ポイント・カサレリア

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ポイント・カサレリア(Point Casareria)

機動戦士Vガンダム』に登場する集落。地理的には、チェコスロバキアのプラハ近郊にあたる。

地球連邦政府から認められていない不法居住者たちが、深い森の中で寄り集まって形成された集落。「カサレリア」とはポリネシア(南太平洋)語で「こんにちは、さようなら、ありがとう、ようこそ」等の挨拶を意味する言葉で、住人たちが勝手に付けたものである。

住人たちはほぼ自給自足の生活を送っているが、一部の生活必需品は近郊にあるウーイッグで食料等を換金して入手するのが常とされている。また、移動手段として民間に普及しているワッパが重宝されている。

ウッソ・エヴィンシャクティ・カリンらが居住していた集落であり、リガ・ミリティアカミオン隊)とベスパの戦闘に巻き込まれ、この地から離れることになったが、戦争の終結後はリガ・ミリティアの仲間たちと共にこの地へ戻った。

登場作品

機動戦士Vガンダム
初出作品。ウーイッグと共に序盤の舞台として登場。その後、各地を転戦したウッソ達が第39話で一時帰郷し、マチス・ワーカーと交戦する事になった。マチスとの戦闘後はザンネックの砲撃に晒されたラゲーン基地ベスパ軍人の家族を迎え入れ、戦争終結後はウッソたちもカサレリアへと帰郷した。

居住者

居住者 

ウッソ・エヴィン
シャクティと共に居住。
シャクティ・カリン
ウッソと共に居住。
ハロ / フランダース
ウッソのペットロボとシャクティのペット。

移住者 

マーベット・フィンガーハット
リガ・ミリティアのメンバー。ザンスカール戦争後に移住。
ウォレン・トレイス / カルルマン・ドゥカートゥス
カミオン隊と共に行動していた戦災孤児達。戦後に移住。
トマーシュ・マサリク / カレル・マサリク / エリシャ・クランスキー / マルチナ・クランスキー
太陽発電衛星ハイランドの住人。リガ・ミリティアへの参加後、戦後に移住。
レーナ・ワーカー / 愛娘2人
マチス・ワーカーの妻子。ラゲーン基地から焼け出された後、カサレリアへ移住。

地形・施設

周囲が森林で囲まれた半楕円の切り立った崖。崖下が主な居住区となっており、居住者達が住む小屋がいくつかある。
小屋
居住者達が住む木造の小屋。小屋の脇で羊を飼育しており、小屋前には畑が広がっている。ガレージが設けられている小屋もあり、中にワッパやパラグライダーなどが置かれている。
一度カサレリアに戻ってきたウッソ達がシュラク隊マチス・ワーカーら戦死者を弔うため、居住区の一角に作った簡素なお墓。戦後はオデロの墓も新たに作られている。
カサレリアを流れる川。パラグライダー中のウッソがシャッコーに接触してしまった際、コックピットのクロノクルと乱闘している最中に着水。クロノクルが機外へ流されたため、偶然機体を奪取する形となった。
カサレリアから山を挟んだ位置にある湖。管理小屋と思わしき木造小屋の他、近くにはワッパがいくつか置かれている小屋がある。ホワイトアークが訪れた際には停泊のためここに着水している。

関連用語

ウーイッグ
カサレリアの近隣に存在する都市。連邦政府によって地球居住が認められた特別区。

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