「ガンダム・キマリス」の版間の差分
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2016年2月2日 (火) 08:21時点における版
ASW-G-66 ガンダム・キマリス (Gundam Kimaris)
- 登場作品:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- デザイナー:形部一平
- 分類:モビルスーツ
- 装甲材質:ナノラミネートアーマー
- 全高:19.3m
- 本体重量:31.7t
- 主動力:エイハブ・リアクター×2
- 開発組織:不明
- 所属:ギャラルホルン(ボードウィン家)
- 主なパイロット:ガエリオ・ボードウィン、初代ボードウィン卿
ギャラルホルンのモビルスーツ。厄祭戦が起こった約300年前に開発された機体で、「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊なフレームを採用した72機の内の1機である。
本機はランスを始めとする格闘武器を装備し、接近戦に特化した調整を施している。各所に設置されたブースターと2基のエイハブ・リアクターから得られる高出力によって小回りの利く高機動性と汎用性を両立させていて、特に宇宙空間での運用性が高く、低軌道戦闘での安定性に秀でる。脚部には展開式の高出力ブースターが搭載され、姿勢制御の難度が跳ね上がる代わりに正面出力の向上や急加速、即座の方向転換が可能。フルブースト時の推力は、遠距離からでも接近戦を仕掛けられる程である。
初代ボードウィン卿が搭乗して厄祭戦終結の立役者となった機体であり、ボードウィン家がギャラルホルンのセブンスターズとして繁栄するきっかけともなった。
中世の騎士を想起させるデザインと武装故か、終戦後は式典等でギャラルホルンの理念を体現する象徴的機体として参列している事があり地球圏の人々の間でも有名であったが、300年という年月が経過した事と長らく実戦投入されていなかった事が原因で人々の記憶から薄れているのが現状である。その後、ボードウィン家の末裔であるガエリオが倉の中から持ち出して使われる事となった。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- パイロットはガエリオ・ボードウィン。
ドルトコロニー群での戦闘で三日月のガンダム・バルバトスを急襲し、その高い機動力で翻弄し追い詰めた。だが明弘のガンダム・グシオンリベイクの介入によって逆に追い詰められ、アインのシュヴァルベ・グレイズが明弘の攻撃から自身を庇ってダメージを受けた上にアリアンロッドの艦隊が接近していた事から撤退している。
装備・機能
特殊機能
- 閃光弾
- 頭部に4門内蔵されている。使用時にはツインアイにシャッターが下りるようになっている。
武装・必殺攻撃
- グングニール
- 本機の主兵装で、中世の騎士の馬上ランスに似せて造られた象徴的武器。その高い機動力を活かした刺突攻撃により、敵機を貫く。
- 120mm砲
- グングニールに2門内蔵されている。主に牽制に使用される。
- コンバットナイフ
- 折り畳み式の格闘武装。不使用時はリアスカートにマウントされている。
主に地上や海中での戦闘用として造られた物だが、この武装による足を止めての斬り合いは本機としては不本意な戦い方とされる。 - スラッシュディスク
- 両肩部に格納されている武器で、高速回転しながら射出される。構成素材の一部にMSのフレームに使用されるレアメタルを使っている為、ナノラミネートアーマーをも斬り裂けるだけの威力が発揮できる。
対決・名場面
関連機体
- ガンダム・バルバトス、ガンダム・グシオン
- ガンダム・フレームを採用した機体。