エルフ・ブル
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エルフ・ブル | |
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外国語表記 | Elf Bull |
登場作品 | ガンダム Gのレコンギスタ |
デザイナー | 形部一平 |
スペック | |
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分類 | 試作型可変モビルスーツ |
主動力 | フォトン・バッテリー |
開発組織 | キャピタル・アーミィ |
所属 | キャピタル・アーミィ |
主なパイロット | デレンセン・サマター |
概要
キャピタル・アーミィの試作型可変モビルスーツ。カットシーの後継となる「エルフシリーズ」のプロトタイプとして開発された機体である。
この機体はサブ・フライト・システムに頼らない長距離攻撃作戦を想定した機体で、可変機構を持つ機体となっている。モビルアーマー形態になることで高速移動や大気圏内での飛行が可能となる。また、機体後部に長距離ブースターを装備することで航続距離が延長される。ただ、構造上の弱点として可変時に無防備になる欠点を有する。
武装は全身に多数のビーム砲が内蔵されており高い火力を持つ。機体には中心の炉で縮退させたビームを分散・集中できる「セントラルビームシステム」が搭載されており、ビーム砲の出力調整も可能となっている。
本機の運用データを元に不安定な機能をオミットして量産化された機体がエルフ・ブルックとなる。
登場作品と操縦者
- ガンダム Gのレコンギスタ
- 第6話に登場。パイロットはデレンセン・サマター。ベルリ達を救出するためにメガファウナを強襲し、G-セルフ (リフレクターパック装備型)と交戦。ビームを吸収するリフレクターパックに対し、ビーム砲主体のエルフ・ブルの相性は悪く苦戦するが、それでもG−セルフの援護に入ったモンテーロを圧倒した。最終的にモンテーロを救助するため反撃してきたG-セルフによって撃破されたが、決着の瞬間にお互いに戦っていた相手を知る事になる。
- 余談だが、TV版では決着と前後した一部シーンがカットされており、没になったカットは前期オープニング映像に回された[1]。そのため、本機が唐突に下半身を失うなど違和感のあるシーンとなっている。後に劇場版第二作ではオープニング映像も交えた「完全版」とも呼べる状態にリテイクされている。
装備・機能
特殊機能
武装・必殺攻撃
- バルカン砲
- 頭部に左右一対2門内蔵されている機関砲。
- ビーム砲
- 胸部に8門、肩部に14門、マニピュレーター部に10門、腕部に4門、脚部に22門の計58門内蔵されているビーム砲。「セントラルビームシステム」により任意のビーム砲から出力を調整して発射可能。ビームをネット状に展開できる他、ホーミング機能も有している。
- ビーム・サーベル
- マニピュレーター部のビーム砲はビーム・サーベルとしても使用可能。
- ビーム・ライフル
- 本機用に試作されたビーム・ライフル。「セントラルビームシステム」のビームを集中させるデバイスとしての機能を持ち、高い火力を持つ。安定性に欠けたため、量産機には標準装備としての採用は見送られている。
対決・名場面
関連機体
- エルフ・ブルック
- 本機を元に量産化された機体。