「ミダス」の版間の差分

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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
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:パイロットは[[キゾ]]。<br />マリア・シティからの脱出時に使用され、キゾ抹殺の指示を受けていた[[ゲドラフ]]部隊を一蹴している。[[エル・ザンスカール軍]]を旗揚げしてからはザンスカール正規軍の部隊のMS全てを停止させ、破壊あるいは[[カオスレル]]に制御させて自軍の戦力とした。更に[[サーカス]]をも壊滅させ、[[カーティス・ロスコ]]の[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス]]等も撃破している。
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:パイロットは[[キゾ]]。<br />マリア・シティからの脱出時に使用され、キゾ抹殺の指示を受けていた[[ゲドラフ]]部隊を一蹴している。[[エル・ザンスカール軍]]を旗揚げしてからはザンスカール正規軍の部隊のMS全てを停止させ、破壊あるいは[[カオスレル]]に制御させて自軍の戦力とした。更に[[サーカス]]をも壊滅させ、[[カーティス・ロスコ]]の[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス]]等も撃破している。[[マンサーナ・フロール]]上での最終決戦では[[フォント・ボー]]の[[ゴーストガンダム]]及び[[ジャック・フライデイ]]の[[デスフィズ]]と戦い、デスフィズを撃破するも自身の理性を完全に乗りこなしたフォントの前に徐々に押され始める。そしてミダスのビーム・シールドを利用した一斉射撃を受け大破。互いに最後の一撃を繰り出し、ゴーストガンダムはコクピットハッチを破壊されただけに止まったがミダスはキゾが致命傷を負う程のダメージを受けて倒された。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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;ミダス・タッチ・フラッシュシステム
 
;ミダス・タッチ・フラッシュシステム
:頭部に搭載された対MS用コンピューター・ウイルスシステム。装甲を展開し、そこから高速かつ複雑に明滅する多数の光線を放つ。これが敵機の視覚センサーから侵入する事でコンピューター内の運動プログラムに干渉するという、QRコードに近いシステムである。干渉を受けた運動プログラムはそれを停止命令と誤解し、その結果動けなくなってしまう。<br />当然ミダス自身も本来このシステムを受ければ停止してしまうが、無効化する手段として2系統のセンサーが光線の明滅パターンに合わせて切り替えられるようになっている。これはワクチンソフトの開発が間に合わなかった為で、どちらか一方のセンサーが破損すれば無効化できなくなってしまう。また艦艇や戦闘機等に対しては全く効果が無く、複雑な駆動制御プログラムを有するMSだからこそ有効な手段である。それ故にMSの運用が基本戦略となっている[[U.C.]]0150年代には絶大な効果が得られると確実視されていた。例外として[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス|X-0]]や[[デスフィズ]]は行動可能であったが、これは前者が赤外線で周囲の映像を音響に変換するシステムを搭載し、後者はパイロットの[[ジャック・フライデイ|ジャック]]が機体の照準モードを視覚センサーのみにして赤外線やレーザーセンサーを切るクセがあった為に光線が中途半端にしか侵入できず、ウイルスの役目を果たせていなかったからである(ただしコンピューターに負荷がかかり、機体の反応速度が低下している)。<br />「触れたものを全て黄金像に変化させる」というミダース王の力がこのシステムの由来。[[ゴールデンエッグス]]が過去のMSの研究中にたまたま「基礎OSに存在していたある種のバグ」を見つけた事がミダス開発のきっかけとなり、またキゾの野望の引き金ともなった。
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:頭部に搭載された対MS用コンピューター・ウイルスシステム。装甲を展開し、そこから高速かつ複雑に明滅する多数の光線を放つ。これが敵機の視覚センサーから侵入する事でコンピューター内の運動プログラムに干渉するという、QRコードに近いシステムである。干渉を受けた運動プログラムはそれを停止命令と誤解し、その結果動けなくなってしまう。一度汚染されると、一旦OSを全て消去して再インストールしなければ動かせない。<br />当然ミダス自身も本来このシステムを受ければ停止してしまうが、無効化する手段として2系統のセンサーが光線の明滅パターンに合わせて高速で切り替えられるようになっており、受けた光を完全に無意味な情報として処理させている。これはワクチンソフトの開発が間に合わなかった為で、どちらか一方のセンサーが破損すれば無効化できなくなってしまう。また艦艇や戦闘機等に対しては全く効果が無く、複雑な駆動制御プログラムを有するMSだからこそ有効な手段である。それ故にMSの運用が基本戦略となっている[[U.C.]]0150年代には絶大な効果が得られると確実視されていた。例外として[[クロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス|X-0]]や[[デスフィズ]]は行動可能であったが、これは前者が赤外線で周囲の映像を音響に変換するシステムを搭載し、後者はパイロットの[[ジャック・フライデイ|ジャック]]が機体の照準モードを視覚センサーのみにして赤外線やレーザーセンサーを切るクセがあった為に光線が中途半端にしか侵入できず、ウイルスの役目を果たせていなかったからである(ただしその中途半端な状態の光線が多量の理解不能な情報となってしまっていた為にコンピューターに負荷がかかり、機体の反応速度が低下している)。<br />「触れたものを全て黄金像に変化させる」というミダース王の力がこのシステムの由来。[[ゴールデンエッグス]]が過去のMSの研究中にたまたま「基礎OSに存在していたある種のバグ」を見つけた事がミダス開発のきっかけとなり、またキゾの野望の引き金ともなった。
 
;耐ビームコーティング
 
;耐ビームコーティング
 
:全身に金色のコーティングを施してビームへの耐性を高めているが、どちらかというと趣味の傾向が強いとされる。
 
:全身に金色のコーティングを施してビームへの耐性を高めているが、どちらかというと趣味の傾向が強いとされる。
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:各3本のマニピュレーターはビーム・クローとして使用可能。ビーム圧が高く、敵機のビーム・シールドを貫通できる。<br />ジェネレーター出力の高さから、ビームを展開しなくともコクピットブロックを握り潰して破壊する事も可能。
 
:各3本のマニピュレーターはビーム・クローとして使用可能。ビーム圧が高く、敵機のビーム・シールドを貫通できる。<br />ジェネレーター出力の高さから、ビームを展開しなくともコクピットブロックを握り潰して破壊する事も可能。
 
;ビーム・シールド
 
;ビーム・シールド
:両肩部に内蔵されている。マント状に展開して全身を防護する事が可能で、多目的攻撃兵装「クジャク」のスマッシャーモードも辛うじてだが防ぎきれる。
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:両肩部と両腕部に内蔵されている。マント状に展開して全身を防護する事が可能で、多目的攻撃兵装「クジャク」のスマッシャーモードも辛うじてだが防ぎきれる。ゴーストガンダムの[[Iフィールド]]でも懐に飛び込んで全開にしなければ揺らがせる事ができない程である。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==

2018年2月25日 (日) 15:40時点における版

EZM-S01 ミダス (Midas)

エル・ザンスカール軍モビルスーツキゾ中将の専用機としてマリア・シティで開発されていた金色の超高性能機である。
ザンスカール帝国軍と木星の機体の折衷案的な設計の下、極秘裏に開発が行われた。高出力のジェネレーターを搭載しており、(ジェネレーターを2基搭載しているザンネックを除けば)ザンスカールのMSの中で最も出力が高い。その為、装備しているビーム兵器も出力が高く、火力と防御力に秀でている。更に高い機動性も持ち、通常のスラスター噴射式でありながらミノフスキードライブ搭載型のファントムをも上回るとされる。
最大の特徴は頭部に搭載された「ミダス・タッチ・フラッシュシステム」で、敵機に光を浴びせる事で行動不能に陥らせる。これは自身も例外ではない為、対策としてザンスカール系のツインアイと木星系のモノアイを設置している。

機体名の由来はギリシャ神話に登場する王「ミダース」。ちなみに童話『王様の耳はロバの耳』に登場する王としても知られている。

登場作品と操縦者

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
パイロットはキゾ
マリア・シティからの脱出時に使用され、キゾ抹殺の指示を受けていたゲドラフ部隊を一蹴している。エル・ザンスカール軍を旗揚げしてからはザンスカール正規軍の部隊のMS全てを停止させ、破壊あるいはカオスレルに制御させて自軍の戦力とした。更にサーカスをも壊滅させ、カーティス・ロスコクロスボーン・ガンダムX-0 フルクロス等も撃破している。マンサーナ・フロール上での最終決戦ではフォント・ボーゴーストガンダム及びジャック・フライデイデスフィズと戦い、デスフィズを撃破するも自身の理性を完全に乗りこなしたフォントの前に徐々に押され始める。そしてミダスのビーム・シールドを利用した一斉射撃を受け大破。互いに最後の一撃を繰り出し、ゴーストガンダムはコクピットハッチを破壊されただけに止まったがミダスはキゾが致命傷を負う程のダメージを受けて倒された。

装備・機能

特殊機能

ミダス・タッチ・フラッシュシステム
頭部に搭載された対MS用コンピューター・ウイルスシステム。装甲を展開し、そこから高速かつ複雑に明滅する多数の光線を放つ。これが敵機の視覚センサーから侵入する事でコンピューター内の運動プログラムに干渉するという、QRコードに近いシステムである。干渉を受けた運動プログラムはそれを停止命令と誤解し、その結果動けなくなってしまう。一度汚染されると、一旦OSを全て消去して再インストールしなければ動かせない。
当然ミダス自身も本来このシステムを受ければ停止してしまうが、無効化する手段として2系統のセンサーが光線の明滅パターンに合わせて高速で切り替えられるようになっており、受けた光を完全に無意味な情報として処理させている。これはワクチンソフトの開発が間に合わなかった為で、どちらか一方のセンサーが破損すれば無効化できなくなってしまう。また艦艇や戦闘機等に対しては全く効果が無く、複雑な駆動制御プログラムを有するMSだからこそ有効な手段である。それ故にMSの運用が基本戦略となっているU.C.0150年代には絶大な効果が得られると確実視されていた。例外としてX-0デスフィズは行動可能であったが、これは前者が赤外線で周囲の映像を音響に変換するシステムを搭載し、後者はパイロットのジャックが機体の照準モードを視覚センサーのみにして赤外線やレーザーセンサーを切るクセがあった為に光線が中途半端にしか侵入できず、ウイルスの役目を果たせていなかったからである(ただしその中途半端な状態の光線が多量の理解不能な情報となってしまっていた為にコンピューターに負荷がかかり、機体の反応速度が低下している)。
「触れたものを全て黄金像に変化させる」というミダース王の力がこのシステムの由来。ゴールデンエッグスが過去のMSの研究中にたまたま「基礎OSに存在していたある種のバグ」を見つけた事がミダス開発のきっかけとなり、またキゾの野望の引き金ともなった。
耐ビームコーティング
全身に金色のコーティングを施してビームへの耐性を高めているが、どちらかというと趣味の傾向が強いとされる。

武装・必殺攻撃

帝王の錫杖(カイザー・スタッフ)
本機の主兵装となる杖。先端部にビーム発生器が設置され、攻撃時にはこれを回転させて切断力を高める。
折り畳む事でライフルモードになり、やはり発生器を回転させてビームを発射する。MS本体からエネルギー供給を受けている為に一発辺りの威力は通常のビーム・ライフル以上で、連射すればバタラ・ハードローラーすらも容易く破壊できる。
ミダス専用の武器であり、他の機体では使用できない。
ビーム・クロー
各3本のマニピュレーターはビーム・クローとして使用可能。ビーム圧が高く、敵機のビーム・シールドを貫通できる。
ジェネレーター出力の高さから、ビームを展開しなくともコクピットブロックを握り潰して破壊する事も可能。
ビーム・シールド
両肩部と両腕部に内蔵されている。マント状に展開して全身を防護する事が可能で、多目的攻撃兵装「クジャク」のスマッシャーモードも辛うじてだが防ぎきれる。ゴーストガンダムのIフィールドでも懐に飛び込んで全開にしなければ揺らがせる事ができない程である。

対決・名場面

関連機体

カオスレル
ミダスと共に極秘裏に開発していたモビルアーマー
デスフィズガラハド
木星のサウザンド・カスタム
ビームファングやチェーンソーライフルは帝王の錫杖と同じ発想で造られており、ザンスカールと木星の技術交流による収斂進化と考えられている。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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