ギャンシュトローム
2024年5月2日 (木) 23:35時点におけるKeiten1201 (トーク | 投稿記録)による版
ギャンシュトローム | |
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外国語表記 | GYAN Strom |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM |
デザイナー | 大河原邦男 |
スペック | |
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分類 | 試作型モビルスーツ |
生産形態 | 試験運用機 |
型式番号 | ZGMF-2027/A |
全高 | 20.00m |
全備重量 | 84.30t (ボレロS装備時) |
主動力 | バッテリー |
開発組織 | ザフト |
所属 |
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所属部隊 |
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母艦 | ミレニアム |
主なパイロット |
概要[編集 | ソースを編集]
グフイグナイテッドの後継機として開発されたモビルスーツ。コンパスで試験運用され、運用の結果次第では将来的にザフトで使用する事も視野に入れられている。
グフイグナイテッドはコストの関係でザク系ほどの量産が難しかったが、本機では量産に耐えられるよう、ゲルググメナースとパーツを兼用するなどの工夫がなされている。また、ゲルググメナースと同様にバックパック換装機構を持ち、ボレロSとボレロAを運用環境に応じて使い分ける。
新設計のシールドにはビームサーベルが内蔵され、武器として使用することが出来る他、グフイグナイテッドで特徴的だったスレイヤーウィップも引き続き装備する。
カラーバリエーション [編集 | ソースを編集]
- アグネス機
- 白を基調としたカラーリングのアグネス・ギーベンラートの専用機。目元とシールドに施されたルビーピンクのカラーリングが特徴。
イザーク専用グフイグナイテッドに近い色合いだが、これは福田監督曰く「元々はイザークの機体」との事[1]。 - ヒルダ機
- ハーケン隊隊長であるヒルダ・ハーケンの搭乗機。一般のグフイグナイテッドに近いカラーリングで、こちらが量産機のカラーリングとなる。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- 初登場作品。試験運用を目的にアグネス機とヒルダ機の各1機がミレニアムに配備された。ヒルダ機はファウンデーション王国との戦闘で被弾し中破したが、アグネス機は戦闘中にパイロット共々ファウンデーションへ降った。その後、宇宙でインパルスガンダムSpecIIと交戦し、撃破されたがアグネスは生存している。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
特殊機能[編集 | ソースを編集]
- ウィザードシステム
- ザクウォーリアに搭載されていた換装システム。グフイグナイテッドの後継機であるギャンシュトロームにも採用され、主に専用バックパック「ボレロ」を運用環境に応じて換装する。
- ボレロA
- 大気圏内用バックパック。揚力などの空力特性を考慮した構造を採用し、飛行速度を重視してエンジンを複数搭載する。
- ボレロS
- 宇宙用バックパック。宇宙用推進剤タンクと強化された冷却機構を装備する。
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
ギャンシュトローム本体側 [編集 | ソースを編集]
- MMI-M635D ビームライフル
- ギャンシュトロームの主兵装。ゲルググメナースとの共通装備。非使用時は右腰にマウントが可能。
- MA-GFD230 フェロセカーレ ビームサーベル
- 通常より長い柄が使用されているビームサーベル。非使用時は左腰にマウントされる。
- MA-MR ファルクスG7 ビームアックス
- スラッシュウィザードの標準装備であった大型ビームアックス。非使用時には柄を短縮化し、折り畳まれて腰背部にマウントされる。
- MMI-T81B トリデンティ 3銃身回転ビーム機銃
- 胸部に格納されている3砲身の小型ビーム砲。使用時に胸部カバーが展開し、銃身がせり出す。
- MA-M767E スレイヤーウィップ
- 左右両手首に装備された超弾性鋼を主として作られた鞭。グフイグナイテッドに装備されていた物と同系統の装備を引き続き採用している。
- MMI-KX8E4 自航防盾
- ギャンシュトローム用に新設計されたシールド。シールドの縁の部分にビームサーベルを内蔵し、それを回転させて武器として使用する事が出来る。
ボレロ側 [編集 | ソースを編集]
- M71 ペレグリヌス 6連装近距離誘導弾発射筒
- ボレロの両翼上部に装備されているミサイルランチャー。ボレロA、ボレロS共通の装備。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
関連機体[編集 | ソースを編集]
技術的関与のある機体[編集 | ソースを編集]
- グフイグナイテッド
- 前身機。専用の四肢換装システムを搭載していたこちらとは違い、ギャンシュトロームではウィザードシステムを採用している。
- ゲルググメナース
- 同時期に開発されたザクウォーリアの後継機。ボレロなど一部パーツや武装も兼用する。
- スラッシュザクウォーリア / スラッシュザクファントム
- ファルクスG7などの装備を転用しており、胸部にビームガトリングを内蔵するなど、ギャンシュトローム自体にスラッシュウィザードの特性が見て取れる。
その他 [編集 | ソースを編集]
- ギャン
- 本機のオマージュ元。シールドとサーベルのカラーリングはアグネス機、機体本体のカラーリングはヒルダ機がオリジナルのそれに近い。ギャンがゲルググのライフルを使用するという点では『ビルドファイターズ』のサザキ機とも共通している。
- RFギャン
- 本機と同じく腕部にヒートロッドを装備したギャン系統の機体。
余談[編集 | ソースを編集]
- アグネス機は白とライトグレーを基調とするカラーリングだが、玩具やガンプラでは設定画とは違い、胴体と脚部のライトグレーが青色に成形されている。そのため設定画よりもギャンに近い配色となっている。