「ジオン兵」の版間の差分

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:『一年戦争秘録』第2話冒頭より、[[アリゾナ第128物資集積所]]に唐突に現れ、[[ザク・マシンガン|120mmマシンガン]]の弾丸を要求してきた[[フェデリコ・ツァリアーノ|ザクパイロット]]に対する歩哨の返答。[[ジオン訛り]]以外の訛りについて言及している珍しいシーンである。ジオン訛りと同様、作中においてこの訛りに関する定義はないものの、小説第1巻において「ジオンの言葉を外国語として学んだら、こんな感じだろうか」と地の文で記述されているため、「ジオンの人間以外が話すジオンの言葉」あるいは「[[アースノイド]]が話す[[スペースノイド]]の言葉」といったように解釈できる。つまり相手はジオン兵ではないという事。歩哨が違和感を抱いた直後、彼に120mmマシンガンの銃口が向けられた。
 
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:『黙示録0079』第3話の1シーンより。小説版の記述によれば、この時のゲルググはビーム・ライフルの銃身が焼き付き、さらにビーム・ナギナタのエネルギー残量が残っていなかったとの事。戦闘艦の全体数が足りず、さらには戦闘によりいくつかが撃沈されてしまったがために、数多の機体が補給を受けられないまま墜とされていく事となった。
 
:『黙示録0079』第3話の1シーンより。小説版の記述によれば、この時のゲルググはビーム・ライフルの銃身が焼き付き、さらにビーム・ナギナタのエネルギー残量が残っていなかったとの事。戦闘艦の全体数が足りず、さらには戦闘によりいくつかが撃沈されてしまったがために、数多の機体が補給を受けられないまま墜とされていく事となった。
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
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:主な搭乗機。
 
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2020年4月20日 (月) 23:23時点における版

ジオン兵
登場作品
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プロフィール
種族 人間
職業 軍人
所属 ジオン公国軍
ジオン共和国軍
ジオン残党軍、他
主な搭乗機 ザクIIなど
テンプレートを表示

概要

機動戦士ガンダム』を初めとして様々な作品に登場する、ジオン公国軍の一般兵。ネームドの一般兵がいる一方で、もちろん彼らのような名無しの一般兵も存在している。

初出である『1st』においても、主人公から見て敵サイドの人間でありながら、善悪の枠組みに入らない人間が多く描かれた。ただ、残党軍やその子孫などになると反地球連邦の思想に傾倒した人間も多く見られた。

登場作品と役柄

機動戦士ガンダム
初登場作品。

名台詞

機動戦士ガンダム 

ジオン兵「80%?冗談じゃありません!現状でジオングの性能は100%出せます!」
シャア「脚は付いてない」
ジオン兵「あんなの飾りです!偉い人にはそれが分からんのですよ!」(TV版)
ジオン兵「あんなの飾りです!偉い人にはそれが分からんのです!」(劇場版)
シャア「使い方はさっきの説明で分かるが…サイコミュな、私に使えるか?」
ジオン兵「大佐のニュータイプの能力は未知数です。保障できる訳ありません」
シャア「はっきり言う。気に入らんな」
ジオン兵「どうも…。気休めかもしれませんが、大佐なら上手くやれますよ!」
シャア「ありがとう。信じよう」
第42話及び劇場版『めぐりあい宇宙』より、ジオングの整備兵[1]シャアの会話。未完成でしかも脚すら付いていない乗機に不安げな様子なシャアに対し、上官に向かって物怖じする事無く、性能を100%発揮できると豪語。「はっきり言う(奴だ)」と言われる程のストレートな発言をしてのけた。
一般兵でありながら「あんなの(脚)飾り」とインパクトのある台詞が出た事も相まって、これら一連の会話は『1st』において有名な会話シーンの1つとして知られる事となった。
なお、ネットで散見される「足なんて飾り~」は誤りであるため注意。
余談だが、この整備兵は短編集『ガンダムNOVELS 閃光となった戦士たち』ではリオ・マリーニと言う名前で登場している。
「あぁっ…!ひ、火が…母さん!」
同上。不運にも交戦中のアムロとシャアの合間に入ってしまった学徒兵の断末魔の叫び。ガンダムにシールドで押し出された所をジオングの誤射によって撃墜されてしまう。戦火の中で散る学徒兵の悲運を描いたシーンである。
「マリアァァァッ!!」
『めぐりあい宇宙』での追加シーンより。ジムと交戦中だったザクのパイロットだったが、そこへ爆散したサラミスの残骸が飛来。ジムもろとも残骸に押しつぶされ、恋人か身内か、女の名を叫びながら爆風に呑まれていった。

機動戦士ガンダム MS IGLOO 

「弾なら、唸るほどあるぜ。それにしても、お前酷い訛りだなぁ!」
『一年戦争秘録』第2話冒頭より、アリゾナ第128物資集積所に唐突に現れ、120mmマシンガンの弾丸を要求してきたザクパイロットに対する歩哨の返答。ジオン訛り以外の訛りについて言及している珍しいシーンである。ジオン訛りと同様、作中においてこの訛りに関する定義はないものの、小説第1巻において「ジオンの言葉を外国語として学んだら、こんな感じだろうか」と地の文で記述されているため、「ジオンの人間以外が話すジオンの言葉」あるいは「アースノイドが話すスペースノイドの言葉」といったように解釈できる。つまり相手はジオン兵ではないという事。歩哨が違和感を抱いた直後、彼に120mmマシンガンの銃口が向けられた。
ゲルググパイロット「増援を!もはや我、戦力なし!」
ザクIIパイロット「誰か弾を寄越せ!早く!」
『黙示録0079』第3話の1シーンより。小説版の記述によれば、この時のゲルググはビーム・ライフルの銃身が焼き付き、さらにビーム・ナギナタのエネルギー残量が残っていなかったとの事。戦闘艦の全体数が足りず、さらには戦闘によりいくつかが撃沈されてしまったがために、数多の機体が補給を受けられないまま墜とされていく事となった。
学徒兵1「はは、今日の日記を、つけ忘れたよ……」
学徒兵2「はぁ?ラブレターじゃないのか?」
同上。ヨーツンヘイムの格納庫の中、オッゴの中で出撃を待つ学徒兵の会話。いつ死ぬかもわからない戦場の中、他愛もない会話で戦場と日常の間にわずかな接点を維持しようとしていた。果たして彼はその日の日記を書く事ができたのだろうか。
「ドロスが沈む!Nフィールドは維持できないぞ!」
「俺達は、どこへ降りればいいんだぁ!?」
同上、ドロス撃沈シーンより。防衛の要であるドロスが艦内の多くのモビルスーツとパイロットを道連れに撃沈する光景は、パイロット達の士気を大きく下げ、絶望の底に叩き落した。

その他 

ジオン兵「80%?冗談じゃありません。現状で100%完成してますよ」
シャア「脚も付いている」
ジオン兵「えぇ、パーフェクトです」
PS2用ソフト『機動戦士ガンダム一年戦争』のMISSION#27でのジオング整備兵とシャアの会話。NORMALモードだとシャアが原作通りジオングに乗って登場するのだが、HARDモードだと搭乗機がパーフェクト・ジオングに変更。ご丁重に上記の台詞に変更される(これ以降の台詞は原作通り)。シャアも心なしか嬉しそうだ。ところで、ここでいう「80%」とは何を指しての数字なのだろうか…?

迷台詞 

機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像

シャア「以前無かった ”カザリ”が付いたそうだな」
ジオン兵「ところがまんざら飾りでもないと判りました バランスが良くなった分 機動性などはかなり向上しているはずです」
アムブロシアでのパーフェクト・ジオング登場シーンにおいて、かの有名なジオング整備兵がシャアと再会した際に。脚を「飾り」と豪語していた彼があっさりと「飾りでもない」と認めている事に笑いを禁じ得ないシーンである。

搭乗機体・関連機体

ザクII / リック・ドム / ゲルググ / その他多数
主な搭乗機。

リンク

脚注

  1. CV:二又一成 (TV版)、島田敏 (劇場版)