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:フロントアーマーに搭載されたクローアーム。フロントアーマーが1基に減っているため、必然的に搭載数も減らされている。
 
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;ブレンネン・クゥラー
 
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:X-12の大腿部に格納されているビーム兵装。[[ゴーストガンダム]]の使用したフレイム・ライフルの性質を積極的に利用した「ビームの火炎放射器」であり、ある程度の指向性を与えられた事で、対象に広く・浅くダメージを与える武器となった。<br/>アバウトな照準でも命中率は高くなっており、一撃必殺ではないが敵を行動不能に追い込む事が出来るため、多対一の戦闘で効果を発揮する。ビームが関節の隙間から機体内部へ入り込むため、敵の動きを封じる目的にも使用可能。<br/>Iフィールドの展開プログラムがファータモガーナ・フォーゲルの発動と同期するため、単独では使用出来ない。
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:X-12の大腿部に格納されているビーム兵装。[[ゴーストガンダム]]の使用したフレイム・ライフルの性質を積極的に利用した「ビームの火炎放射器」であり、ある程度の指向性を与えられた事で、対象に広く・浅くダメージを与える武器となった。<br/>アバウトな照準でも命中率は高くなっており、一撃必殺ではないが敵を行動不能に追い込む事が出来るため、多対一の戦闘で効果を発揮する。ビームが関節の隙間から機体内部へ入り込むため、敵の動きを封じる目的にも使用可能。<br/>[[Iフィールド]]の展開プログラムがファータモガーナ・フォーゲルの発動と同期するため、単独では使用出来ない。
 
== 対決・名場面 ==
 
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2024年5月27日 (月) 01:56時点における最新版

X-12
読み エックス・トゥエルヴ
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11
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スペック
別名 トゥエルヴ
分類 試作型モビルスーツ
型式番号 JMSX-12
主動力 熱核融合炉
開発組織 木星共和国
所属組織 オリンポスの下僕
主なパイロット 薄紅姫
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概要[編集 | ソースを編集]

クロスボーン・ガンダムX-11をベースに、可能な限り木星の技術を使用する事を前提に再設計した機体。オリンポスの下僕はX-12とは呼ばず、単に「トゥエルヴ」と呼ぶ。クロスボーン・ガンダムの持つ機能は全て再現されており、背部スラスター形状こそ木星特有の曲面構成になっているものの、ノズルのレイアウトはクロスボーン・ガンダムのものを踏襲している。

機体そのものは宇宙世紀0158年には一応の完成を見ているが、X-11と同等の性能は、開発の主導権を握る好戦派の満足のゆくものではなく、長期にわたり微調整と新型パーツの開発が続けられていった。テンタクル・スラスターと呼ばれる背部スラスターもその一つで、強化人間の反応速度に準じ、より微細な旋回を可能とする事を目的とする。また、フェンシングを基本とする薄紅姫の戦闘スタイルに合わせ、武装に収束率の高いニードル・フルーレを、また構えた際に敵に対する左側のみにABCマントを装備する。

宇宙世紀0170年、カーティス・ロスコ暗殺計画に使用される事が決定されるにあたり、この仕様に換装された。カラーリングも薄紅姫の使用決定により急遽塗り替えられたものであり、本来はX-11と同様の白と濃紺に塗り分けられていた。また、オリンポスの下僕はX-12をテストベッドとして各種の新型スラスターを並行開発している。

なお、元々は木星の設計に倣い大腿部には本来推進スラスターが収められていたが、テンタクル・スラスターの推力が高かった事もあってペイロードとして使用された。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11
初登場作品。薄紅姫の専用機として運用され、葬儀船レクイエムでカーティスのX-11と激戦を繰り広げたが、その後カーティスの策によって薄紅姫とともに捕縛された。その後、X-11とコア・ファイターを交換された状態で、木星の重力圏から離脱する為の作業に用いられたが、薄紅姫が無意識の内にオリンポスの下僕の本拠地「オリンポス」の軌道データを入力していた事でオリンポスの下僕の部隊と交戦。結果として組織と袂を分かつ形となった。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

バイオチップ
薄紅姫の全身に埋め込まれたバイオチップをMSと連動させる事で高い運動性や反応速度を実現する。搭乗者がMSそのものとなったように機体を操縦する事ができ、ある程度の遠隔操作にも対応している。
コアブロックシステム
バックパックとコクピットブロックを分離する脱出システム。過去のクロスボーン・ガンダムとはバックパックに相当する部位は元より、MS本体に収納されるコクピット部にも大きく形状の違いが見られるが、これは大気圏内運用を想定し、可変機構を持つ過去のコア・ファイターとは違い、X-12のコア・ファイターは宇宙空間以外での使用を想定していない為である。実際、X-12のコクピット形状は変形したX-11のコクピット形状とほぼ相似形であり、若干の違いはあるもののMS本体部のロック機構が働くため、問題なく換装は可能である。また、X-12のコクピットは非変形であるため、X-11より若干ではあるが居住性が高い。
テンタクル・スラスター
クロスボーン・ガンダムのフレキシブル・スラスターから換装された蛸の足を思わせる形状のスラスターユニット。スラスター1本につき10個の小型スラスターを有し、全体をフレキシブルに可動する事で瞬時に推力を偏向する。元々はファータモガーナ・フォーゲルの稼働時間の短さを補う為に外装が組み込まれた経緯がある。
ファータモガーナ・フォーゲル
テンタクル・スラスターの内部に搭載されたミノフスキードライブユニット。ドライブの収束率は悪く、ファントムのファントムライトと同程度となる。また、整備性はまったく追いついておらず、15分程度展開すると内部パーツが破損してしまい、フル・メンテナンスを行わない限り二度と起動しない。全3台が製作され、2台のテストを終えた後にこの稼働時間の短さを補うためにテンタクル・スラスターと組み合わせるプランが採用されていた。
スラスター先端の左右に取り付けられたフィン状のパーツは電磁気を帯びたボードであり、これを物理的に展開する事で余剰に吹き出すビームのコントロールを試み、最終的にはこれを閉じる事でV2ガンダムと同程度の収束を生むことを目標としていた。スラスターが中央で折れるのも、この屈伸運動を利用してビームの流れをコントロールしようという計画の名残だが、テンタクル・スラスターと組み合わせる際の変形に活かされるにとどまっており、装備の目標値の45%程度の完成度にしか至っていない。
なお、薄紅姫の搭乗が決定した際に外装となっていたテンタクル・スラスターだけが塗り直された為、ファータモガーナ・フォーゲルのみ濃紺と白のカラーリングとなっている。薄紅姫はこの装備を使う事はなく、その後X-12のコア・ファイターを搭載したX-11によって運用された。
ABCマント
ビームを受けた箇所を蒸発させる事でそのエネルギーを打ち消す布状の対ビーム装甲。X-12はフェンシングの構えを取った際に敵機と対する事になる機体左側にのみ装備している。サナリィ製のものではなく、木星で生産されたもの。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

ニードル・フルーレ
収束率を高め、刺突に特化した専用ビーム・サーベル。貫通力が高く、シールドでは防御不可能。フェンシングを得意とする薄紅姫の戦闘スタイルに合わせて装備された。
ブランド・マーカー
両腕部に装備されている格闘武装。先端から3本のビーム刃を形成した後、殴りつけて対象の部位を破壊する。クロスボーン・ガンダムとは異なり、手首部分を回転させてビーム発生器を正面に向ける。
ビーム・サーベル
肩部に2基搭載された近接格闘用ビーム兵装。
ヒート・ダガー
脚部に搭載された実体剣。
シザー・アンカー
フロントアーマーに搭載されたクローアーム。フロントアーマーが1基に減っているため、必然的に搭載数も減らされている。
ブレンネン・クゥラー
X-12の大腿部に格納されているビーム兵装。ゴーストガンダムの使用したフレイム・ライフルの性質を積極的に利用した「ビームの火炎放射器」であり、ある程度の指向性を与えられた事で、対象に広く・浅くダメージを与える武器となった。
アバウトな照準でも命中率は高くなっており、一撃必殺ではないが敵を行動不能に追い込む事が出来るため、多対一の戦闘で効果を発揮する。ビームが関節の隙間から機体内部へ入り込むため、敵の動きを封じる目的にも使用可能。
Iフィールドの展開プログラムがファータモガーナ・フォーゲルの発動と同期するため、単独では使用出来ない。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

クロスボーン・ガンダムX-11 / クロスボーン・ガンダムX-13
兄弟機。
X-14
生産コストを抑えたX-13を再度X-12と同様の方式で木星の技術とかけ合わせた量産検証機。

商品情報[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]