ガンダム・フレーム

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概要[編集]

厄祭戦末期にギャラルホルンの前身組織によって開発されたモビルスーツ用のインナー・フレーム。

専用設計されたエイハブ・リアクターを胸部に二基搭載し、これを並列同期稼働させる事で二基のリアクターの出力を最適化し高出力を得る「ツイン・リアクターシステム」を採用。駆動部にはシリンダー駆動を採用しており、高出力供給が必要だが出力変換効率も高く、人間の筋肉の構成に近いため、阿頼耶識システムの感覚管制との相性が良い。基本性能や整備性、運用面での取り回し等ではグレイズなどに劣る面もある[1]が、反応速度と出力というアドバンテージは300年後の時代でも有用に働いている。

しかし、厄祭戦当時の技術力を持ってしてもリアクターの並列稼働など技術的なハードルは高く、ロールアウトしたフレーム数は72機のみと少ない。 建造されたフレームをベースにソロモン72柱の名を冠するガンダム[2]が開発され、個別のコンセプトに特化した機体が対モビルアーマー戦などに投入され、厄祭戦を終結に導いた。

厄祭戦時代のモビルスーツの特徴として機体制御には阿頼耶識システムを介した機体との交感を必要とする。これによってパイロットの空間認識能力を高め、高い反応性と、プログラムに頼らない生身の身体に近い姿勢制御が可能となる。ただし、阿頼耶識システムによる機体制御は必須という訳ではなく、通常型のコクピットに換装しての運用も可能[3]

モビルアーマー戦では機体側の判断によってリアクターの出力が上昇する一方、脳への過度な情報の流入を避ける為にリミッターが作動し、双方のシステムが競合してしまう不具合も発生するが、阿頼耶識側のリミッターを解除した際の戦闘能力は高く、「悪魔」と形容される程である。

戦後はツインリアクターの信頼性や機体の整備性、阿頼耶識システムの非人道性といった問題点に加え、ガンダム・フレームの性能を必要とする敵の存在の消失などから、次期主力機開発母体選定の際にヴァルキュリア・フレームに敗北し、直接的な後継機は製造されていない。厄祭戦での戦闘で72機の半数以上が失われ、残存している機体は26機。当時の資料は実機を含めて極めて少なく、また戦後の技術衰退もあってツインリアクターなど再現出来ない仕様も多々あり、フレームの増産・再生産も行われていない。マニアからは「幻の機体」とも呼ばれているが、一部勢力が戦場跡で発見した機体をレストアし、その際に独自の改修を施される場合もある。

また、ガンダム・フレームをベースに開発された機体は基礎フレームこそ共通しているが、運用コンセプトによってその外見は大きく異なっており、中にはガンダム・アスタロトのエイハブ粒子供給用ケーブルやガンダム・キマリストルーパーのマルチスロットアクセラレーターのようにフレーム自体に何らの機構を増設するケースもある。

登場作品[編集]

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
作中に登場するガンダムタイプの機体には必ず使用されている。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント

採用機体[編集]

関連用語[編集]

ガンダムタイプ
エイハブ・リアクター
ナノラミネートアーマー
阿頼耶識システム
ムーバブルフレーム

資料リンク[編集]

鉄血のオルフェンズ公式サイト ガンダム・フレーム

リンク[編集]

脚注[編集]

  1. グレイズなどが低燃費のエコカーなら、ガンダム・フレームは大排気量を誇るクラシックタイプのスポーツカーに例えられる。
  2. 「鉄血のオルフェンズ」の作中世界ではこのフレームを採用している機体はどのような外見をしていても等しくガンダムタイプである。
  3. 特に戦後の情勢下では阿頼耶識システムを含むサイバネティック技術が忌避されており、ギャラルホルンを含めて運用時は通常型コクピットを使用するケースが多い。