GBG
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GBG (Gleam Black Gun) [編集 | ソースを編集]
一年戦争から三十年以上続く傭兵組織。「煌めく黒い銃」の名の通り、黒いカラーリングで塗装されたジム系機体を運用する。
宇宙世紀0100年のジオン共和国の解体以降、地球圏では大規模な戦争行為は消滅したものの、小規模な地域紛争や武力衝突は絶えることはなかった。特に地球上の不法居住者同士の争乱には連邦政府が介入の意思をさほど有しておらず、メガ・コーポレーションや犯罪組織、公社の息がかかった傭兵や私設軍隊が主要なファクターとなっており、GBGもまたそのような組織の一つである。
GBGは一年戦争以前から地球に住む不法居住者の集まりで、メンバーはいずれも連邦の戸籍を持たないが、連邦軍には不可能な仕事を請け負うことで地球に住むことを黙認されて来たという経緯を持ち、グリプス戦役や第一次ネオ・ジオン抗争ではカラバに雇われ、それ以降は企業やマフィアに雇われる形で低強度紛争を戦い抜いて来た。
運用するモビルスーツはジムIIIなどジム系の機体で統一されているが、宇宙世紀0110年代には装甲、アビオニクス、ジェネレーター、スラスターをジェガンJ型クラスの部材に換装し、オールズモビルとは別アプローチで第五世代МSとしての改修が行われている。改修にはニューホンコンと大陸の技術者の存在があったと言われ、これら旧式機を改修した「安価な紛争用МS」の需要は、「超高性能小型МS」とは別に厳然として存在し続けていた。
登場作品 [編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダムF90FF
- 初登場作品。宇宙世紀0112年、ランデッガー重工に雇われる形で第13実験戦団チームBを強襲。部隊に損害を与えつつ、ガンダムF90がティグリスと決闘を行うお膳立てを行った。戦闘後、ハルファイターのコクピットから放り出されたリヴ・アンゲリカを救出し、拠点へ帰還。リヴを部隊の戦士として迎え入れ、低強度紛争を戦い続けたが、宇宙世紀0114年、アナハイム・エレクトロニクス社の依頼でレガシィからMSA-120を奪還する任務を帯びる中、ティグリスII部隊の攻撃を受け壊滅。生き残ったリヴは戦闘を確認したバーナムによって救助された。
構成員 [編集 | ソースを編集]
- クラベ・ヴィカラ
- GBGのリーダー。戦士(バートゥル)として理由もなく人を殺さないことを心情としている。
- マトリカ・ヴィカラ
- クラベの娘。ニュータイプとしての素質を持ち、ジムIIIエウリュアレに搭乗。
- リヴ・アンゲリカ(ディル・ライダー)
- クラベが戦闘後に助けた少年。4年間GBGの一員として低強度紛争を戦い抜くが、組織が壊滅した際に一人生き延びる。