのマウント用ターレットを設置し、3基ずつに分けて装備させている。νガンダム本体の両肩部や胸部中央の白いパーツ、一部武装など細部のデザインも異なっているが、これも完成前に検討されていたものの一つであって性能的な差はほとんど無いと言われる(サイコフレームの有無は不明)。
元々のデザインだとフィン・ファンネルの装備数は三対6基なのだが、見栄えを優先してかゲームや模型誌の作例等、ほとんどの媒体で倍の12基を装備している事が多い。またビーム・サーベルの装備数も異なっている事がある。立体化の際も機体パーツを変更せず、フィン・ファンネルの追加だけに留まる事が多い。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- CCA-MSV
- ガンプラ旧キット「1/144 νガンダム (フィン・ファンネル装備型)」の説明書内に画稿が掲載されており、ここから『CCA-MSV』の機体として設定された。詳細は不明だが、一説には背部にカスタムタイプのビーム・サーベルをマウントする必要性から左側に6基のフィン・ファンネルを装備するプランが採用され、こちらのプランは不採用に終わったとされる。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ビーム・バリア
- フィン・ファンネルを複数展開して形成する防御フィールド。フィン・ファンネルの開放型メガ粒子加速帯を転用している。最低4基展開すれば四面体のバリアが形成され、自機を全方位のビーム攻撃から保護する事が可能になる。
メガ粒子の縮退に必要なシステムはIフィールドと基本原理が共通している為、開放型を採用した事でこのような使い方が可能となったとされる。なお、バリア内に敵機のファンネルが侵入しようとした場合、サイコウェーブが逆流して敵パイロットに生理的なダメージを与えるようになっている。
ゲーム等では「Iフィールド」、「フィン・ファンネル・バリア」と表記される事もある。『ガンダムバトルユニバース』等では12基のフィン・ファンネル全てを使用し、正十二面体のバリアを形成する。 - ダミー・バルーン
- センサー欺瞞用の装備。マニピュレーターの先端部に格納され、射出する際は上下に展開させる。
機雷も内蔵されていて、触れると爆発する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- 60mmバルカン砲
- 頭部に2門装備されている。基本的には牽制や迎撃等に使用されるが、腕利きのパイロットが使えばMSの頭部を破壊可能。
確実に発射させる為にケースタイプが搭載され、側頭部から排莢するようになっている。 - ビーム・ライフル
- 携行式のビーム砲。デザインやカラーリングが通常のνガンダムの物と異なる。性能差等は不明。
- カスタムタイプ・ビーム・サーベル
- 接近戦時の主兵装。バックパックに2本マウントされているという説と、オミットされていて装備していないという説がある。前者の場合、マウントラックは両側面部に増設されている。
本機専用のカスタムタイプで、刀身の形や形成をバイアスやアレンジできるようにエミッターや増幅装置が独自設計されている。また、柄尻からも小型の刀身を形成可能。
斬りかかるまではビームが発生しないようになっている。この機能は当時の主流であり、大抵のビーム・サーベルに付加されている。 - スペア・ビーム・サーベル
- 左腕部にマウントされている予備のビーム・サーベルで、カスタムタイプと比較して出力は低い。特に改良等は加えられておらず、性能も標準の域を出ない。こちらも斬りかかるまではビームが発生しないようになっている。
- ニュー・ハイパー・バズーカ
- 280mm口径の実弾兵器で、背部にマウントされている。当時の連邦軍MSが使用していた汎用バズーカをνガンダム用に改装しており、弾頭の破壊力や射程がアップデートされた。砲口の下にはレーザーセンサーも設置されている。
携行して使用するだけでなく背部にマウントしたままでも発射が可能。更に通信用のワイヤーによるリモートコントロールにも対応している。 - シールド
- 左腕に装着される実体盾で、表面には3つの黒丸のモールドが存在する。アムロのパーソナルマークは描かれていない。
裏面の上部にはビーム・キャノン用のジェネレーターを内蔵。- ビーム・キャノン
- 「ビーム・ガン」と表記される事も。
シールドの裏側に1門装備されていて、前述の専用ジェネレーターからエネルギーを供給する。出力は一年戦争時に使用されていたビーム・ライフルと同程度。 - ミサイル
- シールドの裏面に4基装備されている。
- フィン・ファンネル
- バックパックの左右に装備された無線式の誘導兵器。パイロットであるニュータイプの感応波により、サイコミュを通してコントロールされる。小型ジェネレーターと開放型のメガ粒子加速帯を内装した3つのブロックで構成され、それ自体がファンネルのAMBACユニットとして機能する。このため従来のファンネルよりも大型化したが、稼働効率や実働時間、機動性、運動性はそれらを凌駕している。攻撃時にはコの字型に変形し、高出力のビームを発射する。ジェネレーターを搭載している為に本来ならば「ファンネル」と言うより「ビット」と呼ばれるべき代物だが、慣例に倣って「ファンネル」と称されている。
マウント時は放熱板のような外見になっており、この状態でも自重を相殺する為のサブスラスターとして機能する。だがνガンダム自身のAMBACユニットとしてはほとんど機能しない事から、戦場に到達する以前にファンネルのプロペラントを消費してしまう事を避ける為、マウントしているファンネルの数に応じて頻繁に移動する重心に対応可能な機体管制プログラムを独自開発して搭載。これによってフィン・ファンネル装備時に機体の四肢を使ったAMBACとスラスターによるモーメント制御を行うようになっている。
ビーム・バリアを形成する事も可能だが、一方で急造品故に一度機体から分離すると戦闘中に再度装着する事は出来ない。
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関連機体[編集 | ソースを編集]
- νガンダム
- 制式採用されたプラン。
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