ファンネル
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ファンネル(Funnel)
『機動戦士Ζガンダム』が初出のオールレンジ攻撃兵器。
一年戦争時にエルメスで運用されたサイコミュ兵器であるビットを、戦後アクシズがエネルギーCAPを用いて小型化した物。グリプス戦役でキュベレイの主兵装として搭載され、形状が漏斗に似ている事から「ファンネル・ビット」と呼ばれるようになった。以降、宇宙世紀におけるオールレンジ攻撃兵器の一般名称としてファンネルが用いられるようになったが、中には漏斗の形状をしていない物も多い。
ファンネル自体にジェネレーターを有していない為、使用後はMS本体に戻ってエネルギーチャージとプロペラントの補給を行う必要がある。一方、ジェネレーターを廃した事でコストダウンを実現し、量産に適した兵器となった。
ファンネルは時代と共に進化・多様化しており、多機能・長時間稼働の為にジェネレーターを搭載したフィン・ファンネルや、ファンネルそのものをミサイルとしたファンネル・ミサイルが開発されている。
ファンネルは宇宙空間での運用を想定して開発されており、1G重力下ではその運用に極度な制限がかかる。特に飛行に関しては、ファンネルを滞空させるだけでもプロペラントの消費が激しくなる為、長時間の運用を行う事が出来ない。加えて、パイロットも気流や慣性に逆らう為の複雑な機動に集中力を割く必要がある。ただし、ファンネルを自機の超至近距離に展開すれば推進剤が枯渇するまでの短時間であれば攻防が可能となる[1]。
また、コントロールには感応波が必要となる為、使用出来るのはニュータイプ及び強化人間に限られるのはビットと同様となる。