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2019年1月30日 (水) 23:05時点における版
GNW-20000 アルケーガンダム(Arche Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- デザイナー:鷲尾直広
- 分類:擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
- 装甲材質:Eカーボン
- 頭頂高:20.9m
- 重量:72.9t
- 主動力:GNドライヴ[Τ]×3
- 開発組織:イノベイター(イノベイド)
- 主なパイロット:アリー・アル・サーシェス
概要
イノベイター(イノベイド)が開発した擬似太陽炉搭載型モビルスーツ。
ガンダムスローネツヴァイの設計データを基に、アリー・アル・サーシェス専用機としてイノベイターの最新技術を投入して完成させている。原型機と同じく接近戦に主眼が置かれており、四肢が通常よりも長いのが特徴で、背部はガデッサ等と同様に脱出用のコアファイターに変形可能。また、GNドライヴ[Τ]は胴体に1基、両脚部に1基ずつの計3基が搭載されている。
なお、名前こそ「ガンダム」だが、ガンダムから大きくかけ離れた姿をしている。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
- パイロットはアリー・アル・サーシェス。
その優れた機体性能とサーシェスの卓越した技量によってダブルオーガンダムを始めとするプトレマイオス2のガンダムとの戦闘で互角以上に渡り合っている。しかし、トランザムライザーとの戦闘で圧倒されて大破し、サーシェスはコアファイターで脱出。その後、2号機と思われる機体がソレスタルビーイングとの最終決戦でケルディムガンダムGNHW/Rと交戦し、接近戦で優位に立つものの、セラフィムガンダムのトライアルフィールドによって機能を停止。最後はGNビームピストルIIの連射を受けて破壊された。 - ガンダムEXA VS
- パイロットは同じくサーシェスで、ELSと戦闘している西暦世界に登場。正史ではELS襲来以前にサーシェスは死亡しているためデータが歪んだ結果と推測される。ノーノとテミスの前に姿を現し、ELSと共に襲いかかった。
装備・機能
特殊機能
- トランザムシステム(TRANS-AM)
- 元々はオリジナルGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間がある上、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
明言はされていないが装備を換装したヤークトアルケーに搭載されているため、換装前の本機にも搭載されていると思われる。また、漫画作品である『ガンダムEXA VS』ではこのシステムを使用している。 - 分離
- コアファイターに分離して脱出可能。
ちなみに本機のコアファイターはガデッサ等の物と異なり、擬似太陽炉を搭載していない。 - 換装
- ヤークトアルケーに換装可能。
武装・必殺攻撃
- GNバスターソード
- 右腕に1本マウントされている大型の実体剣。スローネツヴァイの物よりは小型化されている。刀身部にGN粒子をチャージし、攻撃する瞬間に放出する事で実体剣とビームサーベルの特性を併せ持たせている。また、ライフルモードに変形可能で、射撃兵装としても機能する。非使用時とライフルモード時は、右腕に装着する。
- GNビームサーベル
- 両脚部の爪先に1基ずつ内蔵されている隠し武装。蹴りと同時に斬撃を与える事が可能となっている。
- GNファング
- 腰部に10基格納されている無線式の誘導兵器。ビーム砲を1門内蔵しており、高速移動しつつ全方位から攻撃を仕掛ける。また、ビームサーベルを形成する事もでき、敵機に自ら突撃してダメージを与えるという使い方も可能。見た目はスローネツヴァイの物と酷似しているが、GNコンデンサーの大型化による粒子貯蔵量の増加や、運用時に展開される前進翼と尾部スラスターの改良により性能が以前より5%ほど向上している。
- GNシールド
- 左腕に装着している実体盾。表面にGN粒子を定着させる事でビーム・実弾を問わず防御可能な他、両側面の赤いパーツを展開する事でビームシールドを形成出来るようになっている。また、このビームシールドは武装にも転用可能である。
対決・名場面
- 対ダブルオーガンダム、セラヴィーガンダム
- アルケー初の戦闘シーン。ダブルオー、セラヴィーを同時に相手取りながらも両者を圧倒するなど、サーシェスの技量の高さを端的に現したシーンである。
- 対ケルディムガンダムGNHW/R
- アルケー最後の戦い。ソレスタルビーイング号内部通路に侵入したケルディムガンダムGNHW/Rを迎え撃つシーンである。
戦闘開始と共に両者ファングとビットを特攻相討ちさせ、以後はGNビームピストルIIとGNバスターソードのインファイトにもつれ込む。ちなみに狭い通路での近接戦闘ということでアルケーの方が有利に見えるが、実際はアルケーの巨体やGNバスターソードを活かすには通路が狭すぎ、肝心のGNバスターソードも戦闘序盤で損失しているなど、両者共に意外と不利な条件下での戦闘となった。戦闘の結果、技量によってアルケーに有利な展開となるものの、直後にトライアルフィールドの影響により機能停止に陥り、逆転負けする結果に終わった。
関連機体
- ヤークトアルケーガンダム
- 対多数専用の装備に換装した形態。
- アルケーガンダムドライ
- 本機の支援機として設計された機体。
- ガンダムスローネツヴァイ
- ベース機。
商品情報