「ディビニダド」の版間の差分

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*[[ジュピトリス9]] (ドゥガチ機、バイオ脳機)
 
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*[[クラックス・ドゥガチ]]
 
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== 概要 ==
 
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[[木星帝国]]の開発した巨大[[モビルアーマー]][[クラックス・ドゥガチ]]の人格をコピーした[[バイオ脳]]によって操られ、ドゥガチ本人が搭乗した物を含めて少なくとも9機が建造されており、内8機が[[木星戦役]]の最終局面で投入された。「ディビニダド」とはスペイン語で「神性」を意味する。
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[[木星帝国]]の開発した巨大[[モビルアーマー]]。「ディビニダド」とはスペイン語で「神性」を意味する。
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[[クラックス・ドゥガチ]]の人格をコピーした[[バイオ脳]]によって操られ、[[木星戦役]]の最終局面ではドゥガチ本人が搭乗した物を含めて8機が投入された。
  
 
単体で宇宙戦艦に匹敵するサイズを誇る巨体を誇り、多数の核ミサイルと複数の核融合炉を持った動く核弾頭とも言うべき機体であり、一機でも地球で連鎖爆発を起こせば、それだけでも充分に人類を破滅させられるだけの放射能を撒き散らす。
 
単体で宇宙戦艦に匹敵するサイズを誇る巨体を誇り、多数の核ミサイルと複数の核融合炉を持った動く核弾頭とも言うべき機体であり、一機でも地球で連鎖爆発を起こせば、それだけでも充分に人類を破滅させられるだけの放射能を撒き散らす。
  
実戦投入された8機全てが大気圏突入を試みていれば、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]に防ぐ手立てはなかったかもしれないが、あくまで自分の手で地球を破壊する事に拘るドゥガチは、他の7機を囮にして単独で地球へ降下するという采配ミスを犯し、結果的にその性能のすべてを発揮する事なく撃破される事になった。その後、残存していた1機を[[サーカス]]が入手。サーカスの一員である[[コーシャ]]によって[[キゾ]]との最終決戦に投入された。
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実戦投入された8機全てが大気圏突入を試みていれば、[[地球連邦軍 (UC)|連邦軍]]に防ぐ手立てはなかったかもしれないが、あくまで自分の手で地球を破壊する事に拘るドゥガチは、他の7機を囮にして単独で地球へ降下するという采配ミスを犯し、結果的にその性能のすべてを発揮する事なく撃破される事になった。
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戦役で投入された機体以外にも、「本人及びバイオ脳1体につき1機のディビニダドが建造されていた(未使用機が2機存在する)」という都市伝説がまことしやかに語られていた。その後、発見された機体の内一機を[[サーカス]]が入手しており、残る一機も[[オリンポスの下僕]]の移動要塞[[オリンポス]]の動力炉に転用されていた。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]
 
:初登場作品。第6巻第3話から登場する。パイロットは[[クラックス・ドゥガチ]]と7体の[[バイオ脳]]。<br />[[ジュピトリス9]]の撃沈に伴い、まずバイオ脳搭載機が出撃して連邦軍の部隊と攻撃し、多大な損害を与えた。その隙にドゥガチ本人の機体が地球へと降下したが、[[トビア・アロナクス]]の[[クロスボーン・ガンダムX3]]に発見され交戦状態になる。ドゥガチ自身がパイロットとして高い技量を持たなかった事もあって次々とパーツを切除されていき、核ミサイルの発射も阻止され最後は超大型ビーム砲と[[Iフィールド]]がぶつかり合った事で機体も大破。[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改]]によってコクピットを破壊され海底へと沈んでいった。残りの7機も連邦軍とコロニー軍が協力して戦い全機が撃破されている。<br />なお、8機全てが地球へ降下していればドゥガチの悲願も達成できた可能性が高いが、彼は自身の手で地球を滅ぼす事に固執するあまり指揮を誤る結果となった。
 
:初登場作品。第6巻第3話から登場する。パイロットは[[クラックス・ドゥガチ]]と7体の[[バイオ脳]]。<br />[[ジュピトリス9]]の撃沈に伴い、まずバイオ脳搭載機が出撃して連邦軍の部隊と攻撃し、多大な損害を与えた。その隙にドゥガチ本人の機体が地球へと降下したが、[[トビア・アロナクス]]の[[クロスボーン・ガンダムX3]]に発見され交戦状態になる。ドゥガチ自身がパイロットとして高い技量を持たなかった事もあって次々とパーツを切除されていき、核ミサイルの発射も阻止され最後は超大型ビーム砲と[[Iフィールド]]がぶつかり合った事で機体も大破。[[キンケドゥ・ナウ]]の[[クロスボーン・ガンダムX1改]]によってコクピットを破壊され海底へと沈んでいった。残りの7機も連邦軍とコロニー軍が協力して戦い全機が撃破されている。<br />なお、8機全てが地球へ降下していればドゥガチの悲願も達成できた可能性が高いが、彼は自身の手で地球を滅ぼす事に固執するあまり指揮を誤る結果となった。
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;長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝
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:ヴァルハリアンと初めに立ちし者の手によって量産された機体が登場。
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:無論公式ではないが、後に発売された「機動戦士クロスボーン・ガンダム メカニック設定集」の[[クロスボーンガンダムフルアーマー|クロスボーン・ガンダムX-1フルアーマー]]の項目にはパイルバンカ―をディビニダド相手に使用した旨が記載されている。
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;[[ガンダムEXA]]
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:[[レオス・アロイ]]が[[ニュータイプ]]を学ぶべく最後に残ったバイオ脳搭載機と戦い、X1改との共闘で海底に沈められた。
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト]]
:第48話から登場。[[サーカス]]が残存していた機体を発見し、売却を目的に母艦に保管していた機体を、[[キゾ]]との決戦で[[コーシャ]]が持ち出した。[[ミダス]]のミダス・タッチに対抗するため、前額内部に[[Vガンダム]] ([[リア・シュラク隊]]機)の頭部を移植しセンサーを2系統使用できるようにしている。<br />[[マリア・エル・トモエ]]の[[カオスレル]]を抑え込んで味方機の支援をした後、最終的に同機と相討ちになった。
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:第48話から登場。[[サーカス]]が残存していた機体を発見し、売却を目的に母艦に保管していた(流石に核ミサイルは外されていた)。<br />[[キゾ]]との最終決戦で[[コーシャ]]が搭乗。[[ミダス]]のミダス・タッチに対抗するため、前額内部に[[Vガンダム]] ([[リア・シュラク隊]]機)の頭部を移植しセンサーを2系統化した他、フェザー・ファンネルを[[エンジェル・コール]]対策の高熱兵器を搭載したものに変更している。<br />[[マリア・エル・トモエ]]の[[カオスレル]]を抑え込んで味方機の支援をした後、最終的に同機と相討ちになった。
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11]]
 
;[[機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11]]
 
:[[オリンポスの下僕]]が残存していた最後の機体を保有。軍事要塞「[[オリンポス]]」の動力源として使用されていた。
 
:[[オリンポスの下僕]]が残存していた最後の機体を保有。軍事要塞「[[オリンポス]]」の動力源として使用されていた。
;[[ガンダムEXA]]
 
:[[レオス・アロイ]]が[[ニュータイプ]]を学ぶべく最後に残ったバイオ脳搭載機と戦い、X1改との共闘で海底に沈められた。
 
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2022年10月22日 (土) 22:22時点における最新版

ディビニダド
外国語表記 Divinidad
登場作品
デザイナー 長谷川裕一
テンプレートを表示
スペック
分類 地球侵攻用モビルアーマー
型式番号 EMA-10
主動力 熱核融合炉
開発組織 木星帝国
所属組織 木星帝国
所属部隊 サーカス (コーシャ機)
母艦
主なパイロット
  • クラックス・ドゥガチ
  • バイオ脳
  • コーシャ
  • テンプレートを表示

    概要 [編集 | ソースを編集]

    木星帝国の開発した巨大モビルアーマー。「ディビニダド」とはスペイン語で「神性」を意味する。

    クラックス・ドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳によって操られ、木星戦役の最終局面ではドゥガチ本人が搭乗した物を含めて8機が投入された。

    単体で宇宙戦艦に匹敵するサイズを誇る巨体を誇り、多数の核ミサイルと複数の核融合炉を持った動く核弾頭とも言うべき機体であり、一機でも地球で連鎖爆発を起こせば、それだけでも充分に人類を破滅させられるだけの放射能を撒き散らす。

    実戦投入された8機全てが大気圏突入を試みていれば、連邦軍に防ぐ手立てはなかったかもしれないが、あくまで自分の手で地球を破壊する事に拘るドゥガチは、他の7機を囮にして単独で地球へ降下するという采配ミスを犯し、結果的にその性能のすべてを発揮する事なく撃破される事になった。

    戦役で投入された機体以外にも、「本人及びバイオ脳1体につき1機のディビニダドが建造されていた(未使用機が2機存在する)」という都市伝説がまことしやかに語られていた。その後、発見された機体の内一機をサーカスが入手しており、残る一機もオリンポスの下僕の移動要塞オリンポスの動力炉に転用されていた。

    登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

    機動戦士クロスボーン・ガンダム
    初登場作品。第6巻第3話から登場する。パイロットはクラックス・ドゥガチと7体のバイオ脳
    ジュピトリス9の撃沈に伴い、まずバイオ脳搭載機が出撃して連邦軍の部隊と攻撃し、多大な損害を与えた。その隙にドゥガチ本人の機体が地球へと降下したが、トビア・アロナクスクロスボーン・ガンダムX3に発見され交戦状態になる。ドゥガチ自身がパイロットとして高い技量を持たなかった事もあって次々とパーツを切除されていき、核ミサイルの発射も阻止され最後は超大型ビーム砲とIフィールドがぶつかり合った事で機体も大破。キンケドゥ・ナウクロスボーン・ガンダムX1改によってコクピットを破壊され海底へと沈んでいった。残りの7機も連邦軍とコロニー軍が協力して戦い全機が撃破されている。
    なお、8機全てが地球へ降下していればドゥガチの悲願も達成できた可能性が高いが、彼は自身の手で地球を滅ぼす事に固執するあまり指揮を誤る結果となった。
    長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝
    ヴァルハリアンと初めに立ちし者の手によって量産された機体が登場。
    無論公式ではないが、後に発売された「機動戦士クロスボーン・ガンダム メカニック設定集」のクロスボーン・ガンダムX-1フルアーマーの項目にはパイルバンカ―をディビニダド相手に使用した旨が記載されている。
    ガンダムEXA
    レオス・アロイニュータイプを学ぶべく最後に残ったバイオ脳搭載機と戦い、X1改との共闘で海底に沈められた。
    機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
    第48話から登場。サーカスが残存していた機体を発見し、売却を目的に母艦に保管していた(流石に核ミサイルは外されていた)。
    キゾとの最終決戦でコーシャが搭乗。ミダスのミダス・タッチに対抗するため、前額内部にVガンダム (リア・シュラク隊機)の頭部を移植しセンサーを2系統化した他、フェザー・ファンネルをエンジェル・コール対策の高熱兵器を搭載したものに変更している。
    マリア・エル・トモエカオスレルを抑え込んで味方機の支援をした後、最終的に同機と相討ちになった。
    機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11
    オリンポスの下僕が残存していた最後の機体を保有。軍事要塞「オリンポス」の動力源として使用されていた。

    装備・機能[編集 | ソースを編集]

    特殊機能[編集 | ソースを編集]

    Iフィールド
    対ビームバリア。
    原作では搭載されているような描写はないが、一部ゲームで登場した際に搭載されている事がある。

    武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

    中型ビーム砲
    左眼部に1門内蔵されているビーム砲。海中でも発射できる程の出力を持つ。射程もかなり長い。
    超大型ビーム砲
    頭頂部に1門内蔵する高出力ビーム砲。使用時には頭部を展開し、相手に砲口を向ける必要がある。その機体サイズから凄まじい破壊力を持つと思われる。
    実際の戦闘ではX3が展開したIフィールドにビームが押し返された事により暴発させられた為、不発に終わっている(トビアは直前にコア・ファイターで脱出した)。
    クロー
    マニピュレーターは巨大な三本爪となっており、巨体から繰り出される一振りはクラップ級を真っ二つにする程の威力を発揮する。
    フェザー・ファンネル
    翼に多数格納された使い捨ての無線式誘導兵器。サイコミュシステムで制御されていると思われるが、詳細は不明。内蔵されたビーム砲でオールレンジ攻撃を行う他、ファンネル自体が突撃し相手を貫いて破壊する事も可能。
    コーシャ機の物は遅燃性高熱弾を内蔵し、カオスレルのギムレット・ビットの迎撃に用いられた。
    ビーム・シールド
    両腕部に1基ずつ、計2基を装備する防御装備。
    核弾頭ミサイル
    胸部に16発格納されている核ミサイル。発射時に胸部の肋骨状のパーツが展開され、発射体制を取る。

    対決・名場面[編集 | ソースを編集]

    クロスボーン・ガンダムX3

    関連機体[編集 | ソースを編集]

    エレゴレラ
    バイオ脳による自動操縦システムの実験機。
    インプルース・コルニグス
    この機体のフェザー・ファンネルはディビニダドの物を小型化した物であるとされる。
    フェニックスガンダム
    同名のフェザー・ファンネルを装備しているが、機能自体は従来のファンネルと同一である。

    リンク[編集 | ソースを編集]