「ダブルオーガンダム セブンソード/G インスペクション」の版間の差分
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:両脚部に1基ずつマウントされている武装。熱変換したGN粒子で刃を加熱して対象を溶断する。 | :両脚部に1基ずつマウントされている武装。熱変換したGN粒子で刃を加熱して対象を溶断する。 | ||
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2024年9月4日 (水) 01:22時点における最新版
ダブルオーガンダム セブンソード/G インスペクション | |
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読み | ダブルオーガンダム セブンソードスラッシュジー インスペクション |
外国語表記 | 00 Gundam Seven Sword/G Inspection |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00V戦記 |
デザイナー | 海老川兼武 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ (第4世代ガンダム) |
生産形態 | 強化プランシミュレーションデータ |
型式番号 | GN-0000GNHW/7SGD2 |
頭頂高 | 18.3m |
総重量 | 65.1t (セブンソード/G装備重量13.5t) |
主動力 | ツインドライヴシステム |
設計 | シェリリン・ハイド |
概要 [編集 | ソースを編集]
ソレスタルビーイングの太陽炉搭載型モビルスーツ、ダブルオーガンダム セブンソード/Gの強化プランシミュレーションデータ。
リボンズ達イノベイドとの戦闘後、イノベイターとして覚醒した刹那・F・セイエイ用に新たな専用機「ダブルオークアンタ」の開発が行われ、完成するまでの間に使用する機体としてセブンソード/Gが完成に至ったものの、失われた太陽炉の代わりに装備した大型GNコンデンサーでは起動が安定せず、さらなる改良が求められた。
そこでメカニックのシェリリン・ハイドはヴェーダ内のシミュレーション上でセブンソード/Gの改良を続行。実機をデータ上で再点検するため製作されたのが本機であり、名前の「インスペクション」は「点検」を意味している。スラッシュジー同士で戦闘した場合の識別の為、カラーリングは青い部分が赤に変更されているが、データ上の機体であるため本来であれば同一色であろうと識別は容易である。本当の変更理由については「ダブルオーは赤が似合うと思う」というシェリリンの個人的な趣味に起因している。
本機はオリジナルと比べて基本性能が5%底上げされているが、ツインドライヴ専用太陽炉の完成によりクアンタ開発の目途が立ったため、開発は中止されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- キャラホビ2010
- 本機の初出。ガンプラ30周年記念の会場限定ガンプラ「HG 1/144 ダブルオーガンダム セブンソード/G インスペクション+スペシャルアクションベース」として「月刊ホビージャパン」プロデュースの下、立体化された。会場では「月刊電撃ホビーマガジン」プロデュースの「HG 1/144 アイズガンダム タイプダーク+スペシャルアクションベース」と共に販売されている。
- 機動戦士ガンダム00V戦記
- 出典元。上記キャラホビの限定ガンプラに対応して新たに設定され、MISSION 010にて登場した。ショートストーリーではツインドライヴ専用太陽炉完成の報を受け、ツインコンデンサーシステムの研究が不要となり憂鬱になったシェリリンが最後に本機の華々しい活躍を見るべくケルディム、アリオス、セラヴィー、セラフィムを仮想敵としたシミュレーションバトルを実行。これら4機を瞬殺するという圧倒的な活躍を見せ、有終の美を飾った。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ツインドライヴシステム
- 2基のGNドライヴを同調させる事で粒子生産量を2乗化させるシステム。しかし、起動条件が非常に厳しく、GNドライヴ同士の相性が悪いと起動しない上、安定性も悪いという欠点がある。
設定画ではスラッシュジーと同様、GNドライヴにコーン状のカバーを用いているが、中身がGNドライヴとGNコンデンサーのどちらであるかは不明。 - GNフィールド
- GN粒子で形成されるバリア。GNバスターソードIIのシールドモード時に展開可能で、効果範囲はかなり広い。正面からの攻撃なら付近の味方も守る事ができる。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
- GNソードIIロング
- 右腰にマウントされる実体剣。GNソードIIよりも刀身が延長されており、ライフルモード時の性能が向上しているが、粒子消費量が増加して連射性能も低下している。もちろん、通常の実体剣としても使用可能。
- GNソードIIショート
- 左腰にマウントされる実体剣。こちらは刀身が短縮されており、先端部はワイヤーで射出できるようになっている。
- GNバスターソードII
- 左肩のGNドライヴにマウントされる大型の実体剣。ジンクスIIソードが装備していたGNバスターソードを基にしており、ソードモードとシールドモードに変形可能。さらにツインドライヴの安定化システムも組み込まれている。
- GNカタール
- 両脚部に1基ずつマウントされている武装。熱変換したGN粒子で刃を加熱して対象を溶断する。
- GNビームサーベル
- 腰部に2本装備されているビームの剣。GN粒子で形成された刃で対象を溶断する。刃の長さを調節してGNビームダガーとして使う事も可能。この武装のみ、通常のダブルオーと共通の装備である。
- GNソードIIブラスター
- GNソードIIをベースに開発された新武装で、イノベイターとして覚醒した刹那に合わせて調整されている。威力と射程は本機と刹那のコンディションによって際限なく拡張されるという。
名称こそ「ソード」だが、実際には銃としての機能に特化しているため、8本目の剣としては数えられていない。「セブンソード/G」の名称もここから来ている。とはいえ、実体剣としての使用も一応可能ではある。不使用時は右肩のGNドライヴにマウントされる。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- 対ケルディムガンダム、アリオスガンダム、セラヴィーガンダム、セラフィムガンダム
- 『00V戦記』MISSION 010より。シミュレーション上でガンダム同士の夢の対決が展開され、インスペクションはそれぞれのガンダムが得意とする戦い方に対し、七つの剣とひとつの銃を駆使してオールラウンドに対応。一瞬と呼んで良いほどの短時間で決着をつけた。この結果を受け一応の整理がついたシェリリンは気持ちを入れ替えガンダムハルートの調整に着手するのだった。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ダブルオーガンダム セブンソード/G
- 改良元。シェリリンもその開発に協力していた。
- ダブルオーライザー (粒子貯蔵タンク型)
- 失われたGNドライヴをGNコンデンサーで代用したダブルオーライザー。当初は粒子消費量の問題からスラッシュジーのテストが優先されていたものの、メカニック達の努力により短時間ながらトランザムが使用できるほどGNコンデンサーの改良が進んだ。実戦においてはこちらが運用されている。