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:ジュール隊の部下。火星使節団のオブザーバーとしてアグニスに同行させるが、当のイザークは忘れていた。 | :ジュール隊の部下。火星使節団のオブザーバーとしてアグニスに同行させるが、当のイザークは忘れていた。 | ||
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2018年1月30日 (火) 02:05時点における版
イザーク・ジュール(Yzak Jule)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 声優:関智一
- 種族・性別:コーディネイター・男
- 生年月日:
- 年齢:17歳→19歳
- 身長:175cm→177cm
- 体重:63kg→56kg
- 血液型:O型
- 所属:ザフト軍
- 階級:少佐(DESTINY終了後)
- 役職・称号など:クルーゼ隊隊員→ザラ隊隊員→ジュール隊隊長、赤服→白服、最高評議会文官議員
- 主な搭乗機:デュエルガンダム、デュエルガンダム アサルトシュラウド、イザーク専用スラッシュザクファントム、イザーク専用グフイグナイテッド
- キャラクターデザイン:平井久司
クルーゼ隊の一員で、プラント最高評議会議員のエザリア・ジュールを母に持つ。
へリオポリスで奪取したデュエルガンダムのパイロットになる。ザフトの軍学校時代から1・2を争ってきたアスランにライバル心を抱いている。キラの乗るストライクガンダムの攻撃で顔に傷を負い、ストライクを憎悪している。(傷はプラントの医療技術で消せるので消すように勧められていたが、ストライクへの屈辱を忘れないために、終戦まで消すことはなかった。DESTINY時代には傷を消している)
高圧的で勝気な性格で、事ある毎にアスランと衝突していたが、ニコルが戦死した時は嘆き悲しむ等仲間思いな一面も見せた。
ニコルの死と同時期にアスランとディアッカがMIA(戦闘中行方不明)になるも、アスランとは程無く再会を果たす。
この時、ネビュラ勲章を授与され、特務隊として新たな任務に付く為にプラントへ帰還するアスランに対して、『今度は俺が部下にしてやる。それまで死ぬんじゃないぞ』と、不器用な彼らしい激励の言葉を送った。
その後、オペレーション・スピットブレイク、パナマ攻略戦…そして、コロニー・メンデルにおいて、死んだと思われていたディアッカとの再会と対話を経て、戦争の大局を見据える目を開眼させると同時に、ナチュラルに対する蔑視の言動も無くなっていく。
第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては、ジュール隊の隊長として、ついに自分の部隊を持つ。母エザリアの配慮から後方部隊に配置されるが、結果的にはキラやアスランと共にプラントを核攻撃から守る最終防衛線として活躍する。
更に、フォビドゥンガンダムの攻撃からカガリを守ると共に、デュエルガンダムの追加装甲・アサルトシュラウドを盾に突撃、これを撃破する。そして、薬物の副作用により半ば暴走していたレイダーガンダムを、バスターガンダムの武装を借りて撃墜する。
加えて、地球連合軍核攻撃部隊であるピースメーカー隊の旗艦ドゥーリットルを撃沈するという戦果を挙げた。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において、最大の戦果を挙げたのは間違い無く彼であろう。
『SEED DESTINY』ではSEEDでの避難民シャトル撃墜の罪で軍法会議にかけられるが、ギルバート・デュランダルの口添えで無罪放免となり、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦での戦果が認められて白服に昇格。専用の青いスラッシュザクファントムで奪取されたセカンドステージのMSを圧倒し、シン・アスカに「あれがヤキン・ドゥーエの英雄の力か」と感嘆させた。終盤では白いグフイグナイテッドに搭乗し、レクイエムの発射阻止の為に第一中継点を攻撃するも破壊に失敗するが、戦闘の影響で最悪の事態は回避された。メサイア攻防戦ではプラントの最終防衛ラインに配置され、最終局面まで動くことはなかった。
しかし終盤には「エターナルはザフトの艦だ!」と言いエターナルの援護に回る。
それは彼なりに戦局を見極め、何が正しいかを判断した上で、エターナルを援護する為に発した方便なのだろう。
シャトル撃墜の件は無罪になったものの、本人はいつでも殺される覚悟があり、自分には幸せな未来を過ごす権利などないと自責の念を強く持っているようだ。
登場作品と役柄
- 機動戦士ガンダムSEED
- 機動戦士ガンダムSEED HDリマスター
- 終戦後の最高評議会議員の服装がザフト軍の白服に変更されている。
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
人間関係
ザフト
- エザリア・ジュール
- 母親でプラント最高評議会議員。親子関係は良好だが、婚約話を度々持ちかけてくるため、辟易している。
- アスラン・ザラ
- 同僚かつライバル。
- ディアッカ・エルスマン
- 同僚。性格的に馬が合う。ヤキン・ドゥーエ戦直前には、アークエンジェルと一緒に行動していた彼から自身の矜持を聞かされ「自分が何のために戦うのか」を今一度見つめ直すきっかけとなる。戦後、ジュール隊が再編された時には復帰した彼を副隊長として迎えた。
- ニコル・アマルフィ
- 同僚。軽んじていたが、彼の死に涙し、激昂した。
- ラスティ・マッケンジー、ミゲル・アイマン
- 同僚。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 上官。
- シホ・ハーネンフース
- ジュール隊メンバー。イザークに恋心を抱いている。本編ではゲストキャラ故か全く喋らず、完全な背景キャラ。
- アイザック・マウ
- ジュール隊の部下。火星使節団のオブザーバーとしてアグニスに同行させるが、当のイザークは忘れていた。
- ギルバート・デュランダル
- プラント最高評議会議長。ヤキン・ドゥーエ戦役後、彼の口添えにより民間シャトル撃墜の件を無罪放免にされる。
地球連合軍・オーブ
- キラ・ヤマト
- 顔に傷をつけた仇敵(に搭乗するパイロット)。後に彼がストライクの元パイロットであることをディアッカから伝えられるが、彼に固執する事はなく最後は共闘した。
- カガリ・ユラ・アスハ
- ナチュラルとコーディネイターの壁を越え、危機を救った。それと同時に、かつて目の敵にしていたストライク(ルージュ)を救うという展開も見せた。
- フレイ・アルスター
名台詞
機動戦士ガンダムSEED
- 「痛い…痛い…痛いぃ…!」
- 第11話より。SEEDを発現させたキラとの交戦の末、コックピットを損傷し顔に傷を負ってしまう。傷の痛さは相当なものだったが、彼にとってはそれ以上にプライドに傷を付けられた事が屈辱であり、これ以降、ストライク討伐に只ならぬ執念を燃やす事となる。
- 「出て来いストライク…でないと傷がうずくだろうがぁ!!」
- 第12話より、ストライクへの執着を強めていた時期のイザークの台詞。
- 「逃げ出した腰抜け兵がぁぁぁ!」
- 第13話より、シャトル狙撃時の台詞。彼にとっては敗走兵を粛正したつもりであったが、この時は自分が民間人を虐殺していたとは想像もしていなかった。DESTINYでその光景を回想していることから、その事をずっと悔いていると思われる。
- 「今度は俺が部下にしてやる!それまで、死ぬんじゃないぞ……!」
- 第34話より。自爆によってストライクを討ち、辛うじて生還したアスランであったが、その功績によって国防委員会直属部隊への編入が決定。プラントへと帰還する事になる。事ある毎に彼に敵愾心を抱いていたイザークであったが、カーペンタリア基地で別れる際には上記の台詞で見送った。
- 「動けない敵を撃って何が面白い……」
- 第37話より、パナマ戦でのザフト軍による地球軍大虐殺を遠くで眺めていたときの台詞。奇しくも直前までジャン・キャリーの駆るロングダガーと激戦を繰り広げていたこともあり、同胞による一方的な蹂躙に気分を害してしまったものと思われる。
- 「あのミサイルを落とせぇ!!プラントをやらせるなァーーーーーーッ!!!!」
- 第47話より、ヤキン・ドゥーエ防衛戦の最中、プラントへ向かう核ミサイル群を見た時の絶叫じみた言葉。悲劇になる前にフリーダム、ジャスティスによって核は防がれたが、イザークにとっては息が詰まる瞬間であったことは想像に難くない。
- 「ッ…! そいつをよこせ!」
- ディアッカ「イザーク!」
- 「こんなやつにぃぃぃ!!」
- 最終回より、ビーム・ライフルを破壊されたイザークがバスターの武装を借りてレイダーを撃つときに放った一言。互いのビームが交差した末、レイダーは爆散。直後にデュエルのフェイズシフトもダウンし、辛うじてディアッカと共に生き延びる事に成功した。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- 「戻って来い、アスラン。あとは俺が何とかしてやる」
- DESTINYにてアスランにザフト復隊を勧めたイザークの台詞。
- 「実際、大変な事だぞ、これは!ただ連合と戦うより遥かに!少しは自分でも考えろ、その頭はただの飾りかッ!!」
- デュランダル議長がロゴス打倒を掲げた直後、ザフト軍の中にはなにをするべきか解らず、事態を対岸の火の様に見ている者も少なくなかった。その姿勢を見過ごせず、彼は怒鳴りつけてしまう。ちなみにそれを見ていたディアッカからは、「お前の頭はいまに爆発するぜ」と突っ込まれていた。
迷台詞
- 「我が流派東方不敗の、って違うわバカモノォ!」
- ゲーム「SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド」にてイザークをゴッドガンダムに乗せて爆熱ゴッドフィンガーを使った時のセリフで、声優ネタ。