ゴップ

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ゴップ
外国語表記 Gopp
登場作品
声優
  • 永井一郎(TV版)
  • 細井重之(劇場版II)
  • 石森達幸(特別版)
  • 楠見尚己(THE ORIGIN)
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    プロフィール
    種族 人間 (アースノイド)
    性別
    職業
    • ジャブロー計画推進司令本部計画担当部長(THE ORIGIN)
    • 連邦議会議長(ジョニー・ライデンの帰還)
    所属 地球連邦軍
    階級 大将
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    概要[編集 | ソースを編集]

    地球連邦軍参謀本部に所属する提督。旧世紀から続く名家の出身であり、家名を冠した自然公園の管理も行っている。

    戦時中は最前線で指揮を執るレビルとは異なり軍政面を担い、前線ではなく後方で軍の運営資金の捻出や物資の確保などを行い、一年戦争における連邦の勝利に貢献した。一方で、最前線に立たず常にジャブローに籠もっていた姿勢から、一部将兵からは「ジャブローのモグラ」と揶揄されていた[1]

    ジオンの追跡によってジャブローの入り口を露見させてしまったホワイトベースを「厄介者」と断じる一方で、その戦力を高く評価し、事実上の陽動部隊である「第13独立部隊」としての任を与えつつ様々な便宜を図っている。

    自らを人類に寄生する「寄生虫」である事を自覚しており、自身に豊かな生涯を与えてきた人類に対して恩義を感じ、寄生虫の宿主である人類の窮地に対してはその立場や地位を超えて存続を追求するべきという独自の思想を持つ。

    一年戦争後は度重なる戦乱の中でティターンズエゥーゴといった派閥が隆興、崩壊する中で中立を保ち続けた結果、自身の派閥を議会の最大勢力へと育て上げ、0090年に連邦議会議長となる。

    登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

    機動戦士ガンダム
    初出作品。劇中では官僚主義的な人物として描かれている一方で、ミライ・ヤシマの父親との付き合いも示唆されていた。ホワイトベース隊を第13独立部隊として再編し、陽動任務を与えた結果、この作戦は成功しジャブローから発進した主力艦隊は宇宙への進出を果たす事になった。
    機動戦士ガンダム ギレンの野望シリーズ
    『1st』での官僚主義的な部分がクローズアップされており、能力値が壊滅的に低い、所謂無能キャラクターとして実装されている。これを逆手に取り、オデッサでの核ミサイル発射イベントにおいてゴップを乗せた低コスト機体を単機で突っ込ませて自軍の被害をゴップだけで抑えるという戦法も誕生した。
    機動戦士ガンダム THE ORIGIN
    ジャブロー計画推進司令本部の計画担当部長として登場。ジャブロー建設を指揮しつつジオンのモビルスーツ開発に対抗するべくテム・レイに開発を一任するなど、連邦のMS開発に大きく貢献している。星一号作戦時には元帥に昇格し、レビル亡き後にワッケインを作戦司令官に任命した。
    機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
    一年戦争後にヤシマグループのバックアップを受け政界へ転身。かつての部下である首相補佐官オクスナー・クリフを後押ししつつ、一年戦争の遺産の1つであるキマイラ隊の要、ミナレットの破壊を狙った。ミナレットの一件が片付いた後、オクスナーに連邦政府大統領となるよう促し、自らはFSSの代表理事に就任した。一年戦争時は財政面で兵站を支えたことがクローズアップされており、ヴァースキが「部隊が飢えることが無かった」と当時を回想してその手腕を評価している。
    機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
    オデッサ作戦参加のために艦隊を率いてジャブローから大西洋を渡り、その途中でマ・クベからのテレビ会談で進軍を中止するよう脅迫を受けるが、ゴップはそれを無視して艦隊を進め、その後近傍を通りがかったアレグランサ島からの弾道ミサイル発射とミサイル自爆を目の当たりにしている。

    人間関係[編集 | ソースを編集]

    レビル
    前線で戦う彼と比較される事が多いが、得意分野が異なるだけで共に連邦軍の勝利に貢献した。
    ミライ・ヤシマ
    父親と古い付き合いであり、彼女が結婚する際は仲人を買って出ている。
    オクスナー・クリフ
    かつての部下。彼が次期首相となる事を見越して後援するが、水面下ではミナレットを巡り敵対。
    イングリッド0
    養女。元キマイラ隊の一員で、部隊が連邦に拿捕された際にコールドスリープしていた為、ゴップの下へ預けられた。
    ヤザン・ゲーブル
    第一次ネオ・ジオン抗争後、ヴァースキ・バジャックとして軍に復籍した彼を自身の傘下として抱き込む。

    リンク[編集 | ソースを編集]

    脚注[編集 | ソースを編集]

    1. ただし、参謀本部が前線に出ないのは、組織運営として当然の事である