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戦後も多数運用され、[[バルチャー]]、[[アルタネイティヴ社]]、農村の自警団など多くの組織やMS乗りが使用した。[[新地球連邦軍]]でも主力であったが、次世代機である[[ドートレス・ネオ]]や[[バリエント]]の登場で前線からは退いていった。 | 戦後も多数運用され、[[バルチャー]]、[[アルタネイティヴ社]]、農村の自警団など多くの組織やMS乗りが使用した。[[新地球連邦軍]]でも主力であったが、次世代機である[[ドートレス・ネオ]]や[[バリエント]]の登場で前線からは退いていった。 | ||
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2019年3月31日 (日) 18:03時点における版
ドートレス | |
---|---|
外国語表記 | Daughtress |
登場作品 | 機動新世紀ガンダムX |
デザイン | 石垣純哉 |
スペック | |
---|---|
分類 | 量産型モビルスーツ |
型式番号 | DT-6800 |
頭頂高 | 16.3m |
本体重量 | 7.5t |
開発組織 | 旧地球連邦軍 |
所属 | |
主なパイロット | ジャミル・ニート(第5~6話)、他 |
概要
第七次宇宙戦争時に旧地球連邦軍が主力として量産した機体。その汎用性の高さから多くのバリエーション機が製造された。非常に頑丈な構造をしており、ノーザンベル制圧戦の際高空からの空挺降下をパラシュートなどの装備も無しに行い、無事に着地、作戦を遂行している事からもそれは伺える。プレーンな状態でも重量設定にバラつきが有るがこれらは生産ロット等による違いである。
第七次宇宙戦争時の回想シーンではエアマスターのバスターライフルに似た形状の通常型ビームライフルを装備した機体が見受けられるが、戦後地上で使用されている機体群はジェネレーターや整備性等の問題からかビームライフルを装備していない。機体性能は新型の登場までは十分なレベルであった。武装も平均的な物が揃っている扱い易い機体といえる。
戦後も多数運用され、バルチャー、アルタネイティヴ社、農村の自警団など多くの組織やMS乗りが使用した。新地球連邦軍でも主力であったが、次世代機であるドートレス・ネオやバリエントの登場で前線からは退いていった。
機体のポジションは宇宙世紀のジムに相当する。機体名はアニメ用語である「同トレス」から。第二次世界大戦時の米海軍の急降下爆撃機ドーントレスともじっている。
登場作品と操縦者
- 機動新世紀ガンダムX
- バルチャーや農村の自警団、アルタネイティヴ社の一般パイロットが主に使用した。また、ザコット一味の炎の時計部隊はバリエーション機を使用していた。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 90mmマシンガン
- ドートレスの標準実体弾火器。
- ビームサーベル
- 新連邦仕様機にのみ装備される。一般的仕様のビームサーベル。左右サイドスカートに一基ずつ装備。
- バズーカ
- エスタルド戦にて新連邦仕様機のみ使用。
- シールド
- 長方形に近いシールド。作中で多数の機体が装備している。
対決・名場面
関連機体
- ドートレス (アルタネイティヴ社仕様)
- アルタネィティブ社が生産しているバージョンのドートレス。戦前の機体に比べ軽量化が施されておりプレーンな通常仕様で7.0tである。なおドートレスウェポンやコマンドは最初このアルタネイティヴ社仕様のバリエーションとした為か設定重量が当機に準拠した形となっている。
- ドートレス・ウエポン
- 右肩に500mmキャノンを装備した支援砲撃タイプ。機動性に難がある。重量7.3t(アルタネィテブ社仕様ベース)
- ドートレス・コマンド
- 指揮管制機能を付与したと思しき頭部の形状とアンテナ本数が異なる以外は通常のドートレスと何ら変わりはない。重量7.1t(アルタネィテブ社仕様ベース)。なお上述のドートレス・ウェポンと当機の本来の連邦仕様バージョンは存在するものの重量設定が為されていない(本来ならそれぞれ0.5t分プラスされた数値が記述されるはずである)。
- ドートレス・フライヤー
- 空中を飛行可能にするバックパックユニットを装着したドートレス。重量8.1tだがこれは初出がアイムザット擁する新連邦所属機である為連邦本来のドートレスに準じているものと思われる。機動性に難があったが、戦後ほとんど空中を飛行可能な兵器が失われていたため、そこそこの戦果を挙げた。作戦が海戦であった為一部の機体は水中用の魚雷投下ランチャーを装備していた。ゲーム"Another Century Episode 3"ではこの機体に第七次宇宙戦争時の回想シーンで使用されたビームライフルを装備させたゲームオリジナル仕様機体が登場している。
- ドートレスHMC ワイズワラビー
- 旧連邦でドートレスの地上での機動性向上を狙って開発された強化バリエーション、ワラビー系の指揮官タイプ。高機動力を補佐するホバリング専用スラスターを増設し極端に大型化した脚部やリアスカートが特徴で、胸部はガンダム用BitMSのデティールに似た部分が存在し、ワイズワラビーでは頭部も性能向上型に変更されている。また後述のファイヤーワラビーも含めたワラビー系はビームサーベルを標準装備している。
HMCは「ハイ・モビリティ・コマンド(高機動型・指揮官機)」の意。
劇中ではエニルの駆る青い機体のみ登場したが、青が正式カラーかは不明。劇中ではファイヤーワラビーと共通のオプションとして背部にパーツ回収用のコンテナを装備していた。 - ドートレスHM ファイヤーワラビー
- ザコット一味が使用したワラビー系の通常仕様。背部増設オプションに火炎放射器を装備し、フォーメーション攻撃によって炎の時計部隊の異名をとったが通常の90mmマシンガン装備でもそこそこの戦力を誇った。旧連邦時代からパイロットに好評な機体であったと一部資料に記されている。頭部は通常のドートレスに近いデザイン。
カラーリングはブラウン系。こちらも正式カラーか炎の時計部隊仕様カラーかは不明。なおエアマスターが金塊を積んでいたMS用トランクは元々彼らの使用品である。重量は通常で8t、火炎放射器装備型で8.1tである。 - ドートレス・タンク
- ウィッツの故郷の村で運用されていた私的改造ドートレスの一種。そのため形式番号はない。下半身を戦車に置き換えておりまた運用用途上不用なバックパックスラスターは塞がれている。武装は両前腕部を換装して取り付けた70mmガトリング砲二基、設定画ではさらにドートレス・ウェポンの使用する500mmキャノンを追加する事が可能と記されている。頭頂高10.5m、本体重量6.3t。
- ドートレス・ネオ
- 後継機。
商品情報