「サイコガンダムMk-III」の版間の差分

提供: ガンダムWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「== MRX-012 サイコガンダムMk-III(Psyco Gundam Mk-III) == *登場作品:ガンダム・ザ・バトルマスター *分類:試作大型モビルスー...」)
 
 
(2人の利用者による、間の12版が非表示)
1行目: 1行目:
== MRX-012 サイコガンダムMk-III(Psyco Gundam Mk-III) ==
+
{{登場メカ概要
*登場作品:[[ガンダム・ザ・バトルマスター]]
+
| 読み = <!-- 読み方が難しい場合に使用 -->
*分類:試作大型[[モビルスーツ]]
+
| 外国語表記 = Psyco Gundam Mk-III
*装甲材質:不明
+
| 別表記 =  
*全高:不明
+
*サイコガンダムMkIII (ガンダム・ザ・バトルマスター パーフェクトガイド)
*重量:不明
+
*サイコ・ガンダムMk-III (GUNDAM WARなど一部ゲーム作品)
*主動力:[[熱核融合炉]]
+
| 登場作品 = [[ガンダム・ザ・バトルマスター]]、他
*出力:不明
+
<!-- *続編、或いは個別作品に出演した作品のみ記載。 -->
*推力:不明
+
| デザイナー = 大河原邦男
*センサー有効半径:不明
+
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
*開発組織:不明
+
 
*主なパイロット:[[マリア・ニコルス]]
+
{{登場メカ概要
軍の研究機関が開発した[[モビルスーツ]][[サイコガンダムMk-II]]の発展型と言われているが詳細は不明である。変形機構を持たないがその分装甲や火力が大幅に強化されており、格闘戦に特化している。
+
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = 試作[[モビルアーマー]]
 +
| 型式番号 = 不明<ref>「バトルマスター」のCD-ROMに収録されているMk-III戦BGMの曲名では「UNKNOWN」表記。書籍『[[機動戦士ガンダムMS大全集|MS大全集2009]]』にのみ「MRX-012」の記載あり。</ref>
 +
| 頭頂高 =
 +
| 全高 =
 +
| 本体重量 =
 +
| 全備重量 =
 +
| 主動力 =
 +
| ジェネレーター出力 =
 +
| スラスター総推力 =
 +
| 装甲材質 =
 +
| センサー有効半径 =
 +
| 開発組織 = ノマード議会軍 (バトルマスター)
 +
| 所属 =
 +
*海賊団 (バトルマスター)
 +
*政府軍 (バトルマスター2)
 +
| 所属組織 =
 +
| 所属部隊 =
 +
| 母艦 =
 +
| 主なパイロット = [[マリア・ニコルス]]
 +
}}<!-- 必要に応じて追加をお願いします。 -->
 +
 
 +
== 概要 ==
 +
PS用ソフト『[[ガンダム・ザ・バトルマスター]]』シリーズに登場するゲームオリジナル機体。
 +
 
 +
ノマード議会軍の研究機関が開発した試作[[モビルアーマー]]であり、機体名称を見るに[[宇宙世紀]]作品における[[サイコガンダムMk-II]]の発展型に当たる機体と思われるが、立ち絵以外の設定がほとんど存在せず、詳細は不明である。モビルフォートレス形態への変形機構を有しているかどうかも不明ではあるが、TCG『GUNDAM WAR』収録のカードでは「変形機構は持たないが、その分装甲や火力が大幅に強化されている」と表記されている。なお、フェイス部はこれまでの[[サイコガンダム]]とは異なり、マスク部にへの字スリットがある通常のガンダムフェイスとなっている。
 +
 
 +
ノマード議会軍による開発の後、超感覚ウィルスの実験体である[[マリア・ニコルス]]とのマッチングテストが行われたが、その際に軍に反旗を翻したマリアによって強奪され、軍施設と追撃部隊を攻撃した後、脱走。以降、彼女の搭乗機となり、海賊団の戦力として運用されている。軍から多額の懸賞金を賭けられているため、様々なバウンティハンターと交戦する事になる。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
<!-- ;[[作品名]]:説明 -->
 
 
;[[ガンダム・ザ・バトルマスター]]
 
;[[ガンダム・ザ・バトルマスター]]
 +
:初登場作品。ストーリーモードのラストボスとして登場する。遠距離ではビーム連射、近距離ではビーム・ソードや格闘による猛攻をかけ、プレイヤーを苦しめる。
 +
;[[ガンダム・ザ・バトルマスター2]]
 +
:パイロットと共に前作から引き続き登場。同作ではマリアが政府軍の月基地司令官[[シメオン]]の助手という設定で、ラストボスの前哨戦でプレイヤーの前に立ち塞がる。凶悪性能のアッパーで猛威を振るった。
 +
;Gundam Battle Assault / Gundam Battle Assault2
 +
:バトルマスターシリーズの海外版。『1』では[[ヴァルダー・ファーキル]]、『2』では[[ウルベ・イシカワ]]がパイロットに設定されている。
 +
;ガンダム・THE・バトル(Gundam Battle Assault2の日本語ローカライズ版)
 +
:パイロットがウルベから元のマリアに変更されている。
 +
;[[SDガンダム GGENERATIONシリーズ]]
 +
:『F』でマリアと共に初実装。パンチやビーム・ソードが再現されている。<br/>その後『ジェネシス』で久しぶりに参戦(機体のみ)。武装は『ザ・バトルマスター2』準拠で、どれも再現度が高い物となっている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 +
'''※以下の武装名・技名は主にGGENERATIONシリーズで設定されたもの'''
 +
==== 武装 ====
 +
;[[メガ粒子砲]]
 +
:バックパック、胴体、脚部など全身に搭載されている多連装ビーム砲。バックパックの物は設定画では3連装、ゲーム中では長方形型の単砲となっている。
 +
;ショルダー・パルスビーム
 +
:両肩部に3門ずつ設けられたパルスビーム砲。
 +
;大型[[ビーム・サーベル|ビーム・ソード]]
 +
:両腕部に1基ずつ内蔵されているビーム・サーベル。[[サイコガンダムMk-II]]が手首を折りたたみビーム刃を発振させるのに対し、本機は腕部側面の基部から発振させる。ゲーム中では巨体故に高威力かつ攻撃範囲が広く、回避操作ができる機体でなければ対抗するのは困難。
 +
;頭部バルカン砲と思われる武装
 +
:頭部に2門内蔵。スペック表に無い装備でいずれの登場作品でも未使用であるため、実弾式かビーム砲なのかは不明。
  
=== 武装・必殺攻撃 ===
+
==== 技・必殺技 ====
<!-- ;武装名:説明 -->
+
;格闘
;大型ビーム・ソード
+
:格闘ゲーム出身ゆえの手足を使った攻撃。
:両腕部に内蔵されている。
+
;ブラスト・アッパー
;メガ粒子砲
+
:本機の代名詞である必殺技。ジャンピングアッパーカットで攻撃する。<br/>「ガード不可、当たれば体力ゲージ1本分を削られる、'''全身が当たり判定'''」などの凶悪な性能で、プレイヤーのトラウマと化した。
:全身に装備されている。
+
;メガ・ビーム・アタック
 +
:全身のビーム砲を一斉発射する。『ジェネシス』では背景演出まで再現されている。
  
 
== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
30行目: 76行目:
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
<!-- ;[[機体名]]:説明 -->
+
;[[サイコガンダム]] / [[サイコガンダムMk-II]]
;[[サイコガンダムMk-II]]
+
:機体名から系列機の可能性があるが関連性は不明。後者に関しては設定画で側頭部に「PSYCO-GUNDAM MK-3」の刻印が施されているのが確認できる。TV版Ζではサイコガンダムが2号機まで存在しているためMk-IIを3号機として扱う予定だったのかもしれない。
:前世代機?
+
;[[G-ドアーズ]] (サイコ・ガンダムMk-IV3号機)
 +
:機体名や書籍『MS大全集2009』記載の型式番号「MRX-012」に則った場合、本機の後継機にあたる機体。
 +
;サイコガンダムMk-IV (機動戦士Oガンダム)
 +
:『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』公開時のパロディ企画『[[機動戦士Oガンダム 光のニュータイプ]]』で紹介されているサイコガンダム系列機。本機の登場以前に「Mk-IV」の名が与えられたサイコガンダムだが、何故IIからIVへ番号が飛んでいるのかは不明。ΖΖ本編にMk-IIIが登場した時のための予防策、あるいは上記のMk-IIの側頭部の表記を踏まえての命名だろうか。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
<!-- <amazon>ASIN</amazon> -->
+
=== ゲームソフト ===
 +
<amazon>B000069S0I</amazon>
 +
<amazon>B000069S0X</amazon>
 +
 
 +
=== 書籍 ===
 +
<amazon>4048679732</amazon>
 
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
 
<!-- ASINにはAmazonの商品ページに記載されている10桁の番号を入力してください。 -->
  
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[[登場メカ]]
 
*[[登場メカ]]
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references/>
 +
 +
{{DEFAULTSORT:さいこかんたむMk-3}}
 +
[[Category:登場メカさ行]]
 +
[[Category:ガンダム・ザ・バトルマスター]]

2025年2月20日 (木) 12:50時点における最新版

サイコガンダムMk-III
外国語表記 Psyco Gundam Mk-III
別表記
  • サイコガンダムMkIII (ガンダム・ザ・バトルマスター パーフェクトガイド)
  • サイコ・ガンダムMk-III (GUNDAM WARなど一部ゲーム作品)
登場作品 ガンダム・ザ・バトルマスター、他
デザイナー 大河原邦男
テンプレートを表示
スペック
分類 試作モビルアーマー
型式番号 不明[1]
開発組織 ノマード議会軍 (バトルマスター)
所属
  • 海賊団 (バトルマスター)
  • 政府軍 (バトルマスター2)
主なパイロット マリア・ニコルス
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

PS用ソフト『ガンダム・ザ・バトルマスター』シリーズに登場するゲームオリジナル機体。

ノマード議会軍の研究機関が開発した試作モビルアーマーであり、機体名称を見るに宇宙世紀作品におけるサイコガンダムMk-IIの発展型に当たる機体と思われるが、立ち絵以外の設定がほとんど存在せず、詳細は不明である。モビルフォートレス形態への変形機構を有しているかどうかも不明ではあるが、TCG『GUNDAM WAR』収録のカードでは「変形機構は持たないが、その分装甲や火力が大幅に強化されている」と表記されている。なお、フェイス部はこれまでのサイコガンダムとは異なり、マスク部にへの字スリットがある通常のガンダムフェイスとなっている。

ノマード議会軍による開発の後、超感覚ウィルスの実験体であるマリア・ニコルスとのマッチングテストが行われたが、その際に軍に反旗を翻したマリアによって強奪され、軍施設と追撃部隊を攻撃した後、脱走。以降、彼女の搭乗機となり、海賊団の戦力として運用されている。軍から多額の懸賞金を賭けられているため、様々なバウンティハンターと交戦する事になる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ガンダム・ザ・バトルマスター
初登場作品。ストーリーモードのラストボスとして登場する。遠距離ではビーム連射、近距離ではビーム・ソードや格闘による猛攻をかけ、プレイヤーを苦しめる。
ガンダム・ザ・バトルマスター2
パイロットと共に前作から引き続き登場。同作ではマリアが政府軍の月基地司令官シメオンの助手という設定で、ラストボスの前哨戦でプレイヤーの前に立ち塞がる。凶悪性能のアッパーで猛威を振るった。
Gundam Battle Assault / Gundam Battle Assault2
バトルマスターシリーズの海外版。『1』ではヴァルダー・ファーキル、『2』ではウルベ・イシカワがパイロットに設定されている。
ガンダム・THE・バトル(Gundam Battle Assault2の日本語ローカライズ版)
パイロットがウルベから元のマリアに変更されている。
SDガンダム GGENERATIONシリーズ
『F』でマリアと共に初実装。パンチやビーム・ソードが再現されている。
その後『ジェネシス』で久しぶりに参戦(機体のみ)。武装は『ザ・バトルマスター2』準拠で、どれも再現度が高い物となっている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

※以下の武装名・技名は主にGGENERATIONシリーズで設定されたもの

武装[編集 | ソースを編集]

メガ粒子砲
バックパック、胴体、脚部など全身に搭載されている多連装ビーム砲。バックパックの物は設定画では3連装、ゲーム中では長方形型の単砲となっている。
ショルダー・パルスビーム
両肩部に3門ずつ設けられたパルスビーム砲。
大型ビーム・ソード
両腕部に1基ずつ内蔵されているビーム・サーベル。サイコガンダムMk-IIが手首を折りたたみビーム刃を発振させるのに対し、本機は腕部側面の基部から発振させる。ゲーム中では巨体故に高威力かつ攻撃範囲が広く、回避操作ができる機体でなければ対抗するのは困難。
頭部バルカン砲と思われる武装
頭部に2門内蔵。スペック表に無い装備でいずれの登場作品でも未使用であるため、実弾式かビーム砲なのかは不明。

技・必殺技[編集 | ソースを編集]

格闘
格闘ゲーム出身ゆえの手足を使った攻撃。
ブラスト・アッパー
本機の代名詞である必殺技。ジャンピングアッパーカットで攻撃する。
「ガード不可、当たれば体力ゲージ1本分を削られる、全身が当たり判定」などの凶悪な性能で、プレイヤーのトラウマと化した。
メガ・ビーム・アタック
全身のビーム砲を一斉発射する。『ジェネシス』では背景演出まで再現されている。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

サイコガンダム / サイコガンダムMk-II
機体名から系列機の可能性があるが関連性は不明。後者に関しては設定画で側頭部に「PSYCO-GUNDAM MK-3」の刻印が施されているのが確認できる。TV版Ζではサイコガンダムが2号機まで存在しているためMk-IIを3号機として扱う予定だったのかもしれない。
G-ドアーズ (サイコ・ガンダムMk-IV3号機)
機体名や書籍『MS大全集2009』記載の型式番号「MRX-012」に則った場合、本機の後継機にあたる機体。
サイコガンダムMk-IV (機動戦士Oガンダム)
ΖΖ』公開時のパロディ企画『機動戦士Oガンダム 光のニュータイプ』で紹介されているサイコガンダム系列機。本機の登場以前に「Mk-IV」の名が与えられたサイコガンダムだが、何故IIからIVへ番号が飛んでいるのかは不明。ΖΖ本編にMk-IIIが登場した時のための予防策、あるいは上記のMk-IIの側頭部の表記を踏まえての命名だろうか。

商品情報[編集 | ソースを編集]

ゲームソフト [編集 | ソースを編集]

Amazon.co.jp 商品リンク: B000069S0I

Amazon.co.jp 商品リンク: B000069S0X

書籍 [編集 | ソースを編集]

Amazon.co.jp 商品リンク: 4048679732

リンク[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 「バトルマスター」のCD-ROMに収録されているMk-III戦BGMの曲名では「UNKNOWN」表記。書籍『MS大全集2009』にのみ「MRX-012」の記載あり。