イージスガンダム
2012年12月4日 (火) 12:20時点における221.119.112.208 (トーク)による版
GAT-X303 イージスガンダム(Aegis Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
- デザイナー:シド・ミード(原案)、片桐圭一郎
- 分類:試作型可変モビルスーツ
- 装甲材質:フェイズシフト装甲
- 頭頂高:
- 全高:18.86m
- 本体重量:79.60t
- 全備重量:
- 主動力:バッテリー
- 出力:
- 推力:
- センサー有効半径:
- 開発組織:モルゲンレーテ社
- 主なパイロット:アスラン・ザラ
地球連合軍が開発したモビルスーツで、5機のG兵器の1機。X300番台の可変フレームを採用していて、モビルアーマー形態に変形できる。MA形態は巡航形態と砲撃戦形態の2種類があり、MS形態と併せ、その状況に応じた最適の形態を選択する事で高い攻撃力、汎用性を実現している。また、本機は他の4機のG兵器と連携行動を取る際の指揮官機としての側面も持ち、頭部に大型の多目的センサーユニットを搭載する等、通信・分析機能が強化されている。
蛇足となるが、本機のデザインはシド・ミード氏の「∀ガンダム」で未登場に終わったミリシャの可変MS「4-LEGS」が元になっている。その変形機構が個性的だったため、片桐圭一郎氏がガンダムタイプにデザインをリファインし、イージスにそのまま流用した。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED
- ヘリオポリスにてザフト軍のクルーゼ隊が奪取。アスラン・ザラがパイロットとなった。その後、同じく奪取したデュエルガンダム等と共にアークエンジェルやキラのストライクガンダムを窮地に立たせた。その後、オーブ近海での戦闘でストライクと交戦し、あと一歩で撃破というところまで追い詰めるも、フェイズシフトダウンを起こした為に機体を自爆させ、ストライクを撃破。本機も大破した。なお、アスランは爆発直前に脱出しており、オーブ軍に回収された。
装備・機能
特殊機能
- フェイズシフト装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
- 変形
- モビルアーマー形態に変形する。
武装・必殺攻撃
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に2門装備された近接防御機関砲。ストライクやデュエルの物と同型。
- 60mm高エネルギービームライフル
- 本機の専用ビームライフル。構成部材、デバイスはストライク等と同じだが、口径が拡大され、形状も異なっている。非使用時は右腰部にマウントされる。
- ビームサーベル
- 両腕・両脚のクローから出力する武装。固定装備なので、抜刀の動作が要らないが、通常のビームサーベルと用法が異なる。蹴りに連動して使う事も出来る。MA形態でも使用可能。
- 580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
- 本体に内蔵された大口径エネルギービーム砲。MA形態でのみ使用可能だが、初期設定ではMS形態での使用も予定されていた。
- 零距離スキュラ
- キラのストライクとの戦闘(後述)の再現。シールドを投げつけて動きを止め、MA形態に変形して敵機を拘束した後、その状態からスキュラを発射して撃破する。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティングが施された実体式シールド。他の機体とは形状が異なっている。不使用時は左腰部にマウントされる。また、トールのスカイグラスパー2号機を撃墜した際には、これを投げつけていた。
対決・名場面
- 対ストライクガンダム
- ここではニコル死亡後の一戦を指す。キラ、アスラン双方が種割れした状態で繰り広げられた壮絶な戦いであり、ストライクの斬撃でイージスの左腕部と頭部が飛び、イージスの斬撃でストライクの左腕部が吹っ飛ぶなど、原作においてもっとも見ごたえのある戦いの一つでもある。その迫力は偶然その光景を目撃した外伝キャラのロウ・ギュールを驚嘆させるほど。最終的にイージスがMA形態でストライクに組み付くことに成功したものの、エネルギーが切れたためにスキュラを撃てず、最後の手段として自爆を敢行した。この時、アスランはキラを殺したと思い込むが、ストライクのセーフティシャッターが作動し、かつPS装甲が生きていた事、そしてロウが救助に入った事によってキラも無事生存していた。
関連機体
- ロッソイージス
- レイダーガンダム
- イージスと同じX300系フレームを使用。
- リジェネレイトガンダム