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== ZM-S22S リグ・シャッコー(Rig Shokew) ==
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*登場作品:[[機動戦士Vガンダム]]
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| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*デザイナー:石垣純哉
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| 外国語表記 = Rig Shokew
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*全高:15.9m
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*全備重量:18.5t
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ベスパ]]が開発した[[シャッコー]]の制式量産機。[[ゾロアット]]に次ぐ次期主力機として開発された。<br>シャッコーの優秀な操作性は維持しつつ性能は強化され、試作機と同様に格闘・白兵戦を主眼として設計されている。右肩の2連ショルダービーム・ガンは廃止され肩の形状が左右対象となった他、ジェネレーター出力の強化、装甲材質の変更、バックパックの再設計など大幅に仕様変更されている。この機体には試作機であるシャッコーだけでなく、[[ゾロ]]を始めとするこれまでの量産機の運用データもフィードバックされており、他にもその過程で生み出された技術も反映されている。そのため柔軟性がありバックパックと脚部にはハードポイントが備わっている。さらに型式番号的には宇宙用の機体であるが、設計を変更することなく追加装備の換装のみで地上と宇宙の双方に対応が可能となっている。<br>次期主力機となるはずだったが、アインラッドとのセット運用を前提とした機体が中心となったため、結局主力機にはなれなかった。
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シャッコーの優秀な操作性は維持しつつ性能は強化され、試作機と同様に格闘・白兵戦を主眼として設計されている。右肩の2連ショルダービーム・ガンは廃止され肩の形状が左右対象となった他、ジェネレーター出力の強化、装甲材質の変更、バックパックの再設計など大幅に仕様変更されている。この機体には試作機であるシャッコーだけでなく、[[ゾロ]]を始めとするこれまでの量産機の運用データもフィードバックされており、他にもその過程で生み出された技術も反映されている。そのため柔軟性がありバックパックと脚部にはハードポイントが備わっている。さらに型式番号的には宇宙用の機体であるが、設計を変更することなく追加装備の換装のみで地上と宇宙の双方に対応が可能となっている。
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次期主力機となるはずだったが、アインラッドとのセット運用を前提とした機体が中心となったため、結局主力機にはなれなかった。
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== カラーバリエーション ==
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;通常カラー
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:本機の通常カラー。オレンジイエローを基調としたカラーリングに塗装されている。地球圏に配備された機体は全てビーム・ローターが標準装備となっているが、アインラッドの登場を受けて、配備場所によって搭載が見送られるケースもあった。
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;[[イエロージャケット]]専用機 (グラスホッパー隊)
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:地球圏に配備されたリグ・シャッコーの内、イエロージャケット専用として配備された機体。グリーンを基調としたカラーリングに塗装されているのが特徴で、大陸バッタの大移動の如く、過ぎ去った後には何も残らないほど一斉攻撃する様が凄まじかったため、いつからかグラスホッパー隊の名で呼ばれるようになった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
 
;[[機動戦士Vガンダム]]
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:初登場作品。第26話から登場し、ザンスカールに寝返った[[カテジナ・ルース|カテジナ]]の最初の搭乗機として猛威を振るった。ただ、登場から間もなくアインラッドを運用する機体が多く登場し、宇宙の戦いでもゾロアットなどが引き続き主力機を担ったため、目立った活躍はあまり見られない。
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;[[機動戦士Vガンダム ニューモビルスーツバリエーション]]
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:通常のリグ・シャッコーと近衛師団用の他、カラーバリエーションとしてビーム・ローターを装備したグラスホッパー隊の機体が設定されている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 特殊機能 ===
 
=== 特殊機能 ===
 
;ハードポイント
 
;ハードポイント
:バックパックと脚部に備わっている。連邦軍の物とは異なり、懸架した武装へのエネルギー供給が行える。
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:装備のマウントに用いられるハードポイント。バックパックと脚部の計4か所に備わっている。連邦軍の物とは異なり、懸架した武装へのエネルギー供給が行える。
  
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
=== 武装・必殺攻撃 ===
 
;ビーム・ライフル
 
;ビーム・ライフル
 
:本機用に開発されたライフル。
 
:本機用に開発されたライフル。
;ハンド・ビーム・ガン
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;ハンドビーム・ガン
:ビーム・ライフルより小型の射撃兵装。コロニー内での使用を想定しており、出力が抑えられている。
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:ビーム・ライフルより小型の射撃兵装。コロニー内での使用を想定しており、出力が抑えられている。両側面にハードポイントとのジョイント部が設けられている。
;ビーム・サーベル
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;[[ビーム・サーベル]]
:2基装備されている。
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:近接戦闘用のビーム兵器。大腿部のホルダーに1本ずつ収納されている。
 
;ビーム・ストリングス
 
;ビーム・ストリングス
 
:頭部アンテナ先端と両足の甲に装備されている電磁ワイヤー。[[ゾロアット]]の物と同一。
 
:頭部アンテナ先端と両足の甲に装備されている電磁ワイヤー。[[ゾロアット]]の物と同一。
 
;ビーム・ファン
 
;ビーム・ファン
:ビームを扇状に展開する携行武装。ビーム・サーベルとビーム・シールド両方の特性を持つが、ビーム・サーベルとしては攻撃力に劣り、ビーム・シールドとしては防御力に劣る中途半端な完成度であった。
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:ビームを扇状に展開する携行武装。ビーム・サーベルとビーム・シールド両方の特性を持つが、ビーム・サーベルとしては攻撃力に劣り、ビーム・シールドとしては防御力に劣る中途半端な完成度であった。ハンドビーム・ガンと同様、両側面にジョイント部が設けられており、バックパック側面のオプション装備ラッチにマウントする事が可能。
;[[ビームシールド|ビーム・シールド]]
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;[[ビーム・シールド]]
:左腕に装備されている防御兵装。地上ではビーム・ローターに換装することもできる。
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:左腕に装備されている防御兵装。
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;[[ビーム・ローター]]
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:MS用の大気圏飛行用装備。地球圏に配備された機体はビーム・シールドの代わりにこちらが標準装備となる。『V』の作中では第36話に登場した機体が使用。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
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;[[シャッコー]]
 
;[[シャッコー]]
 
:本機の試作機。
 
:本機の試作機。
;[[リグ・シャッコー (近衛師団仕様)]]
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;[[近衛師団用リグ・シャッコー]]
 
:近衛師団用のカスタム機。
 
:近衛師団用のカスタム機。
;リグ・シャッコー(陸戦型)
 
:イエロージャケットの一部隊、グラスホッパー隊に配備された機体。カラーリングが緑になっており、左腕にはビームシールドの代わりにビームローターを装備している。
 
 
 
<!-- == 余談 == -->
 
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<!-- *説明 -->
 
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== 商品情報 ==
 
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2025年2月3日 (月) 00:05時点における最新版

リグ・シャッコー
外国語表記 Rig Shokew
登場作品 機動戦士Vガンダム
デザイナー 石垣純哉
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スペック
分類 量産型汎用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 ZM-S22S
全高 15.9m
本体重量 8.2t
全備重量 18.5t
主動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 5,960kW
スラスター総推力 77,700kg (15,540kg×3、7,770kg×4)
アポジモーター数 22
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
開発組織 ベスパ
所属 ザンスカール帝国 (ベスパ)
主なパイロット カテジナ・ルース、他
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

ベスパが開発したシャッコーの制式量産機。ゾロアットに次ぐ次期主力機として開発された。

シャッコーの優秀な操作性は維持しつつ性能は強化され、試作機と同様に格闘・白兵戦を主眼として設計されている。右肩の2連ショルダービーム・ガンは廃止され肩の形状が左右対象となった他、ジェネレーター出力の強化、装甲材質の変更、バックパックの再設計など大幅に仕様変更されている。この機体には試作機であるシャッコーだけでなく、ゾロを始めとするこれまでの量産機の運用データもフィードバックされており、他にもその過程で生み出された技術も反映されている。そのため柔軟性がありバックパックと脚部にはハードポイントが備わっている。さらに型式番号的には宇宙用の機体であるが、設計を変更することなく追加装備の換装のみで地上と宇宙の双方に対応が可能となっている。

次期主力機となるはずだったが、アインラッドとのセット運用を前提とした機体が中心となったため、結局主力機にはなれなかった。

カラーバリエーション [編集 | ソースを編集]

通常カラー
本機の通常カラー。オレンジイエローを基調としたカラーリングに塗装されている。地球圏に配備された機体は全てビーム・ローターが標準装備となっているが、アインラッドの登場を受けて、配備場所によって搭載が見送られるケースもあった。
イエロージャケット専用機 (グラスホッパー隊)
地球圏に配備されたリグ・シャッコーの内、イエロージャケット専用として配備された機体。グリーンを基調としたカラーリングに塗装されているのが特徴で、大陸バッタの大移動の如く、過ぎ去った後には何も残らないほど一斉攻撃する様が凄まじかったため、いつからかグラスホッパー隊の名で呼ばれるようになった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士Vガンダム
初登場作品。第26話から登場し、ザンスカールに寝返ったカテジナの最初の搭乗機として猛威を振るった。ただ、登場から間もなくアインラッドを運用する機体が多く登場し、宇宙の戦いでもゾロアットなどが引き続き主力機を担ったため、目立った活躍はあまり見られない。
機動戦士Vガンダム ニューモビルスーツバリエーション
通常のリグ・シャッコーと近衛師団用の他、カラーバリエーションとしてビーム・ローターを装備したグラスホッパー隊の機体が設定されている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ハードポイント
装備のマウントに用いられるハードポイント。バックパックと脚部の計4か所に備わっている。連邦軍の物とは異なり、懸架した武装へのエネルギー供給が行える。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ビーム・ライフル
本機用に開発されたライフル。
ハンドビーム・ガン
ビーム・ライフルより小型の射撃兵装。コロニー内での使用を想定しており、出力が抑えられている。両側面にハードポイントとのジョイント部が設けられている。
ビーム・サーベル
近接戦闘用のビーム兵器。大腿部のホルダーに1本ずつ収納されている。
ビーム・ストリングス
頭部アンテナ先端と両足の甲に装備されている電磁ワイヤー。ゾロアットの物と同一。
ビーム・ファン
ビームを扇状に展開する携行武装。ビーム・サーベルとビーム・シールド両方の特性を持つが、ビーム・サーベルとしては攻撃力に劣り、ビーム・シールドとしては防御力に劣る中途半端な完成度であった。ハンドビーム・ガンと同様、両側面にジョイント部が設けられており、バックパック側面のオプション装備ラッチにマウントする事が可能。
ビーム・シールド
左腕に装備されている防御兵装。
ビーム・ローター
MS用の大気圏飛行用装備。地球圏に配備された機体はビーム・シールドの代わりにこちらが標準装備となる。『V』の作中では第36話に登場した機体が使用。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

シャッコー
本機の試作機。
近衛師団用リグ・シャッコー
近衛師団用のカスタム機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ガンプラ[編集 | ソースを編集]

Amazon.co.jp 商品リンク: B00067YY8Q

資料リンク [編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]