「ウイングガンダムセラフィム」の版間の差分
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2019年2月14日 (木) 23:47時点における版
ウイングガンダムセラフィム | |
---|---|
外国語表記 | Wing Gundam Seraphim |
登場作品 | 新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~ |
スペック | |
---|---|
分類 | 量産型モビルスーツ |
開発組織 | OZ(ロームフェラ財団) |
所属 | OZ ⇒ 新教聖歌隊(マリーメイア軍) |
主なパイロット | ティエル・ノンブルー |
概要
書籍『新機動戦記ガンダムW エンドレスワルツ 最強プレイングブック』に掲載されている「1/144 ウイングガンダムゼロカスタム」の改造例。同時掲載の漫画『新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~』に登場しているが、ガンプラの作例と作中のイラストでカラーリングが異なる。
- 作中の設定
『新機動戦記ガンダムW』の終戦直前、ロームフェラ財団によって生産された量産型ガンダム。OZがウイングガンダムゼロ (EW版)を回収した際のデータが開発に活かされており、本機はその簡易量産機となっている。元の機体と比べて外見が一部簡略化されており、特に主翼がサイドアーマーへの収容式になっているのが一番の違いである。他にも一般兵でも扱えるように調整されたゼロシステムである「ゼロシステム Ver2.5」が搭載されているのが特徴となっている。
戦後もロームフェラ財団の戦争推進派陣営によって、X-18722コロニーの軍事プラント内で極秘裏に生産が進められていたが、ガンダム量産計画で行方不明になった兄を探そうとしていたティエル達によって他の量産型ガンダムと共に強奪され、そのままティエルの搭乗機となる。なお、作中に登場する量産型ガンダムでは唯一、複数機確認できる機体である。
登場作品と操縦者
- 新機動戦記ガンダムW ~ティエルの衝動~
- 冒頭、X-18722コロニーの軍事プラントに6機以上格納されているのが確認できる。その内の1機をティエルが強奪し、以降の戦闘で最後まで生き残っている。
装備・機能
特殊機能
- ゼロシステム Ver2.5
- ゼロシステムを一般兵向けに調整した物。作中で通常のゼロシステムの様なフィードバック機能は見られないが、自機が危機に陥った際には緊急起動し、オート操縦で敵機を攻撃した。
- ウイングバインダー
- 大気圏突入用の主翼で、通常はサイドアーマーに収容されている。作中ではガンダムルシフェルとの戦闘中に展開している。ただ、サイドアーマーのサイズ・形状は原型機と変わりが無いため、本来であれば収容は物理的に無理がある。
武装・必殺攻撃
- バスターライフル
- 物質化寸前まで縮退した高エネルギーを発射する大型ビーム砲。原型機が2丁装備だったのに対し、本機は1丁のみとなっている。
- ビームサーベル
- 接近戦用の斬撃武器。原型機ではビーム刃の色がライトグリーンだったのに対し、本機はピンク色になっている。
対決・名場面
- 戦士の墓へ
- ガンダムの強奪に成功しコロニーを脱出するティエル、トライノイ、クルンの3人だったが、最高機密であるガンダムを回収するべく2機のガンダムが3人を襲う。辛うじて2機を退けた3人はティエルの兄の行方を調べるべく、開発に失敗した兵器も集まるとされる戦士の墓へと降り立つ。しかし…
- 対ガンダムルシフェル
- 仲間の犠牲を経て再会した兄カールはゼロシステムによって支配されていた。ゼロシステムに促されるまま人類抹殺を遂行せんとする兄を開放するべくティエルはルシフェルの四肢を確実に撃ち貫いていく。そして動きを止めたルシフェルに最後の一撃が放たれた…
関連機体
- ウイングガンダムゼロ (EW版)
- ベース機。OZによる回収時のデータが本機の開発に活かされている。本ガンプラの製作には「1/144 HG ウイングガンダムゼロカスタム」が使われている。
- ガンダムルシフェル
- 本機以前に開発されたゼロシステム試験機。ゼロシステム Ver2.0の前身であるゼロシステム Ver2.0を搭載している。
- ガンダムデリンジャーアームズ、ティエンロンガンダム、ガンダムデスサイズギルティ、ガンダムサンドレオン
- 本機と共に生産された量産型ガンダム。
- セラフィムガンダム
- 本機と同様「熾天使 (セラフィム)」の名を冠するガンダム。
余談
- ガンプラでの再現はウイングガンダムゼロ (EW版)のキット1つで済むため、極めてリーズナブル。ただし、雑誌内の作例とコミックとでカラーリングが異なるため、どちらを選ぶかは作る人次第となる。
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