「ファントムV2」の版間の差分
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2020年3月14日 (土) 03:36時点における版
ファントムV2 | |
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外国語表記 | Phantom Version 2 |
登場作品 | 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST |
デザイナー | 長谷川裕一 |
スペック | |
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分類 | 惑星間高速移動用試作型モビルスーツ(可変モビルスーツ) |
型式番号 | EMS-TC02 |
主動力 | 熱核融合炉 |
原型機 | ファントム |
所属 | 無所属→キュクロープス |
主なパイロット |
概要
宇宙世紀160年代の技術によって修復されたファントム。正式名称は「ファントム」のままだが、装備の差異を区別するため、便宜上「V2(ヴァージョン2)」と呼称される。細かな差異は整備状況によって刻々とあるが、主に左腕にノーズローターと呼ばれる装備が追加された状態を指す。
ノーズローターは主に出力の低下したミノフスキードライブへの負担軽減を目的とした補助装備であり、デスフィズの腕部を参考に制作された。モビルスーツ形態では主にビーム・シールドやビーム・カッターとして用いられ、蜃気楼鳥形態では機首に装着する事でビーム・ローターと同様の原理で推進力を発生させる。ミノフスキードライブへの負担は軽減されているものの、エンジン出力自体が落ちている為、使用限界時間は冷却材無しで15分程度と変化はなく、速度自体もファントム・ライトを展開した状態より落ちている。無論、ファントムライトを展開した「フルドライブ」状態での戦闘も可能だが、その際の活動限界は5分と短くなる。
ファントムと比較した場合、出力・戦闘能力は75%程度であり、フレイム・ソードの機能も回復していない。
登場作品と操縦者
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST
- ファントム、ゴーストガンダムに引き続きフォントが搭乗。0168年から0169年の間にフォントとベルを乗せて各地を奔走した後、キュクロープスと無敵運送の戦いに介入。アーノルド・ジルベスターを救出しそのままキュクロープス所属となった。キュクロープスに参入した際に解析と修復が行われ、サイド1での讃美歌の国との決戦時にファントムV2改に改修された。また、後継機としてブラン・ファントムやノエル・レイス等が開発されている。
装備・機能
特殊機能
- ファントムライト
- ファントムに装備されているミノフスキードライブ。発生する光の翼が極めて不安定な為、全身のIフィールド・ジェネレーターによってこれを抑え込んで無理やり安定化を図っている為、本機の光の翼は炎のように揺らめいて見える。
- 機体性能の劣化により長時間の展開は不可能となっており、フルドライブ状態では5分程度しか活動できない。
- Iフィールド
- 「光の翼」を抑え込む為、全身に組み込まれている。本来は戦闘での使用を目的として組み込まれた訳ではないのだが、「Iフィールドの鎧」ならぬ「Iフィールドの嵐」と表現される程強力である為に敵からのビーム攻撃のほとんどを無効化できるだけの防御力を本機に与えている。「蜃気楼鳥V2」形態時にはこれを一種のバリアとする事で本機の大気圏内における飛行性能を向上させる役割を果たす。
- 変形
- 「蜃気楼鳥V2」に変形可能。
武装・必殺攻撃
- ノーズローター
- 左腕部に装着される複合兵装。デスフィズのビーム・ファングを参考にして開発され、先端部に3基のビーム発生器を内蔵しているが、フォントがこれをどのように入手したかについては不明。製造元も明らかになっていない。
- 先端部から発せられるビーム・ローターを回転させる事でビーム・サーベルやビーム・シールドとして使用できる他、Iフィールドを偏向する事でビームをバルカン状に放射出来る。遠近攻撃及び防御にも対応可能な万能装備ではあるが、フレイム・ソードの機能回復が行われていないこの形態では、このパーツに戦闘力を依存しすぎているという問題点も存在する。
- 「蜃気楼鳥V2」形態では機首部に装着され、ビーム・ローターによって推進力を生み出す。
対決・名場面
関連機体
- ファントム、ゴーストガンダム
- 原型機。
- ブラン・ファントム
- 「ファントム量産計画」で開発された量産試作機。推進力はファントムを上回りV2ガンダムの75%。
- ノエル・レイス
- 「ファントム量産計画」で開発されたファントムの量産機。推進力はV2ガンダムの85%にまで達している。