「オーバーフラッグ」の版間の差分
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:ガンダムとの戦闘を想定し、装甲の表面に施された対粒子ビーム用防御コーティング。コーティング剤の色については、黒色の為に機体色が黒になったとする説と、コーティングは無色であり、フラッグの装甲の地色が黒であるとする説の二種類が存在する。 | :ガンダムとの戦闘を想定し、装甲の表面に施された対粒子ビーム用防御コーティング。コーティング剤の色については、黒色の為に機体色が黒になったとする説と、コーティングは無色であり、フラッグの装甲の地色が黒であるとする説の二種類が存在する。 |
2024年9月18日 (水) 07:28時点における版
オーバーフラッグ | |
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外国語表記 | Over Flag |
登場作品 | 機動戦士ガンダム00 |
デザイナー | 福地仁 |
スペック | |
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分類 | 量産型可変モビルスーツ |
型式番号 | SVMS-01O |
全高 | 17.9m |
本体重量 | 69.7t |
主動力 | 水素エンジン |
装甲材質 | Eカーボン |
開発組織 | ユニオン |
所属組織 |
ユニオン 地球連邦軍 |
所属部隊 | オーバーフラッグス |
主なパイロット |
ハワード・メイスン ダリル・ダッジ ジョシュア・エドワーズ その他 |
概要
対ガンダム調査隊を母体としてユニオン軍の中に正式発足したオーバーフラッグス(第8独立航空戦術飛行隊)に所属するエースパイロットたちの専用機。グラハム・エーカー専用機であるカスタムフラッグと同様に高出力型フライトユニットを装備するなど、ノーマルのフラッグに比べ各所に強化改良が加えられている。グラハムの強い要望から耐Gリミッター解除などの危険要素が採用されていたカスタムフラッグとは異なり、オーバーフラッグではそれら危険要素は採用されていないが、それでも通常のフラッグを大きく越える性能を持つことから、型式番号にはOver(オーバー)を意味する「O」が追加されている。
本機では対ガンダム戦を想定し、装甲表面に耐ビームコーティングを施しており、メイン武装もアイリス社の新型リニアライフルを装備。この機体の完成に伴い、グラハム専用機も試作リニアライフルからこちらへ武装変更している。
後に地球連邦軍に編入された機体は軍の再編に伴い機体色のプログラムパターンが変更され、ジンクスIIIと同様の青系のカラーリングとなった。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(1stシーズン)
- 初登場作品。パイロットはハワード・メイスン、ダリル・ダッジ、ジョシュア・エドワーズ等。本機もレイフ・エイフマンの手で改装が行われ、全部で14機がタクラマカン砂漠での戦闘に投入されたが、ジョシュア機がガンダムデュナメスに、ランディ機とスチュアート機がガンダムスローネアインによって撃墜され、MSWAD基地でもハワード機が撃墜された。その後、オーバーフラッグスの隊員は新たに配備されたジンクスに乗り換えている。
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- 本編では登場しないが、第一期OPにおいて1stシーズンでは交戦しなかったエクシアとヴァーチェに撃墜されている。
保管されていたダリル機はマスラオのベースとして使用されているが、ジンクス配備後の他の残存機体の行方は不明である。 - 機動戦士ガンダム00N
- 第4回に連邦軍所属機が登場。ジンクスの試験飛行に随伴機として参加している。
装備・機能
特殊機能
- 耐ビームコーティング
- ガンダムとの戦闘を想定し、装甲の表面に施された対粒子ビーム用防御コーティング。コーティング剤の色については、黒色の為に機体色が黒になったとする説と、コーティングは無色であり、フラッグの装甲の地色が黒であるとする説の二種類が存在する。
- 変形
- 空戦形態への変形が可能。ブラストやリアルドとは異なり、装備換装による変形ではなく、作戦行動中の変形にも対応している。この変形システムは、自国領土内での仕様ではなく、世界中のあらゆる領域へのsy槻木を想定したもので、ユニオンの世界警察を自負する性格を体現している。
失速の危険性がある為、基本的には空中変形ができない仕様であるがパイロットの技量次第では可能であり、これは「グラハムマニューバ(グラハムスペシャル)」と呼ばれる。 - 分離
- 上半身と下半身を分離可能。下半身にも予備コクピットがあるため、それぞれが独立して行動できた。ただし、分離状態からの合体は不可能。
武装・必殺攻撃
- 20mm機銃
- 胴体部分、コクピットドラムの左側に装備された実体弾機銃。飛行時に敵ミサイルの迎撃に仕様される他、MS形態時の対人・代謝量など大きな火力を必要としない時に使用される。威力がない代わりに連射が可能であり、利用価値は高いが、対MS戦では牽制目的の使用がほとんどである。
- 新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
- XLR-04の発展型。銃口を3つ持つのが特徴。中央の銃口は200mmの大口径高初速弾を発射可能だが、電力チャージに長い時間がかかるため連射は出来ない。その弱点を補うため、左右に配置された2つの銃口は、60mm口径で低威力ながら連射が可能となっている。銃の下部にある中央グリップ以外に左右にもグリップがあり、60mm口径弾使用時にはこちらをメインで使うことがある。その場合、使用グリップに対しもっとも丈夫に位置する銃口が機能する。砲身のクリア部分は特殊ジェルジャケットであり、これには冷却用の熱変換機能と、外部への防磁機能を持つジェルが入っている。
- ソニックブレイド
- 超硬質カーボン製の剣。刃の部分は高周波振動し、高い切断能力を誇る。ビームサーベルの開発途中で生み出された兵器。
- プラズマソード
- ソニックブレイドの刃の周囲にプラズマ流を伸展させることでプラズマソードとして使用が可能。プラズマの刃は出力により長さが変化するが、フル出力時の連続稼働は3分程度である。
- ミサイル
- 両足の脛部分に収納されているミサイル。作戦目的に合わせて各種ミサイルを装備可能。飛行時に使用される事が多い武装だが、弾種換装によって陸戦でも地対空用途で使用出来る。本体内の搭載数が限られるため、主翼や副翼の下、及び両脚の間にミサイルポッドを追加装備する場合もある。
機体重量を減らすため、ミサイルを装備せずに出撃する事も多く、対ガンダム戦においては一度も使用されていない。 - ディフェンスロッド
- 敵からの攻撃に対し、その着弾の角度を調整して跳弾を狙う盾。使用時には腕の軸を中心に可動し、着弾時には中央部から瞬間的にプラズマフィールドを展開する。重い盾を装備できない飛行機体ならではの装備だが、仮に正面から攻撃を受けた場合にはロッドが折れてしまう事もある。また、MS形態での使用を前提としており、空戦のみの作戦では装備される事は無い。
対決・名場面
関連機体
- オーバーフラッグ宇宙型
- 宇宙戦仕様。
- グラハム専用ユニオンフラッグカスタム
- 設計元。本機の完成に伴い、主兵装を試作リニアライフルから本機の新型リニアライフルへと変更している。
- ユニオンフラッグ
- ベース機。
- マスラオ / スサノオ
- 頭部にダリル機の物が転用されている。
商品情報
ガンプラ