ブラウカラミティ

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ブラウカラミティ
外国語表記 Blau Calamity
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
デザイナー
  • セイラマスオ(ガンプラ作例)
  • 町田能彦 (イラスト)
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スペック
分類 支援用試作型モビルスーツ
生産形態 ワンオフ機
型式番号 GAT-X131B
全高 18.26m
本体重量 162.96t
主動力 バッテリー
装甲材質 トランスフェイズ装甲
開発組織 アクタイオン・インダストリー社
所属 アクタイオン・インダストリー社
主なパイロット 無人 (80)
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概要[編集 | ソースを編集]

アクタイオン・プロジェクト」に基づいて再製造されたカラミティガンダムを改良した機体。名称の「ブラウ」はドイツ語で「青」を意味する。

ヴァレリオ・ヴァレリを開発主任として発足した後期GAT-Xシリーズの強化改造プランの第1号機で、砲撃戦に特化したカラミティの特性をさらに強化するコンセプトで開発されている。武装はほぼ全てが倍化されており、機体正面の水平以上にのみしか発射できないという制限があるものの、新型パワーエクステンダーの恩恵により単体のモビルスーツとしては過剰すぎるほどの攻撃力を獲得するに至っている。

多数の火器により火力が強化された反面、機体重量も実質的にほぼ倍となっており、初期の機動性は皆無に等しい状態であった。この問題はヴァレリオ以外のプロジェクトメンバーが当初より危惧していたことだが、フロントスカートのスラスターを強化し、脚部にスラスターに切り替え可能なホバーユニットを設置することで、必要最低限の機動性の確保に成功している。接近戦が不得手なのは相変わらずだが、この点は戦闘用AI「80」が操縦し、三位一体のトリオシステムによってロートフォビドゥンゲルプレイダーと高度な連携行動をすることで補っている。

なおプロジェクトで開発された機体の1号機であるが、元々高級機であるカラミティを再生産した上に、追加武装に潤沢な予算をかけたこともあり、プロジェクトの予算の約半分を食い潰してしまった。このためオリジナルの再生機はカラミティのみで、残る2機は量産モデルをベースに開発することを余儀なくされている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
初出作品。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

特殊機能[編集 | ソースを編集]

トランスフェイズ装甲
フェイズシフト装甲の改良型。バイタルパート周辺部の通常装甲の内側にフェイズシフト装甲を備え、着弾時にのみ相転移するようになっている。これによってエネルギー消費を大幅に抑える事に成功している。表面は通常装甲のためフェイズシフトダウンが敵に露呈することも防いでいる。
トリオシステム
DIアダガに搭載されていたバディシステムを模倣した機能。ロートフォビドゥンゲルプレイダーとの高度な連携行動を可能としている。
80
8に開発させた機動兵器用のAI。本機の操縦の全てを担当するためパイロットの搭乗を必要としない。

武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]

125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲「シュラーク」
背部に4門装備されている大口径ビーム砲。カラミティの物を倍化させている。
580mm複列位相エネルギー砲「スキュラ」
胸部に縦列2門内蔵されている大口径エネルギービーム砲。これも倍化させている。
115mm2連装衝角砲「ケーファー・ツヴァイ」
両肩部に2基装備されている複合武装。カラミティの物と同名の、対ビームシールドと2連装ビーム砲を一体化させた攻盾システムだが、装備位置の変更に伴い形状は変更され若干小型化されている。
コンバインドシールド
両腕部に装備されている複合武装。対ビームシールドと30mm径6銃身ガトリング砲で構成された武装で、I.W.S.P.の物を小改造し、ビームブーメランを含めた上部が排除されている。カラミティのトーデスブロックに替わって追加された武装で、継続攻撃能力が高められている。また両腕に装備することで重心問題も解決している。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

関連機体[編集 | ソースを編集]

カラミティガンダム (再製造機)
ベース機。

リンク[編集 | ソースを編集]