クシャトリヤ・リペアード
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NZ-666 クシャトリヤ・リペアード (Kshatriya Repaired)
- 登場作品:機動戦士ガンダムUC(アニメ版)
- デザイナー:カトキハジメ
- 分類:ニュータイプ専用試作型モビルスーツ
- 装甲材質:ガンダリウム合金
- 全高:22.3m
- 本体重量:29.7t
- 全備重量:74.02t
- 主動力:熱核融合炉
- ジェネレーター出力:不明
- スラスター総推力:不明
- センサー有効半径:不明
- 開発組織:ネオ・ジオン軍(袖付き)、ネェル・アーガマ整備クルー
- 主なパイロット:マリーダ・クルス
ネェル・アーガマに所属する試作型モビルスーツ。クシャトリヤ・ベッセルングが更なる改修を受けた状態であり、ジョナ・ギブニーを始めとするネェル・アーガマのクルーからのサポートも受けて完成させた。
サイドバインダー2基の欠損による機動力の低下を補うべく、機体後部にはクラーケ・ズール用の大型プロペラント・ブースターが装着されている。図らずもバインダー数の減少に伴って機体が軽量化されると共に推力重量比も高まった事もあり、結果として本機の機動力向上に一役買っている。
フレームだけとなっていた左側のバインダーも元に戻され、剥き出しになっていたカメラユニットやコクピットブロックには新たな装甲材として地球連邦軍MSの予備パーツが加工された上で取り付けられた。また右脚や左腕には武装を追加した事で、以前よりも攻撃手段が増加している。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムUC(アニメ版)
- パイロットはマリーダ・クルス。
フルアーマー・ユニコーンガンダムに攻撃してくるリディ・マーセナスのバンシィ・ノルンを抑えるべく出撃・交戦し、その右脚を破壊するが、錯乱したリディのビーム・マグナムによる一撃を受けて撃破された。
装備・機能
特殊機能
- サイコフレーム
- フレームの構造材に金属粒子レベルの大きさのサイコ・チップを封じ込めたもの。これによってサイコミュの小型化が可能になった。
- サブ・アーム
- 「隠し腕」とも呼ばれる。サイドバインダー内に1基ずつ、計2基装備。
- Iフィールド・ジェネレーター
- サイドバインダーに内蔵されている対ビームバリア発生装置。
武装・必殺攻撃
- メガ粒子砲
- 収束、拡散の2種類のビームを放つ事ができる武装。
バインダーに各2門、胸部に4門の計8門を内蔵しているが、後者は右上と左下がユニコーンガンダムの攻撃で破損している為、カバーが被せられている。 - マシンキャノン
- 胸部メガ粒子砲のすぐ傍に内蔵されている2門の実弾兵器。主に牽制などに使用される。
- ビームサーベル
- 右腕に1本マウントされている。
- ビームガン
- 腕部にビームサーベルをマウントした状態で使用可能となる。
- 小型ビームサーベル
- サブ・アームに1基ずつ内蔵している。
- ハイパービームジャベリン
- ユニコーンガンダムのオプション武器として開発されていた槍型の接近戦用ビーム兵器。増加サイコフレーム兵装「アームド・アーマー」のプロトタイプとなった武器で、ビームの発生装置にはサイコフレームが使われている。
先端部からは槍と斧のような高出力のビーム刃を展開可能で、それぞれ刺突と斬撃に特化されている。長い柄は折り畳む事ができ、槍型のビーム発生装置は外せる仕組みである。
ネェル・アーガマの格納庫に保管されていた物を失われた左腕の代わりとして直に接合している。 - ビームガトリングガン
- クシャトリヤのオプション装備として開発された武装で、右脚の仮設フレームに1門内蔵されている。ファンネルやメガ粒子砲といったパイロットや機体に大きな負担がかかり、限定的な使い方しか出来ない武装を補助するために用意された。ヤクト・ドーガのメガ・ガトリングガンをベースに安定性をメインとした改良が加えられており、U.C.0096時の標準的な携行式ビーム兵器と同等の威力のビーム弾を高速で連射するようになっている。
- 改造ファンネル
- サイコミュを介したパイロットの感応波で操作する無線式の誘導兵器。サイドバインダーに各6基ずつ、計12基を格納している。
ファンネルを現地改修した武装で、その先端部に小型シュツルム・ファウストの弾頭を加工した上で接合させており、これはガランシェール隊のトムラが提案したとされる。
ビームの発射は不可能になった為、ファンネルそのものを対象にぶつける事で攻撃するようになっている。 - 3連装シュツルム・ファウスト
- 携行式の実弾兵器。ギラ・ズール用の物を3連装に現地改修している。
対決・名場面
関連機体
- クシャトリヤ・ベッセルング
- 改修前の姿。
- クシャトリヤ
- 原型機。