リボーンズガンダム

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CB-0000G/C リボーンズガンダム(Reborns Gundam)

イノベイターイノベイド)の擬似太陽炉搭載型モビルスーツ
リボンズ・アルマークが自らの専用機として開発していた機体で、砲撃戦形態「リボーンズキャノン」に変形する可変機である。
両肘にGNドライヴ[Τ]を1基ずつ搭載しており、擬似太陽炉搭載機では初めてツインドライヴシステムが採用された。元々は白兵戦用の「1ガンダム」と砲撃戦用の「GNキャノン」と呼ばれる別々の機体として開発が進められていたのだが、リボンズがそれらを一つにまとめたリボーンズガンダム オリジンとして一旦完成され、さらにアニュー・リターナーからもたらされたツインドライヴシステムとトランザムシステムが搭載されて現在の形となった。総合的にはダブルオーライザーと同等以上の性能を獲得している。独自の操縦支援システムも搭載され、ヴェーダからのバックアップなしでも運用可能。

ちなみに、このような仕様となったのはリボンズが他のイノベイター達を信頼しておらず、自分一人で戦う事を想定した為。本来はタンク形態にも変形可能となる予定であったが、ツインドライヴシステムの搭載と同時にこの機能はオミットされた。また、本機の開発の際にはガンダムエクシアの基本データも使用されており、本機とエクシアは設計上は兄弟機であるとされる。キャノン形態もガンダムヴァーチェの基本データやジンクスIIキャノンと同系統のセンサーが使用されている。

自分の名前を機体に入れるとは、なんて絶望的なネーミングセンス…と思う人は多いが、リボンズとリボーンズの綴りが違うのに注意。視聴者から見ると何ソレ状態だが、本人的には『再生』を意味する重要な機体名なのだ。リボーンズには、再生だけでなく、新生という意味もある。つまりν…まぁ、制作者がリボンズである以上、どう言い繕っても絶望的なネーミングである事は間違いないのだが。

1stのアレハンドロの機体・アルヴァトーレが自己を体現した「何でもあり」の機体に対し、2ndのリボンズの機体もまた自己を体現した「何でもあり」の機体であった。自己満足を体現した機体では両者とも同じ歩みを辿っている。しかし、前述のように実質的な性能は非常に高く、劇中ほぼ敵無しであったダブルオーライザーにも終始優勢を保っていた。

登場作品と操縦者

機動戦士ガンダム00(2ndシーズン)
リボンズ・アルマーク自らが搭乗し、刹那・F・セイエイの駆るダブルオーライザーと交戦する。当初はキャノンモードで登場したが、戦闘中ガンダムモードへの変形を行って刹那を驚かせた。支援に駆けつけたアリオスガンダムを一蹴。刹那との戦いでも優勢を保つが、刹那の純粋種のイノベイターとしての力の前に徐々に押され始める。最後はプトレマイオス2の放った煙幕により刹那を見失った事で直撃を受けたが、自身もビームサーベルで直撃を与え相打ち、互いに戦闘を継続する事が不可能になる。その後、リボンズがダブルオーライザーの左肩のGNドライヴを回収、さらに放棄されていた0ガンダムに奪ったGNドライヴを換装し乗り換えた為、本機は放棄された。

装備・機能

特殊機能

ツインドライヴシステム
2基のGNドライヴを同調させる事で粒子生産量を2乗化させるシステム。しかし、オリジナルGNドライヴではそれぞれに個性があるため同調させて起動する条件が非常に厳しく、GNドライヴ同士の相性が悪いと起動しない上、安定性も悪いという欠点がある。
本機はアニュー・リターナーソレスタルビーイングから持ち出したデータを基に搭載されており、オリジナルGNドライヴの代用としてGNドライヴ[Τ]が使用されている。そのために同調の不安定さなどがなく安定して稼働させられる一方、オリジナルと構造が違う擬似太陽炉を使用した為ダブルオーライザーの様に量子化することはできなかった。
トランザムシステム(TRANS-AM)
元々はオリジナルのGNドライヴのブラックボックス内に組み込まれていたシステムで、機体各部のGNコンデンサー内に蓄積している高濃度圧縮粒子を全面開放する事で機体性能を通常の3倍以上に引き上げるというもの。ただし、限界時間があるうえ、使用後はしばらく性能が大幅にダウンしてしまうという短所もある。
アニュー・リターナーからもたらされた情報により、本機も擬似太陽炉でありながら使用可能となった。劇中での描写は無かったが、ガデッサガラッゾと同様にトランザムの途中解除が可能と思われる。
変形
リボーンズキャノンに変形する。前後を入れ替えて変形する機構のため、ほとんど死角がない。

武装・必殺攻撃

GNバスターライフル
大型のビームライフル。腕の擬似太陽炉と直結する事で粒子供給するシステムとなっている。キャノンモード時にも使用でき、更に強力な砲撃が可能になるが、精密射撃には向かなくなる。
大型GNビームサーベル
背部に2本装備。高出力のビーム刃を形成可能。接近戦の不得手なキャノンモード時には収納されるが、使用する事自体は可能である。
エグナーウィップ
キャノンモード時のマニピュレーターをそのまま有線式のロケットアンカーとして使用する。指先からもワイヤーを射出するようになっている。敵機を拘束するほか、高圧電流を流す事も可能。また、GNフィールドを展開されても突破する事が出来る。
GNフィンファング
背部に大型の物を4基、腰部とGNシールドに小型の物を4基ずつの計12基を装備。本体から分離して敵機を攻撃する無線式の誘導兵器である。大型の物はキャノンモード時の主砲となる。小型の物はビームサーベルを形成可能な他、シールドに装着したままで小型ビーム砲としても使えるようになっている。
名称からも分かるとおり、νガンダムのフィン・ファンネルのオマージュであり、設置されている位置などイメージはHi-νガンダムに近い。というか、蒼月氏も「フィンファング!」と叫びたかったらしく、本機やリボンズが参戦しているゲームでは実際に叫んでくれる。
GNシールド
Eカーボン製の実体盾。表面にはGN粒子を定着させており、ビーム・実弾を問わず防御可能。

対決・名場面

リボーンズガンダム初登場
トライアルフィールドを発動中のセラフィムガンダムに1発のビームが着弾し、機体が破壊される。驚いた刹那がそのビームの発射された方を振り向くと、そこにいたのは1機の赤いモビルスーツであった。
初登場時はリボーンズキャノンの姿であった為、多くの視聴者から「ガンキャノンもどき」だの「ダサい」だのと驚愕と白い目で見られていたが、変形したガンダム形態によってイメージが一変。多くのファンを獲得した。どうせガンダムに変形するんだろ、と予想したファンも多かったが(登場シーンをよく見ると後頭部からV字アンテナらしき物が生えているのが分かる)。
ダブルオーライザー
キャノンモードによる砲撃戦でダブルオーを近寄らせず、相手が接近戦の間合いに入ったところにビームサーベルではじき返す。そして、刹那が驚愕するなか「リボーンズガンダム」へと変形し、斬りかかる。その後、刹那が純粋種のイノベイターとしての力を発揮しだし、それによってお互い決め手がないまま、互いに「トランザムシステム」を起動。リボンズはフィンファングを使用してダブルオーを追い詰めるが、ダブルオーも量子化して対抗。相討ちとなるが、ダブルオーを戦闘不能状態に追い込み、GNドライヴの一基を奪取する事に成功する。

関連機体

リボーンズガンダム オリジン
1ガンダム
GNキャノン
ガンダムエクシア
ガンダムヴァーチェ
ジンクスIIキャノン
ダブルオーガンダム
ガンダム
リボーンズガンダムの元ネタ。
ガンキャノン
リボーンズキャノンの元ネタ。
νガンダム
GNフィンファングはこの機体のフィン・ファンネルが元ネタ。

商品情報

話題まとめ

資料リンク

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