パッツィ・アンゲリカ

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦軍第13実験戦団のチームBにフリーランスで所属している女性パイロット。同部隊ではガンダムF90 2号機のテストパイロットを務める。

第二次ネオ・ジオン抗争において天涯孤独の身となり、特異な才能を認められユーリー・ミノフスキー計画に参加。同計画で息子リヴを出産。その後、研究施設が襲撃された際、襲撃者の一人があえて彼女を見逃したことで生還。以降、フリーランスのМSパイロットとして活動するようになった。

F90の運用試験に介入するオイエル・ランデッガーの企て幾度も退けるが、彼との直接対決の中で爆炎の中に消え、生死不明となる。しかし、彼女は重傷を負いながらも生還し、アナハイム・エレクトロニクス社のエージェント「アルゲントゥム」として活動していた。

機動戦士ガンダムF90FF: 初登場作品。第1話から登場し、Eタイプなどのミッションパックの運用試験に携わる中でランデッガー重工によって度重なる介入を受けることになる。チームBの最後の試験でGBGとティグリス2機と交戦。リヴの助けもあって一度は窮地を乗り切り勝利するも、戦闘中行方不明となり、その出来事はリヴの心に大きな傷を残すが、その後アナハイムのエージェントとして裏からリヴを支えることになった。

「…違うわそもそも」 「あなたがMSに乗れることが問題なのに……！」: 第8話。無断でF90に乗って外に出たリヴに対して。後の展開を考えると息子が騒動に巻き込まれてしまうと考えたのだろう。; また、後にディル(リヴ)が「テレビは偏った情報が流れるから見るな」と言われていたことを語るが、これは自分の知らないところで情報を入手し、外の世界に興味を持って飛び出して騒動に巻き込まれることを危惧していたこともあるのだろう。
リヴ… このデータはあなたが真実を知るべき時の為にギデオンに預けておいたデータよ …まずはごめんなさいあなたに生まれながらにして大きな運命を背負わせてしまったことに …またそれを今まで言い出せなかったことに 謝っても謝りきれない… けどその上で聞いてほしいのあなたと私の真実の物語を―――― (中略) 願わくばあなたに英雄でもなくいい子でもなくあなたのなりたい者になれる未来を 愛しているわリヴ 私の―― 「天使アンゲリカ――…」: 第40話。ギデオンに預けていたホロディスクのメッセージ。最後の一言は自室にいるパッツィ本人と重なる形になっており、彼女は涙していた。

ガンダムF90 2号機 (ロールアウトカラー)

主な搭乗機。