ハイネ専用グフイグナイテッド
ZGMF-X2000 ハイネ専用グフイグナイテッド(Heine's Gouf Ignited)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- デザイナー:大河原邦男
- 分類:試作型モビルスーツ
- 装甲材質:不明
- 頭頂高:
- 全高:
- 本体重量:
- 全備重量:
- 主動力:バッテリー
- 出力:
- 推力:
- センサー有効半径:
- 開発組織:ザフト軍
- 主なパイロット:ハイネ・ヴェステンフルス
ザフト軍が開発した試作型モビルスーツ。ハイネ・ヴェステンフルスの専用機であり、パーソナルカラーはオレンジ。本機はエースパイロットに優先的に配備されたグフイグナイテッドの試作機で、型式番号にそれを示す「X」がつけられている。量産機との基本的な仕様の差はない。
登場作品と操縦者
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- パイロットはハイネ・ヴェステンフルス。地球連合軍から解放された都市ディオキアにおいて、ミネルバへと配備された。ダーダネルス海峡での戦闘ではウィンダムやムラサメを多数撃破し、ステラ・ルーシェのガイアガンダムを苦しめたが、戦闘に介入してきたキラ・ヤマトのフリーダムガンダムに右腕を切断され、なおもフリーダムに対峙しようとした際に背後からガイアに胴体を両断され、爆散した。
- SEED DESTINY (高山瑞穂漫画版)
- パイロットは同じくハイネ・ヴェステンフルス。撃墜されるまでの流れは概ねTV版と同様だが、フリーダムの介入で武装を失って窮地に陥ったシンのインパルスをガイアの攻撃からかばう展開となっている。ハイネも自機の全武装を失っており、自身を盾とする苦肉の策でシンを救った。しかし激戦であったこともあり機体は限界寸前のところにコクピット付近に直撃を受けてしまったことで大破・爆散してしまう。
- 「ヴェステンフルス隊長!」「ふっ……だーかーらーハイネだって…」は、最後の最期まで彼らしさを貫いた散りざまとして語り継がれており、後に彼を悼んで機体の左肩をパーソナルカラーのオレンジに染めるパイロットが続出したのだという。
装備・機能
特殊機能
- 換装
- 四肢を換装可能。
武装・必殺攻撃
- MMI-558 テンペスト ビームソード
- 大型ビーム発生デバイスから高出力ビーム刃を発生させる斬撃兵装。対艦刀と同型の兵器だが、両刃のビーム刃や片手で扱えるサイズなど、対MS用に特化した仕様となっている。伸縮機構で携帯性にも優れる。
- MA-M757 スレイヤーウィップ
- 両腕部に内蔵された格闘戦用の鞭。超弾性鋼で出来ているために柔軟性に富み、叩きつける以外にも敵機の一部や武器を絡めとるなどの使い方も可能。高周波パルスを発生させ、接触した対象物に伝達させて破壊する事もでき、その際は鞭全体が赤く発色する。
- M181SE ドラウプニル 4連装ビームガン
- 両前腕部に内蔵された4連装ビーム砲。小型なので射程距離は短いが、速射性能に極めて優れ、近接戦闘ではビームライフル以上の有効性がある。固定火器なので、他の武装を携行したまま使用可能。
- 対ビームシールド
- 対ビームコーティング仕様の専用シールド。表面に打突用衝角を備える他、テンペストの鞘にもなっている。
対決・名場面
- 対ガイアガンダム
- ダーダネルス海峡での戦闘。ハイネはスレイヤーウィップで先手を撃ち、ガイアのビームライフルを破壊。格闘戦でもステラ搭乗のガイアと対等以上に戦い、近接戦主体のグフの性能を示した。だが、フリーダムの乱入でガイアともどもダメージを受け、戦闘は一度中断。その後、フリーダムとセイバーの様子を見るべく近づいた際、武装の一部が生きていたガイアによって中心部から真っ二つにされてしまう。
- 対フリーダムガンダム
- ダーダネルス海峡での戦闘を制止すべく、戦闘中の全てのMSの戦闘力を奪って回るフリーダム。これに対してハイネ機はドラウプニルで応戦するが、高い機動力をフルに活かしたフリーダムはこれを全て回避、逆にドラウプニルのある右腕を破壊されてしまう。