ザンネック
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| ザンネック | |
|---|---|
| 外国語表記 | Zanneck |
| 登場作品 | 機動戦士Vガンダム |
| デザイナー | 石垣純哉 |
| スペック | |
|---|---|
| 分類 | ニュータイプ専用試作型モビルスーツ |
| 型式番号 | ZMT-S29S |
| 頭頂高 | 19.4m |
| 本体重量 | 16.7t |
| 全備重量 | 38.3t |
| 主動力 | 熱核融合炉 |
| ジェネレーター出力 | 11,140kW |
| スラスター総推力 | 164,220kg |
| アポジモーター数 | 52 |
| 装甲材質 | ハイチタン合金ネオセラミック複合材 |
| 開発組織 | ベスパ |
| 所属 | ザンスカール帝国 |
| 主なパイロット |
ファラ・グリフォン キル・タンドン |
概要[編集 | ソースを編集]
ベスパが開発したサイコミュシステム対応型試作モビルスーツ。鈴を媒体としたサイコミュを搭載し、パイロットの士気を常に高める事が出来る。
超長距離狙撃が可能な高出力ビーム砲「ザンネック・キャノン」を装備し、成層圏から地表を狙撃する事が可能。照準はサイコミュによる感知機能で敵機を捕捉し、パイロットに鈴を通じて伝達する。ザンネック・キャノンは機体背部に搭載された粒子加速器によって高出力を得ており、そのコンセプトから「ミニカイラスギリー」の別名で呼ばれている。
大型化した機体の運用をサポートする目的で専用サブ・フライト・システム「ザンネック・ベース」が用意されており、これによって機体の移動から防御、大気圏突入まで幅広く行う事が可能。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士Vガンダム
- 初出作品。パイロットはファラ・グリフォン。衛星軌道上からの狙撃によってラゲーン基地を爆撃し、続く宇宙での戦闘でハイランドに集結するリガ・ミリティアと連邦軍の合同艦隊を襲撃。その威力からリガ・ミリティアからは「お皿付き[1]」と呼ばれ恐れられた。V2ガンダムとの戦闘ではファラが生身をウッソの前に晒している隙に同乗していたキル・タンドンが攻撃を加える事で、それまで目立った損傷を受ける事なく戦闘を続けてきたV2ガンダムに明確なダメージを与えたが、その後大量のブーツを使用したV2によるブーツ・アタックの前に撃破された。
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- サイコミュシステム
- 鈴を媒体としたサイコミュシステム。照準システムにも紐付けされており、成層圏から地表への長距離狙撃を可能としている。
- 粒子加速器
- 背部に搭載された粒子加速器。カイラスギリーのそれを小型化した物で、ザンネックが「ミニカイラスギリー」と呼ばれる所以となっている。ザンネック・キャノンのエネルギー供給以外にも、小型のビーム砲や対ビーム・バリアとしての機能も有している。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- ザンネック・キャノン
- ザンネック専用の大型高出力ビーム砲。サイコミュと連動する事で高い命中精度を誇る。両肩の粒子加速器からエネルギー供給を受ける為、高い出力を誇る他、ビームは様々に形成され、一直線型、広範囲、円形、拡散の4種類を用途に応じて発射可能。
- 胸部ミサイル・ランチャー
- 胸部に2基内蔵されている7連装ミサイル・ランチャー。
- ビーム・サーベル
- 接近戦を想定したビーム・サーベル。
- ビーム・シールド
- 両腕に装備されている防御兵装。
- ザンネック・ベース
- ザンネック専用の移動式着地台。ミノフスキークラフトにより高速移動し、大気圏突入も可能。ベース自体もビーム・シールドが備えられており、防御力も高い。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ゲンガオゾ / ゴトラタン / リグ・コンティオ
- 他のスーパーサイコ研究所が開発した機体。
- ザンコック
- 初期稿時の名称とデザイン。名称は見たまま「残酷」が由来かと思われる。雷神をモチーフとしており、風神がモチーフのゴクアック(後のゲンガオゾ)と共に登場する予定だったが、本機の設定が固まったため没案となった。ちなみに英語名は「ZANCOCK」。和訳した場合、やや危うい意味になる。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
リンク[編集 | ソースを編集]
- ↑ 小説版では鈴の音がうるさい事から「三日月のブーフゥ」