ガンダムTR-S[エルアライラー]
ガンダムTR-S[エルアライラー] | |
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外国語表記 | Gundam TR-S [El-Ahrairah] |
登場作品 | A.O.Ζ Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢- |
デザイナー | 藤岡建機 |
スペック | |
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分類 | 試作型可変モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 / 換装形態 |
型式番号 | RX-123 |
主動力 | 熱核融合炉 |
素体 | ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア] |
開発組織 | ティターンズ |
所属 |
概要
ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]にフルドド・フレアを2機装着した形態。この強化パーツはガンダムTR-6より先行して開発されていた物で、既存機体との下位互換を前提としていない専用パーツであり、パーツ組み替えを前提としていないため一体感の強い外装が特徴である。
エルアライラーはガンダムTR-S[ラブカストル]の護衛随伴機として開発された機体で、2機一組で1ユニットでの運用を基本としている。ラブカストルが攻撃、エルアライラーが防御を担当するため「盾」ガンダムとも称される。
BUNNySのサポートにより複数の武装の同時運用が可能であり、フルドドのドラムフレームの機構を用いてギガンティック・アームとウェポン・コンテナが堅固に接続されている。このギガンティック・アームはTR-1のギガンティック形態で行った実験の成果を反映して実用化された武装で、長いリーチを活かした格闘戦が可能。右肩部ウェポン・コンテナには複数の実体弾武装と高出力推進器を搭載し、左肩部ウェポン・コンテナ大型Iフィールド発生装置とTR型ジェネレーターを搭載している。
モビルアーマーと自機を覆うほどの巨大なIフィールドと、それを展開しつつ戦闘を行うために大量の実体弾兵装を装備している。敵からのビームを無効化しつつ、実体弾兵装により弾幕を展開し迎撃を行う。それに加えてギガンティック・アームのヒート・ブレードによる近接攻撃や、ウインチ・ユニット使用によるIフィールド範囲外への攻撃など多用な攻撃による「積極的防御」を可能としている。さらに防御が困難な場合に備えて、強襲に転じる一撃必殺のモビルアーマー形態に変形が可能となっている。
TR型ジェネレーターにより大出力を誇るが、その分行動時間に制限が課されている。そのため、単機での長距離侵攻や長時間戦闘は想定されておらず、補給を担うモビルアーマーとの連携を保ってのユニット行動が前提となっている。
このエルアライラー形態に、さらに2機のフルドド・フレアを巨大なコンポジット・シールド・ブースターとして組み替え、これを両腕に装着することでフライルー形態となり、TR-1やTR-5と続いてきた高高度迎撃形態の完成形にあたる。このように本機と強化パーツの組み合わせは無限であり、その進化の果てとしてインレとなる予定であったが、機種統合計画の発動でTR-6へとシフトしている。
登場作品と操縦者
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 万能化換装システムとそれを支える強化人間人格OSによって各種強化パーツを換装可能。
- 分離・合体
- フルドド・フレアと、それを介した大型パーツとの分離・合体が可能。プリムローズIIへの分離が可能。
- 変形
- モビルアーマー形態への変形が可能。
- サブアーム
- フロントスカートに装備されている隠し腕。コンテナ内の武装を装備し使用可能。
- 強化人間人格OS (BUNNyS)
- ガンダムTR-Sに搭載された特殊OS。機体制御はもとより、万能化換装システムの柔軟性を支える重要なOSでもある。OS自体がサイコミュを扱えるという特徴を持ち、一般兵であってもファンネルといったサイコミュ兵装を扱う事が可能となる。その性質上、強化人間パイロットが使用すれば、更に強大な力を発揮する。
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- グレネード・ランチャー
- 胸部左右に装備されている折り畳み式の擲弾発射機。
- 実弾式マシンガン
- 腕部に携行している大型マシンガン。ゼク・アインと同系の物。
- シールド・ブースター
- 腕部に携行されるシールド・ブースター。ヘイズルと同型の物ににビーム撹乱幕ミサイル・ポッドを外装している。
- 4連装機銃
- 右ギガンティック・アームに装備されている機銃。Iフィールド内での使用を想定した実体弾火器。
- ヒート・ブレード
- 右ギガンティック・アームに装備されている加熱式の実体剣。アーム自体がフレキシブルに可動し、長いリーチを活かした格闘戦が可能。
- 3連ビーム砲
- 左ギガンティック・アームに装備されている拳状のビーム砲。砲口からは大型ビーム・サーベルの発振が可能。また、ウインチ・ユニットによる射出も可能。主にIフィールドの範囲外に出しての使用を想定している。
- ハイ・メガ粒子砲
- 左ギガンティック・アームに装備されている大出力メガ粒子砲。
- ウェポン・コンテナ
- 両肩部に装備されているウェポン・コンテナ。右肩部には大量の実体弾兵装と短時間の重力下飛行を可能とする高出力推進器、左肩部にはTR型ジェネレーターと大型Iフィールド発生器を搭載している。
対決・名場面
関連機体
- ガンダムTR-S[ヘイズル・フレア]
- 素体。
- ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]ギガンティック・アーム・ユニット装備 / ギャプランTR-5[フライルー]ギガンティック・アーム・ユニット装備
- ギガンティック形態の運用試験機。
- ガンダムTR-S[ラブカストル]
- 本機と共に連携運用されるMA。
- ガンダム[スコル]
- 同時期にティターンズで開発されたMA護衛用ガンダムタイプMS。グリプス戦役終盤に地球への核爆撃を敢行しようとした点など、共通項が多い。